サークルなう!「歌舞伎囃子 菊音会」望月太左次郎さん

ハローラジオシティ、ナビゲーターの福留由夏です。

気持ちいい天気ですよ~朝から気分が軽い♪ 梅雨の晴れ間、五月晴れです!

さて、毎週木曜日にお届けしている「サークルなう!」のコーナー、

今回は「歌舞伎囃子 菊音会」の望月太左次郎さんにお話を伺いました~

   

現在は国立劇場で公演中ということで、

公演を終えてからスタジオまでバイクで駆けつけてくださいました。

「歌舞伎囃子」というのは、歌舞伎の動きに合わせて

言葉や音楽で賑やかにはやしたてることを指すんです。

おおっ!!「はなしたてる」という言葉はここからきてるんですね。

「歌舞伎囃子」には笛、小鼓、大鼓、太鼓と楽器があり、

ひととおりの演奏はすべてできるという太左次郎さん。

昔から歌舞伎が好きでこの世界に入ったのかというと・・・

「いえいえ、高校生のときに一度歌舞伎を観ましたけど寝てましよ」と、

明るくカミングアウトしてくださいました(笑) 

そんな太左次郎さんが歌舞伎囃子と出合ったのは、自衛官をやめてからのこと。

・・・って太左次郎さん、自衛官だったんですか???

「手に職をつけたかったんです。自衛隊に入るといろんな資格が取れると思って入ったんですけど

 配属されたのがレーダーを扱うところで、資格が取れないんならとすぐに辞めて、 

 次に『国立劇場に行けば何かあるんじゃないか』と行ってみたら、ちょうど研究生を募集してたんですよ」

   

それから国立劇場の研究生として2年間レッスンを続けて、

歌舞伎を観て寝入っていた高校生が23年間も歌舞伎囃子を担当するようになるなんて

運命というのは不思議なものです。

興行が始まると25日間も休みなく公演があるということで、

菊音会の活動としてはその合間に空いているメンバーが集まって

小学校などに講習会に訪れて、歌舞伎囃子の楽器に触れてもらっているといいます。

   

講習会に来てほしい!という方は、「菊音会」のWEBサイトをご覧になってくださいね。

国立劇場では初心者の方に向けて「歌舞伎鑑賞教室」も開催しているとか。

解説付きでわかりやすく歌舞伎に触れることができますので、ぜひチェックしてみてください。

そして、明日10日(金)と17日(金)には、「社会人のための歌舞伎鑑賞教室」が

夜の7時から開催されます。金曜日のお仕事帰り、

ちょっと1杯の前に、伝統芸能に気軽に触れてみてはいかがでしょうか?

私は生涯で歌舞伎をまだ2回しか観たことがない歌舞伎初心者ですから

一度訪れてみたいです!ということで、ハロラジナビゲーターは福留由夏でした。

明日も84.0でお待ちしておりま~す!!

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