月曜日の「大好き!中央区」は中央区の魅力を観光協会特派員の皆さんにご紹介していただこうというコーナーです。
このコーナーは特派員の皆さんが執筆されているブログ「中央区観光協会特派員ブログ」との連動型です。是非ブログと合わせてお楽しみください。
「中央区観光協会特派員ブログ」→http://www.chuo-kanko.or.jp/blog/
今回ご登場いただいたのは、写楽さい さん!
ご紹介いただいた記事は
◆中央区 ここに歴史あり(43) 上野・清水観音堂「秋色桜」-元禄期、小網町の少女が詠んだ句 。
桜の名所上野・清水観音堂の境内にあるしだれ桜を見て、日本橋小網町の「お秋」とい歳の少女が詠んだ句そしてその句にちなんで
「秋色桜」という名前がついた桜についてお話を伺いました。
お秋が詠んだ句は
井戸ばたの 桜あぶなし 酒の酔
日本橋小網町の菓子屋の娘であるお秋は俳句の才能があり9歳で入門、13歳でこの句を詠んだとのことです。
酒という文字が入っていますが、井戸端の桜が酔っ払いによって倒されるのを心配したのかなと思いますとおっしゃる写楽さいさん。
いかにも少女らしい可愛らしい心が読み込まれている俳句ですね。この句は今でも春先になると講談の演目「秋色桜」というお話にも出てくるのだそうです。
上野公園内の清水観音堂脇、
現在9代目の桜の木が今でも現役で花を咲かせているという境内には
石燈籠の脇に石碑と立派な句碑が現在もあり、美しい桜を目で楽しむ人々に
その歴史を伝えてくれています。
今回スタジオに写楽さいさんが
小網町の和菓子屋さん「秋色庵」の和菓子をお土産に
持ってきてくださったんです。秋色庵、現在は17代目だとのこと。
包み紙にも「お秋」の絵が描かれていて
小網町「秋色庵」の、今もなお受け継がれる歴史を感じさせていただきました。
今回のようにエリア外の上野清水観音堂という取材先から 中央区を見つめてみるという視点でのブログ、また違った発見があったりと
とても素敵だなとお話を伺いながら感じ入っておりました。
上野清水観音堂を写楽さいさんが取材された際の写真も「観光協会特派員BLOG」の記事にUPされていますので
是非皆さんBLOGを訪れてみてくださいね!
http://www.chuo-kanko.or.jp/blog/2012/04/post-1174.html
大好き中央区、次回もお楽しみに!