今月の国立映画アーカイブ◇Art Focus @ Tokyo◇イベント「京橋 ひと・こと・とき(刻)2023 初夏」開催中❣❣

『今月の国立映画アーカイブ』

 

京橋3丁目にある「国立映画アーカイブ」スタッフの方が、数々の映画上映イベントや企画を通して映画の魅力をご紹介くださるこのコーナー。

 

今日、スタジオにお招きしたのは。。。ハロラジ初登場!!

展示・資料室から宮本法明さんと小川努さん、そして付き添ってきてくださった玉田さんです。

ご紹介くださったのは、5月10日から公開されたWEBサイト

「映画遺産— 国立映画アーカイブ映画資料ポータル —」について。

 

今日のお話の中で、お二人の映画とその関連資料、機材に対する情熱を感じると共に、

「遺す」というキーワードの言葉の重みを感じました。

公開されたWebサイトの特徴や閲覧できる資料などについてもご紹介くださいました。

そう、私たちの未来が見た目がどんなにSimpleでQuicklyなもので満たされたとしても、過去の遺産から学ぶべきことはとても沢山あるのだと思います。

今回、国立アートリサーチセンター協力のもと、国立映画アーカイブと国立情報学研究所が共同で開設・公開されたサイトでは、現在、第一弾の公開資料として、国立映画アーカイブ所蔵の映画機材181点(撮影機116点/映写機65点)が掲載されています。

今後、さらにUpdateされていくとのことです。

HP:https://nfajfilmheritage.jp/

是非、Webサイトにアクセスしてみてください!

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Art Focus @ Tokyo

アートライターのヒロさんがご紹介くださるこのコーナー。

今日ご紹介くださったのは、、、

練馬区立美術館で開催中の「生誕120年 大沢昌助展」

  • 自由奔放な作風が魅力の作家

1991年、1997年、2003年、2010年に続き同館で5回目となる大沢昌助(1903-1997)の展覧会。練馬区立美術館では作家の作品を100点以上を所蔵していることから、生前時から定期的に展覧会を開催してきました。しかし残念ながら他館での開催は極めて少ないのです。

作家の父・三之助(さんのすけ)は建築家。水彩画を嗜んでいた父から絵のテクニックを学んだそうです。初期は色々な作家の影響を受けながら家族をモデルにした人物画や風景画を描いていましたが、1960年代から抽象画を描くようになリます。自己の作風を固守することなく、むしろ自在に変化させることを楽しんでいるかのような印象すら受けます。

「ふっきれてきて仕事が楽になってきた」

 

艶やかな色彩、リズミカルな抽象的モチーフ…初めて彼の作品を見た時「なんて自由な感性の持ち主」と思いました。作家はオーディオマニアで音楽からインスピレーションを受けて制作された作品も多く、「12のエチュード」シリーズはドビュッシーの練習曲を絵にしたそう。2階展示室へ向かう階段の途中にある、記号のような羅列が面白い「主題と変奏」(1996年)もお見逃しなく。出口付近にあるボーダーのTシャツを着た晩年の自画像の爽やかなこと!

 

ちなみに作家が親しかった東京美術学校出身の仲間たちは、猪熊弦一郎、岡田謙三、牛島憲之、小磯良平、山口長男・・とすごい顔ぶれです。いずれも故郷で個展が開催されたり、美術館ができたりしていますが、大沢は東京出身・東京育ちゆえ、そういう展開にはなりませんでした。知られる機会が少ない作家という意味でも、今回の展覧会は必見です。

 

◎展覧会インフォメーション

練馬区立美術館 https://www.neribun.or.jp/museum.html

2023年4月29日(土)〜6月18日(日) 月曜休館

午前10時〜午後6時 ※入館は閉館の30分前まで

一般1000円他

 

:展示風景(左「青の遍歴」、右「逸楽と秩序」)

:展示風景

 

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イベント「京橋 ひと・こと・とき(刻)2023 初夏」開催中❣❣

 

いよいよ来年は6年ぶりにここ京橋にも祭が戻ってくる!?

スタジオに京橋一の部連合町会青年部 はじめ会会長、林登美雄さんをお招きして、主催者として今回の展示イベントについてご紹介いただきました。

江戸時代から続く「山王祭」、そして京橋の歴史と文化について知ることができるとても貴重な機会。

一人でも多くの皆さんに知っていただきたい、触れていただきたい、と言う思いを込めて

山王祭の様子の映像、何十年ごとにしか見られない修復中の神輿の映像や写真、町会半纏、提灯などを展示して6月1日・2日・3日の3日間、公開中です。

*中央エフエムはこのイベントに共催しております。

 

台風の影響により、大変お足元が悪い中です。

明日まで開催しておりますので、もしお時間に余裕がありましたら。

 

企画展

京橋 ひと・こと・とき(刻)つなぎ 2023・初夏

『“祭”が街を繋ぎ、賑わいを生む ~京橋の歴史と共に~』

開催場所:ミュージアムタワー京橋1階 エントランスホール(京橋1-7-2)

開催期間: 2023 年 6 月 1 日(木)~3 日(土)

展示時間:

6 月 1 日(木)15:00~19:00

6 月 2 日(金)10:00~17:00

(※15 時~15 時 30 分 トークイベント準備のため一時クローズさせていただきます)

6 月 3 日(土)10:00~15:00

展示内容:

京橋地域の歴史や山王祭の歴史・神輿についてのパネル展示 京橋一の部連合町会 半纏(6町会)の展示

入 場 料: 無料

中央エフエムHP:http://fm840.jp/

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この後の台風の影響が心配されます。

来れぐれもご帰宅時、お気をつけください。

 

来週6月5日(月)のハロラジ ナビゲーターは新宮志歩さんにバトンタッチ

そのラインナップは・・

  • 築地場外市場インフォメーションコーナーでは

ぷらっと築地の山崎さんと、築地場外市場の最新・最旬の情報をお届けします!

来週末6月9・10・11日に波除神社で開催される「つきじ獅子祭」についても教えていただきます!

 

  • ルッキン深川コーナーでは、タウン誌深川、片山編集長にお隣江東区深川エリアの情報をお電話を繋いで。7月上旬に森下商店街主催で行われる中元飲食まつり と 森下朝顔市についてご紹介いただきます!

来週もどうぞお楽しみに!

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