東京の紅葉も進みつつあるようです。如何お過ごしでしょうか?
めっきり寒くなりました。季節の移ろい、もの凄く早いですね。「昔はこんなに早く季節って変わったっけ?」と。
さて、話は変わり…。僕たちは音の世界に生きています。もちろん、音だけではありませんが、〝音の世界に生きる〟たくさんの職業やポジションがあります。中でも最近感じるのが、〝特質〟に値するのではないか?という〝潜水艦の音響測定員〟。これほどシビアなポジションはないのではないか?音の世界に生きる中でもこれは筆頭と言っていいのかもしれません。実際どの様な仕事内容なのか?は、詳しくは分かりませんが、かなりシビアな世界である事は間違いないでしょう。日本で言えば、海上自衛隊が制作した潜水艦を紹介するビデオもあります。しかし、極秘事項がかなり多い為、逆に漫画アニメの方が分かりやすいかもしれません。例えば、〝かわぐち かいじ〟さんの〝沈黙の艦隊〟。こちらの方が実際の潜水艦の音響測定という世界がより分かるかもしれません。何れにしても、僕たちですらとても追いつかない程の〝耳の良さ〟そして〝集中力〟を感じる、そんなポジションです。
■Ryntenゲスト《野澤享司さん》
今週と来週は、野澤享司さんにお越しいただきます。野澤さんは、2年ぶり2度目の登場。野澤さんが「2年経ったんですね。」と「今もお変わりなく」と僕。
BGMには、今年リリースした《Earth Beat〜明日への航海》から《大河の見る夢》。このアルバムはパーカッションの〝ながはら元さん〟とのコラボ、しかもこの楽曲はギターインストなんです。これがなかなか素晴らしい!
野『ずっと一人でしたから、自分の中では新しい試みです。』
倫『個人的には名盤です!近年、手にするアルバムは「また聴こう。」という気が起こらない。久しぶりに車の中に入れ込んでおこう、と思いました。』
野『ありがとう。頑張った甲斐がありました。』
倫『このギターのスタイルは自分好みな部分が結構ちりばめられていて、それが大きい。』
今回、ギターとパッカション、他の楽器がないのがいいんです。
野『二人にこだわりました。』
倫『最近、余計な機械的な音がガンガン入っている様なアルバムにはない、人間味を感じます。』
野『二人で出し切った、シンプルだけどバリエーションに富んだアルバムです。』
このアルバムはセルフアルバム。以前リリースした〝Fender Bender〟からの楽曲をアレンジしたり新曲も収録されています。また、不思議なジャケットも。全てに物語があるんです。この話題は追って聞いていきたいと思います。
ここでスタジオ生ライブ。ほぼブッツケです。
今日の1局目は新しいアルバム〝大河の見る夢〟から《やるせないこの想いは》。
https://youtu.be/U37GirIWJbA
演奏を終えて
倫『コード進行が複雑じゃない。』
野『そうですか?!』
二人で(爆)
キーボード関係の人が創ると綺麗なメロディーなんですが、コード進行が「はあ?」というものも多いんです。
倫『やっぱりギターリストが創るコードの流れは理解しやすいし、ブルース基調だし。それに今回収録した前回のアルバムのセルフカバー〝ウイスキーリバー・ブルース〟には〝グランド・ゲーリー・デービス〟が出たっ!それも僕が聴き倒した〝ホットツナ〟』
野『一緒です。』
二人で(爆)
本当にその曲を聴いた時は「きた〜っ!」という感じでした。それを日本語で演ってる、というところに僕は飛びつきましたねえ。それがたくさん入っているアルバムなんです。
ジャケットに描かれている絵は、全て野澤さんが描かれています。しかもUFOが…。
倫『ストーリーが描かれてる?』
野『でも、よく考えてみればストーリーが見えてくるまで CDのイラストを考えてみる人はいないと思う。』
確かに言われなかったら分からないでしょうね。
倫『このアルバムに流れているテーマはあるんですか?』
野『裏面に描かれている道具。人間が始まり道具を使い出し、それは地球の為にいい物になるのか?悪い物になるのか?見守っている。』
倫『宇宙人が?』
野『はい。』
この道具は宇宙人が作ったのかどうか?と尋ねたら「分からない」との返事でした。ジャケットの裏、ライナーノーツの裏には、野澤さんとながはらさんの似顔絵が描かれています。
倫『これも UFOの中にいるという設定?』
野『はい。宇宙人と一緒に地球を眺めている。』
二人で(爆)
倫『ジャケットの中にストーリー性が漂っているのは最近珍しい。』
野『ブルージーなのにSFチックな部分が。』
倫『妙なコラボレーション』
野『異質なコラボレーションが異質ではなく感じるみたいな…。』
最後の曲は、《アースビート》から《大地の鼓動》
曲を聴きながら
倫『これはオープンチューニング?』
野『はい。』
野澤さんは色々な話題をお持ちの方です。そのあたりを次回伺ってみたいと思います。
【野澤享二ライブスケジュール】
・11月11日(日)イベント「上の恩賜公園野外音楽堂」
以下、野澤享司 with ながはら元
・11月22日(木)東京高円寺「稲生座」
・12月14日(金)東京大森「風に吹かれて」
・12月16日(日)埼玉川越「一乗」
・12月24日(日)国分寺「giee」
・12月29日(土)栃木宇都宮「レモンファクトリー」
野澤享司HP http://www.good-weather-studio.com/nozawa-kyoji.html
■Ryntenダイアリ
■Ryntenライブ
■ライブスエジュール
・11月17日(土)三重四日市「ガリバー」ゲスト 竹内いちろ
19:00スタート 前3,000円 当3,500円(オーダー別)
(問)同 TEL 059-346-7321
http://www.galliver.gr.jp
・11月18日(日)東京「バックインタウン」
18:00スタート 3,780円(オーダー別)
(問) TEL 03-3353-4655
http://www.backintown.jp/index.php?z=260402
・12月2日(日)奈良「ビバリーヒルズ トーク&ライブ with平井宏」
ゲスト:南かおり(MCタレント)
18:00スタート 前4,000円 当4,500円(オーダー別途)
(問)TEL .0742-26-7444
http://flower6.jp/access.html
・12月23日(日)福岡朝倉「音茶 ~復興支援ライブ~」
O.A. 櫻井憲一郎、ザ・もー
18:30スタート 前3,500円 当4,000円(要1ドリンク)
(問)同 TEL 0946-52-3672 又は フィールドウイング TEL 0946-52-3671
http://www.asakura.ne.jp/onsa/
◆北海道ツアー
・11月22日(木)旭川「かぐら蔵」
19:00スタート 前3,000円 ペア5,400円 当一律3,500円
(問)同 TEL 0909082-6868
・11月24日(土)芦別「キッチンハウスエルザ」
19:00スタート 前/当3,000円(1ドリンク付)
(問)同 TEL 0124-23-0082
・11月25日(日)滝川「三浦華園」
18:30スタート 前3,000円 当3,500円(1ドリンク付)
(問)同 TEL 0125-32-3329
・12月6日(木)富良野「夜の独尊」
20:00スタート 3,000円(要1ドリンク)
(問)リンテンツアーサポート北海道 :担当:森 TEL 090-1399-1440
・12月8日(土)北見「ヴィーナス」
19:00スタート 前3,000円 当3,500円(要1ドリンク)
(問)同 TEL 0152-73-2223
◆ギターセミナー
・12月1日(土)大阪八尾市F2音楽教室
全プライベートレッスン、50分、¥10,800(税込)
http://f2music.com
■2019年ライブスケジュール予定
・1月19日(土)静岡浜松「なんでモール」
・1月26日(土)東京水道橋「カフェらいん」…一人ステージです。
・2月2日(土)高知「Bee Station」
・2月10日(日)愛知江南「スタジオM」
・2月16日(土)高崎「JJ&BB」
・3月16日(土)ソウル「SJA Hall 」
■アルバム/譜面集情報
『Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng – 』
テレサ・テンとの夢のコラボレーションをスペシャルトラックとして収録。