Art Focus @ TOKYO & 「勝鬨橋 橋脚内見学ツアー」& 「科学開講!京大コレクションにみる教育事始展」

Art Focus @ TOKYO

 

アートライター ヒロさんがご紹介!

 

今日は恵比寿ガーデンプレイス等で開催中の 第7回恵比寿映像祭「惑星で会いましょう」

ご紹介します。

 

以下、ヒロさんからのメッセージです。

 

(1)映像作品が大多数

同館の通常の展覧会は写真展の割合が最も多いのですが、

このイベントに出品されている作品のほとんどは映像です。

映像は見るのに時間がかかるため敬遠する人もいると思います。

ぶっちゃけて言えば、全てが面白いわけではありませんが、

アーティストの表現、メッセージ、感覚が心に響く可能性は多いにあります。

 

(2)複数のキュレーターがアーティストを選出

これまではひとりのディレクターが統括していたのですが、

今回はキュレーターたちがそれぞれ作家をピックアップしたそうです。

そのため、より多角的な視点から作品が選ばれているはずです。

「惑星で会いましょう」は、実はいかようにも幅広く捉えられる

抽象的なテーマですので、

惑星をイメージさせる作品ばかりがあるわけではありません。

 

(3)東京都写真美術館が改装中でもこの映像際だけは継続

今年は本拠地で開催できないために

会場をレンタルして開催しているそうです。

その分、力が入っている企画なのです。

展示、上映、トーク、パフォーマンスと多彩な内容が特徴です。

同館は従来から、美術館だけに留まらず地元を巻き込むスタイルは

都内の他の美術館よりも一歩リードしている気がします。

 

◎ポイント!

恵比寿映像際、知っている人も知らなかった人も、

今週末は恵比寿へ行ってご覧になってください。

 

◎展覧会インフォメーション

2015年2月27日(金)〜3月8日(日) (10日間/会期中無休)

10時〜20時 ※最終日は18時まで

入場無料 ※定員制の上映プログラム、イベントについては有料

会場:ザ・ガーデンホール、ザ・ガーデンルーム、日仏会館ホール・ギャラリー、

恵比寿ガーデンプレイスセンター広場ほか

01

01 瀬田なつき「5windows」恵比寿特別編/オフサイト展示

02

02 山口典子「KEITAI GIRL」/ザ・ガーデンホール

 

 

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「勝鬨橋 橋脚内見学ツアー」  毎週木曜日・1日4回あり

*事前にはがきにて申し込み&完全予約制 定員5名

 

みなさんはあの勝鬨橋が左右に大きく上がる様子をご覧になったことがありますか?というか記憶に残っている方、いらっしゃいますか?1970年の開閉を最後に閉じてしまった勝鬨橋。それ以来、40年間沈黙。

その勝鬨橋が一体どのようにして開閉していたのか、を知る当時の貴重な資料や実際のモーターや電源、歯車の様子、そして橋の開閉に使われた1000tのオモリやその可動スペースなど、を間近に見ることが出来るのがこのツアーです。橋脚から地下15mまではしごや階段を使って降りると、そこに広がる世界は信じられないくらい別世界。

オモリが設置され、橋を挙げる時に可動するスペースは私の印象では、完全にインディー・ジョーンズのワンシーンを思い浮かべるほどの空間。「こんなところが大都会・中央区のど真ん中、道路というか隅田川の下にあったんだ!」という衝撃的な体験でした。

とにかくこの勝鬨橋は設計、施工、設備、管理、運営までオール メイド イン ジャパンで昭和15年、今から75年前に完成した日本の技術の高さを見せ付けてくれる素晴らしい可動橋です。

 

所要時間:約1時間

お問い合わせ:03-5381-3380

参加費:無料

 

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「科学開講!京大コレクションにみる教育事始展」

 

会期:3月5日(木)~5月23日(土)まで  10:00-18:00(水曜日 休館)

場所:LIXILギャラリー(京橋3丁目)

入場料:無料

 

京都大学はその前身を旧制第三高等学校といい、幕末~明治における近代科学を学ぼうという意欲に満ちあふれていたようです。

そして西洋からの科学教育知識という未知の知識・思想を当時の学生達がどんな実験器具を使って学んだのかを、実際に使用されていたもの約100点の展示により、手に取るようによくわかる展覧会です。

化学天秤、誘導起電機、ミツバチの模型、カイコの模型、カタツムリの模型、鉱物原本、教育掛図、解剖図など100年以上前の科学教育への期待と希望を垣間見ることが出来ます。

 

明治時代の若者達の熱い向学心とそれを担った科学器具。今でも「なるほどー」と思うようなものが沢山ありそうですよ。

 

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今日のメッセージテーマ

あなたが「へー、そうだったんだ!中央区」と思ったことを教えてください

 

*以前、明石町に 『東京都立 築地産院』 がありました。私も息子達を築地産院で出産。

多くの妊婦さんが通院し、赤ちゃんを出産したお母さん達が大勢入院されていました。

入院中、起床時間になると病室にペール・ギュント作曲の『朝』のクラシック音楽が流れていた事を思い出します。(蛎殻町 ヤスコさん)

☆1999年まで明石町にあった施設だそうですね。日本の新生児医療の草分けだったとのこと。病室にクラッシックが流れているって、なんて穏やかな病院なんでしょう!(JUMI)

 

*「中央区」というのは、戦前にあった「日本橋区」と「京橋区」が合併して、戦後にできたものなので、銀座にある「京橋プラザ」、築地にある「京橋図書館」や「京橋郵便局」とか、新富にある「京橋税務署」とか、住所は「京橋」ではなくても、「京橋区の施設」ということで、頭に「京橋」とつく施設が、結構あります。

それから、「日本橋区」の住民たちから、住居表示に「日本橋」が無くなってしまうのに大反対があったので、例えば「日本橋人形町」とか「日本橋小網町」など、正式な住所表示には、頭に「日本橋」をつける所が、いくつもあります。(木挽町ミーミさん)

☆「区」として京橋と日本橋があったんですねー。日本橋は町名に名残がありますが、京橋は残念ながら現表示では見られない、この復活は難しいのでしょうか?(JUMI)

 

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来週3月9日(月)のメッセージテーマは

「あなたが最近ドキドキしたこと」教えてください

昔も今も、ドキドキすること、ありますよ。。。ね!

 

今日も素敵な午後を、そして素敵な週末をお過ごしください。それでは!

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