Rynten #708 インプレッション ”岡崎倫典:音楽絵巻” #23

4月も押し迫りゴールデンウイークは直前!と言った今日この頃です。またコロナ禍が続いていますが、ゴールデンウイークが過ぎ去った後は、どの様な状況になっているのでしょうか?怖くもあり…と言ったところです。

さて、お便りをご紹介します。おなじみ〝宮城の中年ライダー改め宮城の老年ライダーさん〟から。
宮『3回目のワクチン接種があった為バイトが変則になり、久しぶりに中央FMのサイマル放送を拝聴しています。ファイザー2回で、今回はモデルナ、初接種。接種部分が重痛い症状が出ています。』
-Rynten『僕の場合は3回ともファイザーでした。マネージャーさんはファイザー2回とモデルナでライダーさんと同じ条件でしたが、2回目の方が副反応がきつかった、と言ってましたね。こればかりは人によって全然違うようです。それと、製薬会社の組み合わせによってどう変わるか?これもまた人によって違うので「この組み合わせはこうなります。」と一概に言えないところです。』
宮『倫典さんのインフォメーションにもあるように、コンサート関連がだいぶ緩和されてきました。』
-Rynten『確かにスケジュール的には若干緩和されて来ている感じはありますが、いかんせん、お客さんが緩和されない。元に戻らないんですね。若者が集まるライブであれば集まるのでしょうが、僕の場合はある程度歳を重ねた人たちがお客さんとして来てくれる、その方々に警戒心のようなものも影響している様な気もします。まだまだ時間がかかりそうです。』
宮『桜の季節がだいぶ遅れています。』
-Rynten『そろそろバイクシーズンですね。』

【Opening】〝Shape Of My Heart〟〜フィンガースタイルで弾くソロギター名曲集-至宝のメロディ20より

《Rynten Impression》ー 岡崎倫典 音楽絵巻 Vol.23 ー 中川イサトさんを偲んで -1- 中川イサトさん特集 アルバム〝Crescent Moon〟から
去る4月7日僕たちの恩師でもある偉大なギターリスト〝中川イサト〟さんが亡くなりました。75歳。この番組にも出演していただいた事があります。「アコースティックギターあるいはギターインストゥルメンタルを弾く方に知らない人はいない!」。この道の先駆者でありこの道を切り開いただけではなく、後に続く若者たち・後輩たちを引っ張っていきました。僕もその中の一人です。1970年代初頭からアルバムをリリースし始めていました。歌ものが多かったんですが世に出たアルバムとしては、1977年のアルバム〝1310〟からギターインストに入って行きました。〝1310〟は〝イサト〟を数字に表したタイトルです。このアルバムは日本のアコギインスト界の先駆け、と言っていいかと思いますし、先駆けだけでなくかなりの完成度の名曲たちが揃っています。ご存知の方もコピーし弾かれた方も多いかと思います。そこからアルバムを次々にリリースされました。今回は僕がイサトさんと一番近かった時代のアルバム、僕の中では一番思い出に残るアルバムをご紹介します。中でも一番好きだったのが、1989年リリースアルバム《Crescent Moon》。イサトさんを辿ってみます。〝五つの赤い風船〟のメンバーとして参加され、2年後に脱退。ほとんど歌ものでしたが、1970年代には〝村上律さん〟とデュオユニットを結成。やがてソロからギターインストに、という経緯があります。このアルバム《Crescent Moon》に収録されている楽曲〝Perugino(ペルジーノ)〟はイサト節はもちろんですが楽曲の幅が広かった。あらゆるジャンル、あらゆる国を感じさせられました。
・Crescent Moon:アルバム〝Crescent Moon〟のアルバムタイトル
・Snow:大好きな曲でもあります。
・Perugino:僕もレコーディングに参加。ギター2本のうちの1本は僕が演奏しています。どちらがどちら?とギターの区別は聴いてる皆さんにお任せします。
・もう引き返せない:歌っています。

【Key of R】
懐かしい曲〝大きな古時計〟。年齢を問わずご存知の方は多いと思います。僕の「フィンガースタイルで弾くソロギター名曲集〜青春のメロディー20」でも取り上げました。百数十年前、1874年アメリカの〝Henry Clay Work(ヘンリー・クレイ・ワーク)〟がイギリスに渡り、宿泊先のホテルに止まったままの時計があり、そこのご主人に時計にまつわる話を聞き、それを歌にし、1876年に出版。大ヒットしました。日本では1961年に紹介され、小学校の音楽の授業でも取り上げられました。ちなみに、私ごとではありますが、娘が小学校に入学し最初の音楽に授業で配られたガリ版刷りの歌詞カードを見せてくれました。そこに書いてあったのがこの楽曲でした。
(Youtube先での再生になります。)

■Ryntenダイアリ
【地球屋ハルナグラスイベントルーム@群馬春東村】
3度目の正直!コロナで2年、ここのスケジュールが飛びましたが、今年やっと実現。嬉しかった!3年前から企画されていたここ〝地球屋〟は初めてお邪魔しました。とてもいい空間でした。群馬県高崎市から車で30ほどのところにあります。敷地内にはパン工房やお土産、はたまたガラス工房も。今回スタート時間が早かったためゆっくりと見る時間がなかったので、次回はゆっくりと見学させて頂きたいと思います。

PAチームも頑張ってくれました。

パン工房で作ってるパン付き(コーヒーも)。もちろん焼きたてです。僕も食べましたが、本当に美味い!

会場前の公園。

青空が綺麗だったなあ。

ライブ会場ははもちろん、ソーシャルディスタンス。足を運んでくださったみなさん、有難うございました!
終演後は主催者であり地元高崎でフォームバーを営む〝高橋さん〟のお店〝青春の詩〟で「お疲れ様でした〜!」

開演時間が早かったため、当然終演も早い。打ち上げの時間もたっぷり!でした(笑)。しかしながら、あれやこれやと話は弾み、あっという間に時間が過ぎて行きいました。
スタッフの皆さん、有難うございました。感謝!

【とある日のランチライブ〝さくらLive〟】
時々、僕のステージにゲストに来てくれる、アナウンサーの〝白井京子さん〟の朗読ライブに行って来ました。スタートは昼過ぎ。ランチライブ。女性のお客さんが80%でしたねえ。なんとも羨ましい(笑)。
白井さんと同じ事務所(高橋圭三事務所)4人の女子アナの朗読とピアノのステージ。4人とも個性のある朗読。あっという間の時間でした。もちろん、お一人づつの朗読ですが、白井さん以外のお三方「朗読は初めて」だそうです。

写真はライブ前のご挨拶から

ピアノの上にはさくら

ランチ後まったりとした時間が。

白井さん、また一緒にやりましょうね。

【Rynten Live】
★ソロライブ
・4月29日(祝金)福岡朝倉「音茶〜昭和の日コンサート」
※同時配信あり(twicas)19:00〜 2,300円 5月13日(金)まで視聴できます。
https://twitcasting.tv/c:onsaasakura/shopcart/136510
19:00スタート 前3,500円 当4,000円(要ドリンク)
(問)同 TEL 0946-52-3672 又は フィールドウイング TEL 0946-52-3671 http://www.asakura.ne.jp/onsa/

・5月4日(祝水)山口美弥町「Sonoda Coffee」※コロナにより中止となりました。

・5月8日(日)奈良「ビバリーヒルズ」
18:00スタート
前3,500円 当4,000円(要1ドリンク+1フード)
(問)同 TEL 0742- 33-1138
https://flower6.jp/index.html

★セミナー開催
・4月30日(土)福岡朝倉「音茶」※日程が変更になりました。
全プライベートレッスン 50分 8,800円(税込)
自由課題
(問)同 TEL 0946-52-3672 又は フィールドウイング TEL 0946-52-3671 http://www.asakura.ne.jp/onsa/

・5月3日(祝火)山口美弥町「Sonoda Coffee」※コロナにより中止となりました。

・5月7日(土)大阪八尾「F2音楽教室」
全プライベートレッスン 50分 11,000円(税込)
自由課題
(問)同 TEL 0120-448-112 または 072-923-8111
https://f2music.com/special01/index.html

■アルバム/譜面集情報
譜面集『フィンガースタイルで弾くソロ・ギター名曲集 至宝のメロディ20 (CD付)』

譜面集【New Vistas】発売!
2021年3月20日 KMP出版より 2,500円+税
AMAZONで販売中。


10年ぶりとなる、NEWアルバム「New Vistas」発売中

2 thoughts on “Rynten #708 インプレッション ”岡崎倫典:音楽絵巻” #23”

  1. 先日、中川イサトさんのご逝去について新聞(地方紙)に載っていました。その中で、押尾コータローさんの師匠ということが書いてあったのですが、本日のオープニングで腑に落ちた次第です(笑)小生といえば、まったく存じておりませんでしたが、五つの赤い風船という紹介で遠い記憶がよみがえりました。小学校の頃、大学生だった叔父がフォークギターを弾いていましたが、もらったカセットテープに「遠い世界に」や高石友也さんのアルバムが録音されていました。昔のコメの脱穀後にギターの弦がいっぱいついたようなもの(分かりやすく説明すると四角い枠にハープのように細い鉄線を櫛状にに張り、それを斜めに設置して、米を流すことにより割れたり未成熟な米粒が間から落ちて選別するという装置(かえってわかりにくい:笑)というものがあったのですが、それをギターのように指ではじくと、まさに「遠い世界に」の前奏などから聞こえる音(楽器の名前も知りませんし、農機具は音程が変化しませんが:笑)にすごく似ていました。どうでもいい話で恐縮です。今は親戚に委託しているので農作業はしていませんが、当時農機具をいたずらして、選別が出来なくなると怒られたのは言うまでもありません(笑)

  2. 中川イサトさんの訃報は残念です。私自身がフィンガーピッキング・ギターに触れるのが遅かったため、”全盛時代”は知らないのですが、ライヴ活動をやらなくなる寸前のライヴは何本か行きました。(行っておいて良かった)
    インストは2、3曲だけで、あとは弾き語りでしたが、楽しかったなあ。「インストは後でやるから・・・」と言いながら歌っていた覚えがあります。(笑)沢田研二の「君をのせて」が好きだったみたいで、よく歌っていました。「Crescent Moon」あったかな。探してみよう。
    話は変わりますが、知床で痛ましい事故がありました。倫典さんの「雲の上シリーズ」を聴く前から知床が好きで、遊覧船も乗りました。ただし、小さい船は怖いので、大きい船に乗った記憶があります。亡くなった命は戻りませんが、早く事故原因を究明してほしいと思います。

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