Rynten #706 インプレッション ”岡崎倫典:音楽絵巻” #21

春、新しい生活をスタートさせた方も多いかと思います。如何お過ごしでしょうか。

3月は寒暖を繰り返しながら、徐々に移ろい始め末頃には春を飛び越えて夏を感じる陽気に包まれる日もあったり、街中では半袖Tシャツ一枚で歩いている若者もちらほら見かけました。みなさんのお住まいは如何でしょうか。
さて、700回記念プレゼントにご応募下さった皆さんからのメッセージをご紹介しています。その続編です。
ー奈良在住。毎年ビバリーヒルズに来て頂いて有難うございます。この2年、コロナ禍で残念ながら生の音をお聴き出来ておらず、ストレスが溜まっています。
Rynten いつまで続くのかわかりません…。奈良は昨年、自分のソロ・サポート的な仕事も含めて一番ステージの多かった街です。もっとも、コロナ禍でライブ会場に足をは運べない方もたくさんいらっしゃる事も理解しています。ライブ同時配信もありますので、そちらでストレスを少しでも発散して頂ければ、と思います。
ー素敵なアレンジが多く憧れです。スローハンドな曲もお願いします。老齢なので。
Rynten 老齢でなくてもスローハンドの曲は若い人たちにも多い昨今です。速い曲が苦手という方であれば、速い曲をテンポを落として弾く、という手もありますね。。。わかりました!スローハンドというよりもバラード系の曲を多くお届けしたいと思います。
ーRyntenさんのギターサウンドは力強くかつ繊細でじっくり聴きごたえのある世界を見せてもらっています。辛いニュースばかりで、音楽が唯一の救いの場所になってしまいました。
Rynten 辛いニュース…追い討ちをかけるような〝ウクライナ侵攻〟のニュースも流れています。音楽が唯一の救いの場所…を「喜んでいいのか?」あるいは「他に何かお探しになっては如何でしょうか」と同時に感じています。でも一つの救いの場所としてこれからも宜しくお願いします。

【Opening】エイリアンズ 〜フィンガースタイルで弾くソロギター名曲集〜至宝のメロディ20より

【Rynten Impression】ー 岡崎倫典:音楽絵巻 Vol.21 ー〜 アコースティック・ギターへの回帰 -3- 〜〝Stefan Grossman(ステファン・グロスマン)〟特集 ギターインストを語る時、この人は外せんません!アルバムの多くはギター1本のテイクですが、今回は複数のギターでの演奏を紹介します。この〝Stefan Grossman〟は、自分のレーベル〝Kicking Mule Records〟を立ち上げ、演奏そのものというより多くのアーティストを引っ張ってきた即席、功績があります。また、日本が誇る、カントリーブルースギターリスト〝打田十紀夫〟さんの師匠でもあります。
・Crow Jane / Stefan Grossman with Rory Block:Rory Blockは女性です。ギターインストの世界では初期です。この時代に女性が弾いているとは…さすがはアメリカ!
・Tightrope / Stefan Grossman:一人多重録音 1970年代半ばのテイク ギター回帰した僕が追いかけたレーベルの一つです。
・Idaho Potato / Stefan Grossman with John Renbourn:〝John Renbourn〟は亡くなってしまいましたが、雑誌の対談でご一緒したことがあります。
・Sunset on Soweto / Stefan Grossman with Larry Coryell:こんな人とも一緒に演ってるんだ?!と驚いたのが〝Larry Coryell〟との演奏。JazaとRockを融合させた立役者です。

【Key of R】
番組最後は僕の生演奏をお届けします。今日のお送りするのはそろそろこの季節〝ハナミズキ〟。2004年〝一青窈さん〟の5枚目にシングルでリリースされた楽曲です。名曲ですね。弾いていても気持ちがいい。この〝花水木〟は明治末期に東京からアメリカへ桜の苗木を贈り、大正時代に〝アメリカドッグウッド〟つまり〝花水木〟が返礼として贈られました。これは〝アメリカハナミズキ〟とも呼ばれています。
この曲は何度も番組で流した曲でもあります。コーラスごとも変化をつける、という意図でところどころ原曲にはないフレーズも幾つか取り入れています。ステージでも人気がありリクエストも多く、ギターを弾かれる方でこの曲を手がける人が多いと思います。それほど簡単なアレンジではありませんが、ぜひ挑戦してみて頂ければ、と思います。
(Youtube先での再生になります。)

■Ryntenダイアリ
【Back In Townライブ】
数ヶ月ぶりのバックインタウンです。蔓延防止重点措置などの発出のため、延びに延びてしまいました。当然ながらソーシャルディスタンス、ではありましたがやはりコロナ禍、お客さんの足はまだまだ遠いですね。これも致し方なし、ですが久しぶりにご来場下さった方もいたりして、嬉しい限りです。

ライブは、昔の曲や今年発売になった「フィンガースタイルで弾くソロギター名曲集〜至宝のメロディー」からも織り交ぜて、の内容でした。最後にリクエストコーナーもあったりして。
このご時世、命がけでご来場下さいました皆さん、有難うございました!

【Rynten Live】
★ソロライブ
・4月16日(土)群馬高崎「地球屋ハルナグラスイベントルーム」
14:00スタート 3,500円(ドリンクと美味しいパン付き)
(問)高橋 TEL 090-2767-2276

・4月29日(祝金)福岡朝倉「音茶〜昭和の日コンサート」
※同時配信あり(twicas)19:00〜 2,300円 5月13日(金)まで視聴できます。
https://twitcasting.tv/c:onsaasakura/shopcart/136510
19:00スタート 前3,500円 当4,000円(要ドリンク)
(問)同 TEL 0946-52-3672 又は フィールドウイング TEL 0946-52-3671 http://www.asakura.ne.jp/onsa/

・5月4日(祝水)山口美弥町「Sonoda Coffee」
18:00スタート 3,500円(1ドリンク付)
(問)園田 TEL 090-9733-5053
https://yamaguchi.keizai.biz/headline/2542/

★セミナー開催
・4月9日(土)&10日(日)広島福山「バーカブロ」
全グループレッスン(2名〜3名)1回50分を2回でワンセット 11,000円(消費税込)
お申し込み、お問い合わせは「バーカブロ」まで
TEL 084-926-5966(20:00〜翌3:00)
info@bar-caboulot.com
http://www.bar-caboulot.com

・4月28日(木)福岡朝倉「音茶」
全プライベートレッスン 50分 8,800円(税込)
自由課題
(問)同 TEL 0946-52-3672 又は フィールドウイング TEL 0946-52-3671 http://www.asakura.ne.jp/onsa/

・5月3日(祝火)山口美弥町「Sonoda Coffee」
全プライベートレッスン 50分 8,800円(税込)
自由課題
(問)園田 TEL 090-9733-5053
https://yamaguchi.keizai.biz/headline/2542/

・5月7日(土)大阪八尾「F2音楽教室」
全プライベートレッスン 50分 11,000円(税込)
自由課題
(問)同 TEL 0120-448-112 または 072-923-8111
https://f2music.com/special01/index.html

■アルバム/譜面集情報
譜面集『フィンガースタイルで弾くソロ・ギター名曲集 至宝のメロディ20 (CD付)』

譜面集【New Vistas】発売!
2021年3月20日 KMP出版より 2,500円+税
AMAZONで販売中。


10年ぶりとなる、NEWアルバム「New Vistas」発売中

One thought on “Rynten #706 インプレッション ”岡崎倫典:音楽絵巻” #21”

  1.  いつものバイトは土曜夜から翌日朝までの時間帯ですが、本日(4/9土)は3回目のワクチン接種があった為、金曜夜から土曜朝の変則バイトでした。久しぶりに中央FMのサイマル放送を拝聴しています。ファイザー2回で、今回はモデルナ初接種。接種部分が重痛い症状が出ています(涙)全国的にも接種が進み、倫典さんのインフォメーションにもあるように、コンサート関連がだいぶ緩和されてきました。
     桜の季節ですが、近所の名所は通常よりだいぶ遅れています。日中はだいぶ暖かいのですが日が暮れてからの冷え込みがなかなか解消されずつぼみが膨らんできません。そろそろバイクシーズンですが、地震の影響で、出費がかさみ今年は当分お預けになりそうです(涙)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です