Art Focus @ Tokyo
アートライター ヒロさんがご紹介!
東京ステーションギャラリーで開催中の
「駅の美術館で楽しむ十日間」を紹介します。
(1)美術館を解放
東京ステーションギャラリーは、駅舎の中にある美術館です。
東京駅はレンガ造りの外観で知られていますが
展示室内にもレンガがむき出しになった壁面があります。
同じ作品でもホワイトキューブの空間に展示されるのとはかなり違って見えます。
つまりキュレーターにとって難しい展示室なのですが
作品と壁面が呼応して魅力を発揮する展覧会が過去に何度もありました。
今回の「オープン・ウィーク」は
美術作品を展示せずに空間そのものを見てもらい
その空間で楽しめることをやってみよう、
という十日間限定の企画です。
(2)展示室で演劇公演
会期中の土・日・祝日には
劇団 江戸間十畳(えどまじゅうじょう)による演劇公演があります。
http://www.edo-ju.com/
劇作家・岸田國士による、駅舎創建と同時代につくられた2つの戯曲を観賞できます。
「紙風船」 11時、14時
「命を弄ぶ男ふたり」 13時、15時、16時、17時
各回約40分 定員60名(各回入替制 自由席)
※入館券は1回分の公演鑑賞券
(3)ワークショップいろいろ(事前の申し込みがなくても参加できるもの)
◇会期中の平日(本日20日まで)、劇団 江戸間十畳によるワークショップを実施
講師は劇団俳優陣。演劇の基礎トレーニングをもとに
他者との距離感や意識と無意識から生まれるコミュニケーションの面白さを
見て、聞いて、体験できる・・そうです。
実施時間:11時、13時、14時、15時、16時、17時
各回約40分 定員20名(当日先着順)
◇駅舎が飛び出すカード ※随時参加可能
ちょっと難しいけれど、完成すると心躍るペーパークラフトにどなたでも挑戦できます。
カードを開くと、なんと駅舎が90度回転して飛び出します。
◇レンガ・タッチ&トーク
毎日11時30分〜12時 定員15名 当日受付で申し込む
創建時のレンガに触れ、駅舎の歴史を読み解くツアー
◎リスナーへのメッセージ
美術作品がない展示室に入る機会はあまりないと思います。
演劇やワークショップを楽しむ美術館もなかなかいいものですよ。
まだ東京ステーションギャラリーに行ったことがない人は
とりわけ開かれたこの時期にぜひ!
◎展覧会インフォメーション
東京ステーションギャラリー http://www.ejrcf.or.jp/gallery/
2015年11月14日(土)〜11月23日(月・祝) 会期中無休
午前10時〜午後6時 (金曜日は午後8時まで開館。入館は閉館の30分前まで)
一般・大学生200円、高校生以下無料
01:飛び出すペーパークラフトをつくってみよう!
02:創建当時のレンガに触れます
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明日から3連休という方も結構多いですかね。
今週末はお天気良いようですが、23日・月曜・勤労感謝の日は雨の予報です。
アウトドア楽しむ方は、この土日が狙い目かもです。
先日もご紹介しましたが、日本橋本石町にある貨幣博物館が明日!21日・土曜日からオープンします。
私、事前にメディアへの説明会、行って見ましたのでその様子はまた来週、ご紹介しようと思いますが、とにかく入館無料で「お金」のあれこれがギューッと詰まった面白い施設。子供も大人も楽しめる体験型博物館としてこれから話題になりそうですよ。
さあ、そんなわけで来週はこのハローラジオシティ、11月24日・火曜日からということで、
来週11月24日・火曜日のメッセージテーマは。。。
「あなたが選ぶ、今年の流行語大賞はなんですかー?」教えてください