取材:樂書塾 主宰 林浩一さん/「南谷朝子の花散歩」八重洲「花の街」について 文具屋「モリイチ」さん

ど~も!アッコです♪
今日は、暑中お見舞いの日なんだそうです。
1950年の今日、郵政省から初の暑中見舞用郵便はがきが発売されました。
暑中見舞い、書いていますか?
年賀状は書くけど、暑中見舞いはあんまり・・という方も多いのでは?

今日は、日本橋本町にある小津和紙さんで「樂書塾」を主宰されている
林浩一先生にお話を伺いに行ってきました!

ラジオで「らくがき」と聴くと「落書き」って思いますよね。
でも、こちらの書の塾「らくがき塾」は楽しい書と書いて「樂書塾」です。
そのなのごとく、受講生のみなさん。とっても楽しそう♪
 

塾のスタンスもとってもシンプル。好きなものを書いて先生にみてもらう。
はがきでも色紙でもなんでもOK!
趣味の方、書の大会に出品するための作品を作っている方、
はたまた、書をはじめて体験する方など
書にかかわることなら、なんでもOK!だそうです。
ですから、みなさん、自分以外の人の作品にも興味津々。
お教室には、「すてき~」「いい字がかけたわね~」と生徒さん同士の会話が
絶えません。
  

樂書塾を始められたきっかけを林先生に伺ったところ
「動機は大変不純なのですが・・・(笑)」と教えてくれました。
「銀座のお姉さま方のために始めたんですよ。きれいな字でお店のダイレクトメールが
来るとうれしいでしょ。」
私は、銀座のお姉さま方がいる場所に行ったことがないので、ダイレクトメールを
もらったことがないので直接はわかりませんが・・(笑)
でも、確かに手書きでお手紙をいただけるとうれしいですよね。

一筆書き加えたり、宛名の部分だけでも手書きで書くと
ずいぶんと印象は違います。
林先生に反響を伺うと「なにより話題になると、お姉さま方は言ってたよ」と
お話してくれました。
ここまで聴くと、どれだけ通われているのか?気になります。
「先生、ずいぶんと銀座には足を運ばれているんですね」と伺うと
「1年に1度ぐらいですよ」とのお答え。怪しい~?!

今では不景気もあり、銀座のお姉さまの生徒さんは少なくなったということでしたが
お教室には一般の生徒さんでいっぱい。
この日は、書の大会に出品する作品の選定をされていました。
 

何枚もの作品を、何度も眺め、最後の1枚に絞る作業。
「書」ど素人の私には、なんと書いてあるのか読めないものでも
不思議と、字から気持ちや思い、心のゆらぎのようなものを感じることができました。
林先生は「ちょっと疲れてきているな~」とか「おっ、のってきたね~」とか
書の作業風景を見ていないにも関わらず、その人の気持ちを読み取っているところは
さすがだな~すごいなあ~と思いました。
”字(書)はその人を語る”
そんな感じがしました。

暑中見舞いを書くコツも伺いました。
①字は四角く見えないほうがかっこいい
②字は同じ太さの線で囲わないほうがかっこいい
③字は線がひっつかないほうがかっこいい
今すぐ出来ることばかりです。
今年の暑中見舞いは、筆で書いてみてはいかがでしょうか?

樂書塾は毎月第1・3月曜日12:30~14:50
第2・4水曜日15:00~17:20
入場料(月謝ではなく、来ていただいたときのみの費用です)2000円

お申し込み・お問い合わせは
小津和紙の中村さんまでお願いします。
電話:03-3662-1184

また、小津和紙さんでは、
7月12日(月)~17日(土)10:00~18:00
(初日は午後1時より最終日は午後4時まで)
和紙の匠「福西弘行に魅せられた作家たち」展を開催します。
場所は小津和紙2F 小津ギャラリーです。
どうぞ足をお運びください。

☆南谷朝子の花散歩☆
そして毎週火曜日は「南谷朝子の花散歩」のコーナーです。
中央区出身の俳優でシンガーソングライターの南谷朝子さんがまちを歩き、気になった花や草・人について突撃レポートしてくれます。

八重洲の中央通りの付近で聴こえてきた音楽「花の街」について文具屋「モリイチ」さんで尋ねたところ、八重洲通りにある「平和の鐘」のところで毎正時に流れているそうです。みなさんも近くに行ったときには、ちょっと立ち寄ってみては。時間があえば、「花の街」聴こえてくるかも。

明日は岩橋由起さんがご案内しま~す♪

posted by アッコ

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