Art Focus @ Tokyo & プランタン銀座のヴァレンタイン・フェア 2015 &ギャラリー和田 「木村まどか展」 ―返る音-

Art Focus @ Tokyo

アートライター ヒロさんがご紹介してくださいました。

 

今日のアートは現在、ブリヂストン美術館で開催中の

「ベスト・オブ・ザ・ベスト」

 

以下、ヒロさんからのメッセージです。

 

(1)長期休館に入る前に名品揃いの展覧会

同館はビルの立て替えにつき、この展覧会を最後に長期休館となります。

普段から充実したコレクション展を開催していますが

今回はとりわけ選りすぐったラインナップです。

石橋財団コレクションは2500点ありますが

そのうち1600点をブリヂストン美術館が管理しています。

パブロ・ピカソの「腕を組んですわるサルタンバンク」

ピエール=オーギュスト・ルノワール「すわるジョルジェット・シャルパンティエ孃」

ポール・セザンヌ「サント=ヴィクトワール山とシャトー・ノワール」

など、同館の目玉作品が集結しています。

 

(2)美術館63年の歴史がわかる

最初の展示室は美術館の歴史を俯瞰できるコーナーになっています。

1952年の開館記念展やその10年後にパリで開催された石橋コレクション作品展の

ポスターや展示風景の写真などの資料が紹介されています。

1980年にNYサザビーズのオークションでピカソの「サルタンバンク」を落札した

美術館の代理人と娘パルマ・ピカソとのツーショット写真もご覧いただけます。

 

(3)位置と壁色にこだわりを感じる展示

同展を担当した学芸員さんが展示でこだわったのは

各作品の「並び」だそうです。

例えば、マネの2点しかない自画像のうち1点を所蔵していますが

それは担当者が学生時代に見た時と同じ位置に展示したとのこと。

その作品と向き合う位置には「シャルパンティエ孃」。

愛らしい眼差しでマネと向き合っているのです。

また、「サルタンバンク」と「サント=ヴィクトワール山」のある展示室の壁色は

鮮やかなミントグリーンになっています。

どちらの作品にも映えるような色を吟味したそうです。

 

◎ポイント!

現在の展示室はこの展覧会で最後になります。

居間で絵画を眺めるように設えたという今の空間で、ぜひ名画を見ておきましょう。

毎週水曜・金曜の午後3時から担当学芸員によるギャラリートークもあります。

予約不要ですのでお気軽に!

 

◎展覧会インフォメーション

2015年5月17日(日)まで 月曜休館

午前10時〜午後6時 ※金曜日は午後8時まで

入館料 一般800円

 

01名画が並ぶ展示室

 

02美術館の歴史コーナー

 

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プランタン銀座のヴァレンタイン・フェア 2015

「私の素敵ショコラ」 開催中!!

 

プランタン銀座:広報の康松 美沙さんにご紹介頂きました。

 

プランタン銀座独自のリサーチによる「勝負(本命)チョコ」「ビズ(義理)チョコ」「ご褒美チョコ」の今年のショコラ・ランキングが発表されました!

20代ガール&30代レディそれぞれの年代の人気ショコラをご紹介。

 

「勝負(本命)チョコ」

20代:ピエール・マルコリーニ「クール・セレクション」 \2,621

30代:メゾン・ド・イッテ-「ショコラ詰め合わせ スペシャルBOX」 \3,888

 

「ビズ(義理)チョコ」

20代:ドゥルミアン「ドゥルミアン」\1080

30代:賛否両論「賛否両論ショコラセレクション」\1950

 

「ご褒美チョコ」

20代:カカオ・サンパカ「マリーナ」\1836

30代:アンジェリーナ「ショコラセレクション」\4104

 

自分にご褒美チョコ、ここに力入る女子が年々増加中。

本命チョコも年1回のチャンスに思い切って大奮発、という傾向が今年は見られるそうですよ。

このリサーチ結果、参考になさってみてください。さて、今年のヴァレンタイン、どうなりますことやら。。。

プランタン

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ギャラリー和田 「木村まどか展」 ―返る音-

美術新人賞デビュー2014 準グランプリ受賞

 

若手女性作家の世界と心静かに向き合える空間です。

そこで開催されていた木村まどかさんという若手、新進アーティストの個展。彼女は美術新人賞デビュー2014で準グランプリを受賞したという期待の作家さん。テーマが「返る音」ということだったので、ラジオに関わり音を伝えている私としては興味湧きました。外はホントに寒かったのですが、一歩ギャラリーに入ったら淀みのまったくない空気が流れているようで、とても心が暖かくなる風景がそこにありました。「川」「森」「桜」といった私たちの体験と記憶に誰でも必ずある題材を描いていて、遠い日の記憶を呼び覚ますきっかけの音を「リーン」と鳴らしてくれたような作品でした。

作家・木村まどかさん、まだ20代。その若さから溢れ出す感覚をこうして作品にできるって素敵ですね。

絵心の全くない私としては、こうして中央区のいろんなギャラリーをフラッと巡ることで、非日常だったり、新しい発見に出会ったり、若き才能を感じることができる空間が近くにあることに感謝です。

あなたも是非、フラッとギャラリー巡ってみてください。ちなみに木村まどか展は、ギャラリー和田で明日7日(土)まで開催中です。

 

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今日のメッセージテーマ 

「あなたがこれから100年先にも、残しておきたいと思うもの」

教えてください。

 

*それは『四季の国 日本』 です。地球温暖化で100年先は分からないですが、季節毎の年中行事や日本人の豊かな暮らし、美しい日本を100年先の人達にも楽しんで頂きたいです。

その為には、少しでもエコな生活を心掛けたいと思います。(蛎殻町 ヤスコさん)

☆そうです!100年でも200年でも子々孫々に至るまで、ずっと残さなければいけない大切なものですね。毎日積み上げて行かねば、、、デス(JUMI)

 

*100年先まで残したいもの、それは「歌舞伎」です!

世界遺産とか人間国宝とかいうと、ものすごく敷居が高そうですけれど、

もともと歌舞伎は「傾く(かたむく)」と書いて、「傾く(かぶく)」というのが転じて、「歌舞伎(かぶき)」となったといわれています。

つまり、最初は、庶民の為のカウンターカルチャーだったんです。

今では生活様式も変わってしまいましたけど、そうした「かぶく」精神というものを現代に受け継ごうと、若い役者さんたちが頑張ってます。

特にここ数年で、大黒柱ともいうべき役者さんが次々と亡くなってしまったので、その分、息子さんたちや同世代の役者さんたちが、とっても熱いです。

中央区では、歌舞伎座を始め、必ずどこかで歌舞伎をやっていますので、是非一度ご覧になってみてください。(木挽町ミーミさん)

☆歌舞伎を芸として受け継ぐ役者さんの努力も必要ですが、見る側の支え、応援が絶対必要ですね。100年後も変わらず素晴らしい歌舞伎の世界が続いていますように。。。(JUMI)

 

☆私が残って居て欲しいと思うのは「言葉」です。この先、どんどん人類と科学が進歩するともしや?意思疎通が無言のテレパシー!!なんてことになりませんかね?

それはなんだか悲しいです。

口から音を発して美しい言葉でコミュニケーションを取る、これが100年後もあって欲しいです。それと日本の「和食文化」は絶対に残っていて欲しい!!(JUIMI)

 

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来週2月9日(月)のメッセージテーマは

「あなたが思わず口ずさんでしまう歌」教えてください。

嬉しい時、悲しい時、元気出したい時、あなたはどんな時、どんな歌を口ずさみますか・・・?

色んなシーンを教えて下さいマセ。

ではどうぞ素敵な週末をお過ごしください!

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