今日は、中央区や江東区など東京の下町を中心に活動している落語のサークル。楽笑会さんより太尾亭 狸久(ふとおてい たのきゅう)さんをゲストにお招きしました。
現在は、男女合わせて20人前後。女性も5人所属しています。年代は30〜80代と幅広く、皆さん、とてもフランクに活動を行っているのが特徴です。お若い方とも一緒に出来て、本当に楽しいとのこと。
楽笑会さんは、ホームページをお持ちなのですが、愛と平和のアマチュア落語サークル。という衝撃的なコメントが載っていてインパクト大。メンバーの方も、最近はこのホームページを見てお仲間に加わる方も多く、狸久さんもそんなお一人。
原則として毎月第二日曜日に月例稽古を行っていて、お稽古の後は打ち上げに行きます。
その他、年に3回の発表会、年2回の落語ピクニック。出前寄席や老人施設などへ伺う事もあります。落語ピクニックというのは、落語のお話の中に出てくる街や、お店、名所や史跡などを巡る散策。落語は江戸時代のお話が多く、家自体は残っていないものの風情が残る場所や地名が残っていたりとその現地を訪れるそうです。お話の中で歩いた道筋を辿ったりされるそうで、自然と歴史に詳しくなったりと副産物もあり。理解も深まり、落語でのお話も生き生きとしてきそうですね。
そして、ついに、今週末11/14(日)は第69回発表会。@深川江戸資料館です。とても風情のある場所で私も高校生の頃、校外学習で訪れたことがあります。
開演は午後14時、終演は16;30頃を予定しています。狸久さんは、おおとりで登場。「二番煎じ」という演目です。
今日は小道具の扇子とかわいらしい狸柄のてぬぐいを持ってきて下さり、扇子を使ってキセルを吹かしたり、少し披露して下さいました。
オンエアではご紹介できませんでしたが、一人で会話している様を間近で拝見し、落語の魅力に少し触れました。
当日は6人の方が登場しますが、皆さんお着物で舞台に立つそうです。入場無料の有り難いイベントです。清澄庭園のお近くですし、秋のお散歩の兼ねて、是非聴きに行ってみてくださいね。私も着物を着て、拝聴してみたいです。
そして、木曜日恒例の「お助けあと一品」
今日のメニューは、「京芋とイカの煮物」
秋のこの時期は芋栗系が美味しい季節。今日は、京芋がお安く手に入ったので、イカと一緒に煮てみました。京芋は、エビ芋とも呼ばれますが里芋よりも大きいのが特徴。もちろん里芋でも美味しいですよ。では、まずは、材料から。
材料
* 京芋:大1.5本
* イカ(小):10〜15杯
調味料
* 砂糖:大さじ2
* 酒;大さじ3
*醤油:大さじ1.5
* だし汁:2カップ
つづいて作り方です。まずは下ごしらえ。芋は皮を剥き、程よい大きさに切って、断面は面取りをして下さい。面取りしないと煮くずれるので忘れずに。そして、イカは、胴と足を分けます。私は内蔵は入れませんでしたが、お好きな方は内蔵も一緒にどうぞ。まず、お芋を下茹でします。竹串をさして3ミリくらい入るようになったら、一度ざるにとってぬめりやアクを洗い流します。続いて、お鍋にだし汁を入れ、芋とイカの足を、砂糖、お酒で煮ます。時間は10〜15分。頃良くなったら、最後に醤油を入れ5分くらい煮て下さい。一度火を止めて10分程置いて味をしみ込ませ、食べる食前にさっと暖めます。これで出来上がり! お砂糖を先に入れる事とイカは最後に入れるのがポイント。早くからイカを入れると、固くなり過ぎるので、最後に入れると、ぷりっとしたイカの食感が楽しめますよ。
では又明日♪