私達の健康について考えるコーナー「教えて!オハナ」
中央区内にある調剤薬局健ナビ薬局人形町のオハナ、
薬剤師の豊田陽子さんと管理栄養士の前田美紀江さんが
今回は『外傷』について教えてくださいました!!
最近は晴れるとぽかぽか…気持ちがいいですね♪
こんな季節、ちょっとウォーキングをしようかな、などなど
ちょっと張り切りたくなるのは、私だけ??
そんなことないですよね! なんとなく身体を動かしたくなる季節です。
ただ、急に身体を動かすと、筋肉痛に悩まされたり、怪我しちゃったり…
オトナはいろいろ大変です!
そこで、今回は健ナビオハナのお二人に『外傷』について伺ってみたわけです!
今、薬局へ行くと、湿布ひとつとっても、ものすごく色々な種類があります。
痛みを抑えたい時は、どんな薬を選べばいいのでしょうか?
豊田さんによりますと、痛みを抑えるとは、痛みを麻痺させること。
そのために飲み薬、塗り薬、貼り薬がありますが、
痛みは個人差もあるので、自分に合った薬を探してみるのがいいそうです。
湿布も、色々試して「コレだ!」というのを選びましょう!
湿布クサいのがいいとか、はがれにくいテープタイプがいい…とか
それぞれ好みもありますもんね。
ただ、飲み薬は胃に負担をかけるものもあるそうなので、注意してくださいね。
次にケガ。 昔は赤チンでしたよね~。
私もよく膝小僧に赤チン塗ってありました。
チューリップ型に塗ってもらったりして!
保健室へいくと、黄色にされましたっけ…、あれはヨードチンキですね。
今は、ケガ→消毒ではなくなっていると、よく聞きます。
もうご存知の方も多いと思いますが、そこのトコ、豊田さんに確認しました。
もしケガをしてしまった場合、流血していたら、まず止血。
その後、よーく水道水で傷口を洗います。
次に登場するのが、湿潤療法という方法!
湿潤療法は“キズパワーパッド”などで患部を覆って、
キズを乾燥させず直していく方法です。
私も仕事中に包丁で指を切ってしまったことがあり、
パワーパッドのお世話になったことがあります。
貼ってしまえば、痛みも驚くほど減るし、お風呂に入って大丈夫だし、
しかも、跡もあまり残らなくて、本当にスゴイと感動したものです。
そういえば、最近は赤チン付けてる子供、いないですね!
時代は変わったのですね!
さて、思わぬケガをしてしまった場合、
病院へ行くかどうかの判断って、どこにあるんでしょうね。
これは状況にもよりますが、
患部から、黄色いものや、白いものが見えていたら、即、病院へ。
白いものって、もしや、骨???
そんな深いキズであれば、急いで病院行かなくちゃいけませんっ。
あと、お顔のキズも、病院へ行った方がいいそうです。
さー、身体にダメージを負った時、食事はどうすればいいのでしょう。
前田さんに伺いました。
栄養状態が悪いと、ケガの治癒にも支障がでますよね。
皮膚はタンパク質でできているので、
良質なタンパク質は意識して取るのがよさそうです。
腱や靭帯、骨には、コラーゲンやカルシウムを。
これらの栄養分を充分に摂取しておけば、
ケガをしにくい身体にもなるそうですよ。
ケガをした時はもちろんですが、ケガをする前から、
栄養に気を配るのは大切なのですね。
久しぶりに運動してヘトヘトになってしまった時は
エネルギーに直結するビタミンB1、B2を取りましょう。
玄米やウナギ、緑のお野菜、赤いお野菜などです。
また、そんな時は乳酸がたまってしまっているので、
クエン酸を取るのも、おすすめ。
レモンや梅干し、お酢などですね。
疲労した身体に、たっぷり栄養与えてあげれば、
少しは早く回復できそうですね!
さて健ナビ薬局人形町店では
3月24日 15:00~ 栄養相談会がありますよ。
4月は健康診断っていう方も多いのでは?
春は薄着にもなるし、冬の間に肥えてしまった方、
出かけてみては、いかがですか~??
今回も、豊田さん&前田さん、どうもありがとうございました!