今日は、ゲストに、領域探査デザイン 主宰 探査員の新藤 典子さんをお招きしました。
残暑を乗り切るのは、涼しくなるのが一番。怪談で涼しくなってみてはいかがですか?
領域探査デザイン主催で8/30(日)19時開演で、「廃墟で怪談#2古寺」が行われます。講談に立つのは、人間国宝 一龍斎貞水さん。重要無形文化財保持者です。「怪談の貞水」と呼ばれている方なのです。場所は、月島の佃島説教所。創建当時そのままの築75年の建物物。これは、耳も目も、とにかく五感を刺激されるイベントですね。
新藤さんは、この他にも廃墟を使った企画を数多く行ってきた方なのですが、前回の「廃墟で怪談#1」は、築80年の九段下テラスで行い、好評を博したところから今回の2回目に繋がりました。
世の中には廃墟マニアという方がいらっしゃるそうで、新藤さんは「私は決して廃墟マニアではなく企画屋」とおっしゃっていましたが、一般的な概念では価値の出ない賃貸物件に新たな価値を吹き込む企画力や着眼点が本当に素晴らしいと感じました。ストーリー性を考え細部にまで渡って企画していらっしゃる姿に、プロとしての誇りを感じ、私も刺激を受けました。このような物件を使い、イベントを行うことで、人々に問題提起を投げかけたいということでした。
「廃墟で怪談#2古寺」は、ほぼ予約で埋まっているということなのですが、わずかに当日券が出ます。夏の涼を求めて足を運んでみてくださいね。怪談の後は、是非月島のもんじゃを味わいたいものです。
Posted by 由起