さて、週の初めの月曜日はおなじみのこのコーナー、
観光協会特派員の「大好き!中央区」をお届けしました。
このコーナーは中央区観光協会が主催している観光検定に合格して
特派員ブログを書かれている方をお迎えしてお話しを伺っています。
ブログと連動していますのであわせてお楽しみくださいね。
今回の特派員さんは、ブログネーム築地朗さんです!
築地朗さんは2011年12月8日付けのブログ記事
お話ししてくださいました。
築地朗さんは茅場町商店会の会長で
「赤札屋田村商店」のオーナー田村新三さんにお話しを伺ったとのことです。
茅場町はその名の通り、江戸時代には茅が茂るエリアで、
茅を扱う職人が住み始めたのが、街の始まりなんですって。
今、茅が茂っていた様子を想像するのは、ちょっと難しいですね。
その後は、職人の多い町として、昭和30年代まで賑わってきたとのこと。
商店会の発足はちょうどオリンピックの頃。
その頃から、交通網が整備され、ビル化が進み、
ビジネス街の下町として現在に至っています。
途中、株の立会場の閉鎖などの影響も受けますが、
現在も周辺ビジネスマンに愛される、商店会なのです。
参加会員の伸び悩みなど、課題もありますが、
向う三軒両隣が助け合える下町の良さを残しつつ、
これからも商店会を発展させていきたいと、
田村さんはおっしゃっていたそうです。
そんな商店会を率いる田村新三さんは現在80歳。
大病もされましたが、元気ハツラツ、地域の顔役です。
健康長寿100歳を目指しておられるそうです。
地元で商売をされ、ご子息が後を継ぎ、
お孫さんも街でスクスク成長している…。
田村さんのような方が会長を務めていらっしゃる商店会は
昔ながらの良いトコロとがきちんと引き継がれ、
都会の真ん中なのに、ホッとできるスポットとして
愛され続けていくんでしょうね。
そんな商店会がある中央区は、いい街ですよね~。
築地朗さんのレポートで、茅場町をより身近に感じてくださった方も
多いのではないでしょうか?
築地朗さん、どうもありがとうございました。
築地・明石町に関する歴史エピソードに大変お詳しい築地朗さん。
まだまだ、調べたいテーマもたくさんおありとのこと。
またぜひブログとラジオで紹介してくださいね(^^)/
(聞き手 木之下貴子)