ハローラジオシティ、ナビゲーターの福留由夏です。
今日は電車の中で半袖になっている男の人を見かけました。
(手にはダウンジャケットを抱えていましたが・・・)
朝晩は冷え込みますが日中はポカポカ陽気復活!!
昨日は東京でソメイヨシノの開花も発表されましたし、
少しずつあたたかい話題が増えてきています。
さてさて、本日のハロラジでご登場いただいたのは、
「開運!なんでも鑑定団」で鑑定士としても活躍していらっしゃいます
銀座・永井画廊の永井龍之介さんです!
現在開催中の藤原新也さんの個展、
「死ぬな生きろ」についてお話を伺ってきました。
実はこの個展は3月1日から18日までの開催を予定していたのですが、
震災の影響で一時開催中止を余儀なくされていました。
「永井画廊が始まって以来、会期中に中止となったのは初めて」と永井さん。
その後、藤原新也さんと話し合い、今だからこそ多くの人に必要とされる、
届けられるメッセージもあるのではないかと、会期を31日まで延長して再開。
延長期間の収益の一部は義援金にあてることにしたといいます。
今この時期に「死ぬな生きろ」という言葉を聞くと、皆さん思うところがあるのではないでしょうか。
私自身、今回の震災前と震災後では死生観が変わりました。
そんな時に、藤原新也さんの88点もの書と写真によって語りかけられる
「死ぬな生きろ」というメッセージ。
自然も人も動物も、美しくて、愛しくて、はかないもの。
藤原さん独自の優しさとあたたかみのある目線で捉えられたシーンと言葉は、
ひとつひとつ、じんわりと心にしみわたります。
1階、3階、4階、5階と永井画廊さんの4つのフロアすべてを使い、
四国で撮影した88点の写真と書が展示されています。
左は永井さんが一番印象に残っているという「命」の作品。
そして右は、定食屋さんのサンプルを写したユーモアあふれる作品です。
藤原さんの奥深さ、人間味が作品からとても伝わってきます。
【藤原新也 個展「死ぬな生きろ」】
会期:~3月31日(木)まで
会場:永井画廊
住所:中央区銀座4-10-6
※都営浅草線東銀座駅A2出口より30秒
TEL:03-3547-9930
会場では震災の義援金を受け付ける募金箱が設置されているほか、
感想を書き残せるノートも置かれています。
残りわずかな会期ですが、私ももう一度足を運びたいと思っています。
ということで、ハロラジナビゲーターは福留由夏でした。
明日も84.0でお待ちしておりま~す!