今日は、10/22(金)に東京オペラシティで、一夜限りの革命的コラボレーション、「芸術 その無限のパワー」2010シプリアン・カツァリス×大倉正之助&HIDEBOHのステージが行われるに当たって、能楽囃子大鼓の大倉 正之助さんにお電話を繋ぎ、お話をお伺いしました。
シプリアン・カツァリスさんはピアノ、HIDEBOHさんはタップダンス。そして、大倉さんの大鼓とのコラボレーション.実に珍しい組み合わせにどのような舞台になるのか、ワクワクドキドキ。
HIDEBOHさんとは、以前TVの収録で少しコラボレーションされたご経験があるそうですが、シプリアン・カツァリスさんとは初めてとのこと。
大倉さんは、能楽囃子大倉流大鼓 重要無形文化財総合認定保持者でいらっしゃいます。能舞台はもちろんの事、近年では、独奏での演奏も行うようになりました。
過去に2度、ローマ法王より招聘されバチカン宮殿内クリスマスコンサートでも独奏を披露されていらっしゃいます。そのときは各国を代表するアーティストが演奏や歌を披露し、ディオンヌ・ワーウィック、ジノ・ヴァネリ、ブライアン・アダムスなどがいらっしゃいました。多くがクリスマスソングを披露する中、大倉さんは独奏を行い、演奏中、会場は水を打ったように静まりかえり、終了した後は、ミュージシャン達がワーッと駆け寄ってきて素晴らしい反応だったそうです。正に、音楽は国境を越える!
そして、大倉さんはご自身が演奏するだけでなく、国内外で大鼓を教えるワークショップなども行っています。中央区では、京橋築地小学校で教えられた経験があります。
初めて聴いた子どもたちは、大きな掛け声などにびっくりしてお腹を抱えて笑い出す子も居るとのこと。子どもたちの素直な反応に怒ることも無く、真剣に続けていると、子どもたちの反応が変わってき、のめりこみ、休憩を取ることもなくワークショップが進んでいくそうです。
大鼓の素材が馬の革で出来ていることなどをお話すると、自然と物を大切にすることを受けて入れてくれるとのこと。音楽だけでなく、大鼓を通してさまざまなことを教えていらっしゃる大倉さんの自然で楽しいワークショップが目に浮かぶようでした。
まだまだ伺いたいことが沢山あったのですが、続きは東京オペラシティの舞台でお楽しみ下さい。是非大倉さんの素晴らしい演奏に触れてみてくださいね。
10/22(金)の舞台に関するチケットなどのお問い合わせは、
アジアエデュケーション 03-6410-6058 まで。
コンサートのブログもありますよ!
週明け、月曜日火曜日は、あっこさんこと井上 亜紀子さんが担当です。皆様もどうぞ素敵な週末をお過ごし下さい♪