感動のドキュメンタリー「ベジャール、そしてバレエはつづく」/ギャラリー散歩「178人のイラストレーターが描く スマイル」

ハローラジオシティ、ナビゲーターの福留由夏です。

さて、隔週金曜日にお届けしている映画コーナー「アルバトロスのライフイズムービー」、

今回も中央区の映画配給会社アルバトロスの三上昌弘さんにご登場いただきました~

ご紹介いただいた作品は「ベジャール、そしてバレエはつづく」という、

バレエ団を描いたドキュメンタリー映画。

バレエ界に革命を起こしたと言われる振付家モーリス・ベジャールが亡くなってから1年、

バレエ団の真価が問われる初公演がどうなるのか、新しく振り付けを担当することになった

ジル・ロマンをはじめとしたモーリスを師と仰ぐダンサーたちのコメントと練習風景、

華麗なダンスの舞台裏にある苦悩と葛藤を描いています。

ダンサーが口々に「モーリスの存在を感じながら踊っている」と語るほど偉大な人に代わって

バレエ団を引っ張っていくというプレッシャーは大きなものだっただろうなあ・・・

でも決して暗さはありません!!

高い要求に追い詰められるダンサーたちも皆が前向きで、

モーリス・ベジャールを通じて「絆」がつながっているのがわかりました。

ひとつの作品を創り上げるまでというのは、練習、練習、また練習で

相当な練習量を積んでいるんだと、舞台裏の大変さも伝わってきます。

観ているこちらも自然と舞台の成功を祈るような気持ちになり、

ダンサーたちと心がひとつになれる、そんな作品でした。

そして今回もプレゼントのお知らせです!!

この「ベジャール、そしてバレエはつづく」のDVDを抽選で1名様にプレゼントします。

ご希望の方は、住所、氏名、メッセージを明記して

「ベジャール、そしてバレエはつづくDVDプレゼント係」までご応募ください。

メールアドレス:voice(アット)fm840.jp ※アットは@に置き換えてください

中央エフエムのトップページからも応募を受け付けています。

締め切りは9月16日(金)、発表は発送をもってかえさせていただきます。

ご応募お待ちしています~!!

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さあそして、今回は「ギャラリー散歩」のコーナーで、リクルート銀座ビルの1階、

クリエイションギャラリーG8で開催中、東京 イラストレーターズ・ソサエティ

TISの展覧会「スマイル」をご紹介しました!!

(illustration:HIDEYASU MOTO design:KAORI HATAKEYAMA)

TISの展覧会というのは1995年から、テーマや素材に変化をつけながら実施してきたもので

今年で17回目を迎える恒例の展覧会です。

今回は「スマイル」をテーマに178人の作家が描きだした思い思いの笑顔がずらりと並んでいました。

入り口には本秀康さんの描いた朱色を基調にしたとってもポップな展覧会ポスターがあって

それを見ただけでも何だか元気になれましたよ~!!

中に入ると、雑誌「ぴあ」の表紙イラストで知られている及川正通さん、

週刊文春の表紙を手がけている和田誠さん、

ライオンのキレイキレイの広告でおなじみの上田三根子さんと、

誰もがどこかで目にしたことがある特徴あるタッチの作家の方が

「スマイル」をテーマに描いた作品が勢ぞろいしていて見ごたえたっぷり!!

3月11日の震災以降に描かれた作品ということもあって

ひとつひとつに添えられている作家の方のコメントからも

「スマイル」に込めた願いのようなものが伝わってきました・・・

作家の黒鉄ヒロシさんは

「日本中、大爆笑をめざしたい」と書いていらっしゃいましたし

もしもあの震災が起きていなかったら、

「スマイル」というテーマに対して作家の方が描いた世界も違ったんでしょうね。

作品とともに、作家の方がどんな思いで作品を描いたかというコメントも

一緒に読んでみると、より心に響いてくるのではないかなと思います。

作品は、1点3万5千円で購入することもできますよ~!!

【178人のイラストレータが描く 「スマイル」】

開催期間:9月30日(金)まで

場所:クリエイションギャラリーG8

(中央区銀座8-4-17 リクルートGINZA8ビル1F)

会館時間:午前11時~午後7時

日曜・祝日は休館、入場は無料です!!

興味を持った方は、ぜひ足を運んでみてくださいませ~

ということで、ハロラジナビゲーターは福留由夏でした。

また来週も84.0でお待ちしておりま~す!!

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