今日のゲストは、東銀座駅4番出口を降りてすぐのぐんま総合情報センターぐんまちゃん家の副所長町田勝俊さんと合資会社
後藤の後藤隆造さんをお招きしました。
群馬と言って思い出すのは、だるま弁当や旅からすと食べ物ばかり…。
それはさておき、まずは、ぐんまちゃん家の特色を町田さんにお伺い。物産中心ではなく、色々なイベント・商談会の実施により群馬県の魅力を様々な角度から紹介しています。おっしゃるとおり、中に入ると、正面には、ずらりと観光案内や県内のパンフレットがずらーーーーーーっと勢ぞろい。なんと、横のカウンターで予約やチケットの手配なども出来たりするそうです。その場ですぐ出来るというのが嬉しい。今月12月だけでも、本当に沢山のイベントが用意されていて、いつ行っても楽しめますよ。一例をご紹介すると、来週は、ぐんまからのクリスマスプレゼント、~洋らん・ばら・シクラメンフェア~、「泉質主義」冬の草津温泉、ニューイヤー駅伝2010 in ぐんま などが予定されています。
そして、今週のイベントは、12/2(水)~12/6(日)のきりはた新作発表会。今回のテーマは「江戸の彩」。桐生といえば織物で有名な産地。江戸からも近い織元で、徳川幕府の寵愛を受け発展したという歴史があります。今回の展示会は、桐生の機屋さん5社が集まり「きりはた」というグループによるもの。今回の内容は各社趣向を凝らしたきもの・帯が150点ほど展示されています。私も早速、初日に伺いました。なんて、見事なのぉ! と感激。実際に手触りや風合いを直接触って感じることができました。伝統工芸に携わる職人さん達に色々解説していただきました。桐生の手漉き和紙が帯の中に織り込まれているものや、裂織の帯、絞りを施した物など色々あります。和紙の帯は驚くほど軽くて、締めやすそうでした。紅花染めの色が本当に柔らかで、うっとりしてしまいました。
また、デザインなどアイディアも茶目っ気たっぷりで可愛い! マトリョーシカ柄、フルーツ柄、「青い鳥」がテーマになった着物、「不思議の国のアリス」がテーマの物などもありました。桐生の織物や1300年の歴史がありますが、このように斬新な新しい取り組みも沢山取り入れる土地柄だそうです。後藤さんの着物も素敵ですよねぇ。後藤さんは、桐生織物協同組合の理事長でもあります。もちろん着物と帯は桐生産。帯はご自分の会社の物。表と裏で柄が違うリバーシブルの帯なんです。そして、写真でお見せできないのが大変残念なのですが、後藤さんの着物の裏側の八掛には、かわいらしい染めの模様が! 正に見えないオシャレ。粋ですよね♪
いつか、私も皆さんの織った着物を纏って再会したいです。そのためには、頑張って働かないいけませんねー。工房見学なども出来るそうなので、興味のある方はきりはた各社へ是非お問い合わせ下さい。
そして、週明けのスタート、月曜日・火曜日はあっこさんこと井上亜紀子さんの担当です。楽しい週末をお過ごし下さい。