取材:三井記念美術館「三井家のおひなさま」 学芸員 小林祐子さん

明日は桃の節句です☆
みなさんのお宅には、ひな人形飾ってありますか?
我が家のおちびさんは男ばかりなので
女の子のいる友達の家に遊びに行くと、ひな人形が飾ってありうらやましく思ったりします。
とはいうものの、私も女子。
昔は我が家にもあったわけです。ひな人形。
思い出してみると、いつもタンスのうえにガラスケースで置いてあった(飾ってあったのではなく)
ような。母に「嫁に行けなくなっちゃうよ!」と苦情を言いつつ、はたきでほこりを払っていました。
どっちが親だか。。

さて、今日は時代を感じる歴史ある雛人形が勢ぞろいしている
「三井家のおひなさま」を見に三井記念美術館にお邪魔しました。
お話を学芸員の小林祐子さんに伺いました。
  

今年で5回目を迎える春恒例の「三井家のおひなさま」展。
今年も、三井記念美術館が所蔵する北三井家十代・高棟夫人の苞子(もとこ)氏、
十一代・高公夫人の鋹子(としこ)氏旧蔵のひな人形、ひな道具をはじめ、
高公氏の一人娘・浅野久子氏旧蔵の豪華なひな段飾りを展示しています。

さらに今年は、伊皿子三井家から寄贈された人形類のうち、
九代高長(たかひさ)夫人・興子(おきこ)氏のひな人形が新たに仲間入り。
京都の人形司・丸平大木人形店の四世大木平藏氏が手がけたひな人形を中心に、
ミニチュア細工の銀製雛道具などをあわせて紹介しています。

また、展示室7では、新規寄贈の室町三井家の陶磁器などの美術品を初公開されています。
展示室1・2・3では館蔵品による茶道具「春の取り合わせ」、展示室6は「スウェーデンの切手」の展示です。
「内裏雛」三世大木平藏製 明治28年(1895)三井記念美術館蔵
「立雛」江戸時代・文化12年(1815) 三井記念美術館蔵
「次郎左衛門雛」二代永德齋製 明治~大正時代・20世紀 三井記念美術館蔵
「内裏雛」 五世大木平藏製 昭和9年(1934) 三井記念美術館蔵
「内裏雛」 四世大木平藏製 明治33年(1900) 三井記念美術館蔵
「子供人形 ことろ遊び」 明治時代・20世紀 三井記念美術館蔵
「銀製雛道具」 江戸~明治時代・19世紀  三井記念美術館蔵
室町三井家寄贈 織部写向付(六客の内) 北大路魯山人作 三井記念美術館蔵

展示室をぐるりと案内していただくと。。
やっぱり、女性のお客様が多くいらっしゃいました。
和服で観覧されると、割引になるということで
和服美人の方もたくさんいましたよ~!!
あなたもぜひ、和服でお出かけください♪
また、最近はおじさま方の来場も多いとか。
おひなさまを見て、亡きお母さんを思い出される人が増えています。
江戸時代にひな人形の市が立ったという日本橋の地で、
春爛漫のひなまつりを楽しんでみてはいかが?

~三井家のおひなさま
 新規寄贈品展示 伊皿子三井家のひな人形・室町三井家のやきもの~
三井記念美術館で4月4日(日)まで開催しています。

そして、なんと!プレゼントをいただきました!
「三井家のおひなさま」の入館チケットを5組10名の方にプレゼントします!
Eメール&FAXでご応募してください。締め切りは来週9日(火)まで。
詳しくはTOPページをご覧になってください♪

☆南谷朝子の花散歩☆
そして毎週火曜日は「南谷朝子の花散歩」のコーナーです。
中央区出身の俳優でシンガーソングライターの南谷朝子さんがまちを歩き、気になった花や草・人について突撃レポートしてくれます。

今回は、2月に銀座で行われた演劇公演の合間をぬって、銀座三越の屋上を散策。そこで、椎の木を発見。そして、出世地蔵なるものもあわせて見つけてきたそうです。こんなところにお地蔵さんが祭られているなんて意外ですね。

次回はどこに散歩に行くのかな?来週もお楽しみに~~~♪
明日は由起さんがご案内しま~す(^^)

posted by アッコ

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