手ぬぐい専門店「かまわぬ」髙橋基朗様/ギャラリー散歩「日本の手技 一反のてぬぐい」松屋銀座

ハローラジオシティ、ナビゲーターの福留由夏です。

年明け最初の金曜日、新年会という方も多いのではないでしょうか。

今日は七草がゆを食べる「人日の節句の日」です。

せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ・・・で春の七草。

新年会続きで暴飲暴食をしてしまったという方も、

胃腸をいたわって、今年一年の無病息災を祈ってくださいね(^^)

さて、今日のトークコーナーでクローズアップしたのは

お正月の挨拶回りでも活用される手ぬぐい。

手ぬぐい専門店「かまわぬ」の髙橋基朗さんにお話を伺いました。

  

まず気になったのは店名の「かまわぬ」について。

絵と文字を合わせた「判じ文字」といって、粋な遊び心が詰まったお店のロゴ。

「何のお構いもできませんが、気軽に立ち寄ってください」

という意味も込められているといいます。

店内にはそんな遊び心がいっぱいの柄をそろえた日本手ぬぐいをはじめ、

祝儀袋のほか、様々な小物類も置かれています。

(手ぬぐいを使ってもらおうと、実際に水の出る井戸もありました!)

       

     

手ぬぐいの柄の種類は、常時置かれているものだけでも200種類以上!!

これに春夏秋冬、それぞれの季節の柄が加わるといいます。

     

そして「かまわぬ」に置かれている手ぬぐいのほとんどが

明治時代から続く「注染(ちゅうせん)」という技法で職人さんによって染め上げられるもので、

表裏がなくデザイン性も豊かなのが特徴。

使うたびにやわらかく風合いを増して味わい深くなっていくんです。

髙橋さんもハンカチがわりに毎日手ぬぐいを使っているとのこと。

染め物なので色落ちはしますが、洗剤に気をつければ洗濯機でも洗濯可能。

髙橋さんやスタッフの皆さんは、もっぱら洗濯機洗いだそうです(^^) 

店舗はいくつかありますので、お気に入りの1本を見つけたり

粋なメッセージを込めたギフトとして

手ぬぐいを活用してみてはいかがでしょうか。

  

「かまわぬ 代官山店」

住所:渋谷区猿楽町23-1

TEL:03-3780-0182

東急東横線代官山駅北口より徒歩3分です☆

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そして、隔週金曜日にお届けしている「ギャラリー散歩」のコーナーで取り上げたのは

トークコーナーでご紹介した「かまわぬ」も協力している

松屋銀座7階デザインギャラリーで開催中の企画展

「日本の手技 一反のてぬぐい」展です。

     

実をいうと、私はこちらの企画展に先に伺っていまして

主催されている日本デザインコミッティーで事務局長を務めていらっしゃる

土田真理子さんにご紹介いただいたのが、「かまわぬ」の髙橋さんだったんです(^^)♪

ありがたいことに、ご縁をつなげていただきました・・・。

会場には浅生ハルミンさんの個性的なイラストで

「注染」の技法がわかりやすく紹介されているほか、

およそ50枚もの手ぬぐいが吊るされていて

その色合いのきれいさは壮観です!

なかなか見る機会のない注染の型紙も展示されていますので

こちらも要チェックですよ~

「手ぬぐいってこんなに楽しいものだったの??」と思うくらい

小技の効いた柄がたくさんありますので見ているだけでも興味深いですが、

ギャラリーのすぐとなりにあるデザインコレクションで一部のものは購入も可能です。

素敵な柄ばかりなので、どれにしようか迷いますよ~(^_^;)

   

会期:1月24日(月)まで。※最終日午後5時閉場・入場無料

場所:松屋銀座7階デザインギャラリー1953

営業時間:午前10時~午後8時まで

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ということで、本日のハロラジ、ナビゲーターは福留由夏でした。

週明け月曜日は、アッコさんこと井上亜紀子さんがナビゲートします。

私とはまた来週の水曜日に☆

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