ゲスト:中央区交響楽団2010冬のコンサート 霜尾 雅一さん

ついにあと1週間に迫りました11/3(祝・水)に開催される中央区交響楽団2010冬のコンサート。晴海トリトンスクエアの第一生命ホールで13:30開場、14時開演で行われます。そこで、今日はファゴット担当の霜尾 雅一さんにお越し頂きました。

中央区交響楽団さんのポスターやチラシ、プログラムはいつも凝った作りで楽しみなのですが、今回もいつものキャラクターご隠居さんと熊さんが登場。ぜひ街中で確認してみてください。

今回は、シベリウス作曲の作品が2曲とドヴォルザーク作曲の作品が演奏されます。

1曲目はシベリウスの交響曲「エン・サガ」作品9。2曲目は、ヴァイオリン協奏曲ニ短調 作品47が演奏されます。シベリウスはフィンランド出身の作曲家。そこで、今回のヴァイオリン独奏は、シベリウスの故郷であるフィンランドシベリウス音楽院に留学されている藤田 有希さんがゲストとして来ていただけることになりました。フィンランドは森と湖の国。藤田さんが独奏される曲は、10歳の時に初めて出会い一目惚れをした作品とのこと。シベリウスの故郷で実際に演奏されるようになって、より一層彼の魅力に引き込まれているとのこと。霜尾さんも先日音色を聴いて、とても美しかったとのこと。藤田さんの演奏も本当に楽しみですね。

そして、最後は、ドヴォルザーク作曲の交響曲第8番 ト短調 作品88。

中央区交響楽団さんには、何度かゲストとして来ていただいていますが、不思議と今までは弦楽器担当の方が多く、霜尾さんが担当の木管楽器は初めてです。ヴァイオリンなどに比べるとファゴットという楽器は耳なじみがないかもしれませんが、オーケストラにおいては欠かせない楽器。管が長い分肺活量も必要ですし、重いので首から紐を下げて演奏を行うそうです。

霜尾さんは、演奏会での曲目を決める選曲担当でもあるのですが、年に5回ある披露の場の曲をまとめて決められるそうです。全員どの楽器もまんべんなく出番があるように年間の曲目を決めていくのが、大変とのことでした。

いつも楽しそうに練習をされているご様子が目に浮かぶようなのですが、今年も10月の三連休は年に一度ある恒例合宿で、今回の冬のコンサートの特訓を行ったばかりです。

深まる秋のひととき、ぜひ素敵な音楽と共にお過ごしになってみてはいかがですか?

当日は、入場料1000円、全席自由です。

では、また明日!

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