Rynten #625 インプレッション ”ギターインストのルーツを辿る旅 #5 / 1970年代編 ”

9月に入ってからも新潟では40℃超えを記録したという今年の夏。9月も下旬に差しかかろうという時節。そろそろ気温がが下がり始めたか?!と期待をしています。いかがお過ごしでしょうか?

ごく普通の季節の移ろいやいつも通りの生活が続く毎日…今年ほど、そんなことが有難いと思った事はありませんでしたね。過去にも様々な理由でいつも通りの生活が途切れたり、季節の移ろいが狂ったり、はありました。その度に、皆さんも〝ごく普通〟という有難さに気づかれたのではないでしょうか。
さて、話は変わりますが、かつてどの家庭にもあった〝赤チン〟。ある程度のお年の方は何度もお世話になったかと思います。赤チン、赤いヨードチンキの略ですね。別名〝マーキュロクロム液〟。局所殺菌剤である〝メロクロム水溶液〟だそうです。明治時代以降、家庭や学校の保健室に常備される様になったとの事。しかし、このマーキュロクロムは〝有機水銀化合物〟です。〝水銀公害〟で1960年代以降は敬遠され、少しづつ消えていきました。1973年には国内生産が中止。今は海外からの輸入で販売を続けている会社もあるそうですが〝水銀による環境汚染〟防止に関する法律によって今年いっぱいで規制されるそうです。ますます「昭和は遠くなりにけり」。僕は、絵の具に少し金色を混ぜた様な光り方が好きでした。虫刺されの薬がまだ一般に浸透していなかった、そんな時代。蚊に刺されただけでも塗り、赤の中にキラキラ光る金色を眺めながら1人ほくそ笑んでた少年でした。皆さんはいかがだったでしょうか?

【Rynten Impression】
今週も「ギターインストのルーツを辿る旅 vol.5」と題し、1970年代編をお届けします。
・Clap//YES(イエス) 1971年 3rdアルバム〝The YES〟より
・Instrumental II/James Taylor(ジャムス・テイラー) 1972年 3rdアルバム〝One Man Dog〟より
・Slat key Soqual Rag/The Doobie Brothers(ドゥービーブラザース) 1975年 5thアルバム〝Stampede〟より
・Brushes(Never Going Back Again)/Fleetwood Mac(フリートウッドマック) 1977年 13rdアルバム〝Rumours〟より

【Key Of R】
今日の生演奏は、オリジナル曲から《影丸と14匹の仔猫たち》をお届けします。僕の最初のアルバム《Bayside Resort》に収録した曲です。ということは、曲が生まれて30数年経つことになります。今日の〝Rynten Impression〟でご紹介した〝YES〟の〝Clap〟という曲を聴いて頂きましたが、聴くからに〝Chet Atkins (チェット・アトキンス) 〟の影響が強い。この〝影丸と14匹の仔猫たち〟は〝Chet Atkins 〟の影響が一番強く出ている曲でもあります。ライブで、この曲の解説をしていますが、〝影丸〟は僕たちが飼っていた真っ黒な猫。もらって来た時は生まれたばかりで片手に乗るほどでした。そして大きくなり、最後には流産しかけた僕の娘の身代わりになって亡くなりました。その間に、彼の奥さんは3匹、子供は14匹、という立派な猫でしたねえ。そんな〝影丸くん〟に捧げた曲です。

●Ryntenライブ
コロナウイルス感染防止・ソーシャルディスタンスを取るため、各会場とも人数を制限しての開催となります。体調の悪い方や熱のある方など、お控え下さいますよう、お願い申し上げます。また、状況により時間の変更や延期・中止になる場合もあります。ご容赦下さい。
★ライブ
・10月2日(金)東京「Back In Town」
定員の半数〝35名〟での開催となります。今現在の開場/開演時間は通常通りです。
19:30スタート 3,850円(要1フードと1ドリンクオーダー)
(問)同 TEL 03-3353-4655
http://backintown.jp/index.php?z=114001

・10月10日(土)鳥取米子「BEXX」後日動画配信あり(有料)
18:30スタート
一般:前 3,500円 当 4,000円(ドリンク別)
高校生以下:前 2,000円 当 2,500円(ドリンク別)
(問)同 TEL 0859-21-0830
http://www.bexx.jp

●中止または延期になったライブ
●延期
・9月20日(日)山口「sonoda Coffee」(問)同 TEL 090-9733-5053
●中止
・10月予定「2020年岡崎倫典ギター教室発表会」年内の開催はありません。

【とあるレコーディング】

雑誌のレコーディング。無事に終了!

【ビバリーヒルズ@奈良 ライブ&生配信】

またまた配信ライブが開催。今回は無観客ではありません。

やっぱりお客さんあってのライブだなあ、とつくづく。

当然ながら、お客さんは少なかったけど倍以上の暖かい拍手をもらいました。

有り難かったです。

打ち上げはいつもの〝おでん〟《竹の館》で「お疲れ様でした〜」。

やっぱりライブは楽しい。

コロナ禍に足を運んでくれた皆さん、ありがとうございました!

One thought on “Rynten #625 インプレッション ”ギターインストのルーツを辿る旅 #5 / 1970年代編 ””

  1.  本日もラジオミューさんのサイマル放送を拝聴しながら書き込みしています。先週・今週とギターのインスト特集ですが、感じたのは全然色褪せないメロディ、、というよりどの曲も初めて聞く楽曲だからでしょうか(歌謡曲で育ったから、笑)。どの曲も聴き入ってしまいます。倫典さんの解説を聴きながら若かりし時代を思い出しています。
     秋の夕暮れはつるべ落としといいますが、すっかり暗くなるのが早くなってきました。やっぱりアコースティック ウインドを聴きながらのこの時間が至福の時ですね。

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