「Art Focus @ Tokyo」
お馴染みアートライターのヒロさんがご登場!
今回はご紹介くださったアート展は。。。
すみだ北斎美術館で開催中の「読み解こう!北斎も描いた江戸のカレンダー」
- 北斎らのウィットに富んだ大小暦(だいしょうごよみ)を鑑賞
現代の太陽暦になる前は太陰太陽暦(太陰暦)が使用されていました(ちなみに太陽暦になったのは1873年から)。1ヶ月を月が満ち欠けする周期で計算していたため、1ヶ月は29日または30日となり、3年間で33日ずれてしまうため、うるう年(13ヶ月ある年)が設定されていました。しかしこの調整では各月と季節が微妙にずれてしまうため、太陰暦を使いながら季節を確認する手段として暦とともに中国から伝えられたのが「二十四節気」です。春分、夏至、秋分、冬至をはじめ立春、大寒など1年に24日間あります。
江戸時代は今月が何日あるのか(29日/30日)を日常的に知る方法として大小暦が流行したそうです。30日の月を「大の月」、29日の月は「小の月」とされ、ハガキサイズ程度の小さな紙片に、各月を「大・小」と照合させ記したカレンダーが誕生しました。作り手は絵の中への入れ込み方に凝るようになり、ウィットに富んだ暦が多数誕生しました。
同展に展示されている「大小暦」は絵師未詳のものも多いのですが、葛飾北斎は多数描いていたそうです。以下、北斎作品の一部をご紹介。大の月、または小の月が判明することで、何年の暦なのかがわかる仕組みです。
「鶯と金太郎」:斧に「小」、その横に数字(正、五、六、八、十、十一)→寛政11年己未(つちのとひつじ)
「雪の朝」:帯に数字(正、三、七、九、十、十一、十二)、狂歌に「酉」、門の上に「鶏」 →文化10年癸酉(みずのととり)
「玩具を選ぶ母子」:狐(2月)、桜(3月)、刀(5月)、薄の万灯(10月)、暫(11月)、雪玉(12月)が大の月、馬(午年)→ 寛政10年戊午(つちのえうま)
第3章は「大小に挑戦」。何年の暦かはわからなくても、絵の中の大小や数字を見つけてみましょう。レッツチャレンジ!
◎展覧会インフォメーション
すみだ北斎美術館 https://hokusai-museum.jp/
2024年12月18日(水)~ 2025年3月2日(月祝) ※前期は1月26日まで、後期は1月28日から
月曜休館(祝日の場合は火曜)
午前9時30分〜午後5時30分 ※入場は閉館の30分前まで
一般1000円他
会場入り口
展示風景
:::::::::::::::::::::::::::::
中央区八丁堀にある区民の憩いと学びの場!
「本の森ちゅうおう」企画イベントご紹介!!
スタジオにスタッフの安岡さん、手嶋さんをお迎えしました。
メッセージテーマの「ハッキリさせたいこと」の回答に盛り上がったコーナースタート。「絆創膏」を何と呼ぶか議論が白熱!!(笑)
今回ご紹介いただいた講座は、
「みんなにやさしい色社会」 ~カラーユニバーサルデザインのこと~
https://fs220.xbit.jp/s853/form1/
多様性の時代、一見したところみんな変わらないようで、実は様々な個性・特性が一人ひとりにある!ということを「色」を通して理解し合うことの大切さを感じる講座です。
日頃何気なく見ている色彩環境がどんな意味を持っているのかを講師の方、参加者と話し合うことで見えてくるはずです。
なかなか知る機会のないカラーユニバーサルデザインについて是非、学んでみてください。
:::::::::::::::::::::::::::::
「協働ステーションNAVI」
日本橋小伝馬町「協働ステーション中央」からスタッフの西村さんがご出演。
お久しぶりです!
今年の協ステ、前半は特にイベント目白押しとのこと。忙しい1年の始まりのようです。
今回ご紹介くださったのは「専門講座」
「活動の成果を示して支援を集める」
―次年度計画に役立つ 事業評価入門-
https://kyodo-station.jp/posts/QrJAhdkc
事業を継続的に発展させるために必要な社会変化を捉えた明確なビジョン・ミッションの設定と、事業実施後の評価、成果や課題を次年度計画に反映させることをポイントとして3回連続講座で開催です。
現在~未来へ、どんな活動をどのように持続させたいのか?
を客観的に捉えて、1歩前進したい方におススメしたい講座です。
【開 催 日 時】
第1回:2月11日(火・祝) 17:30-20:30
第2回:2月20日(木) 18:30-20:30
第3回:2月27日(木) 18:30-20:30
※全回受講を原則とします。
【場 所】協働ステーション中央
◆申 込 み方法
以下(1)〜(4)の方法で申込み
(1)申込みフォーム:https://bit.ly/2024senmon2
(2)TEL:03-3666-4761
(3)FAX:03-3666-4762
(4)E-mail:info@kyodostation.jp
::::::::::::::::::::::::::::::
ではまた来週ーーー♡