今月の国立映画アーカイブ◇Art Focus @ Tokyo

今月の国立映画アーカイブ

毎月、第1金曜日にお送りするこのコーナー。
京橋3丁目にある「国立映画アーカイブ」スタッフの方が、数々の映画上映イベントや企画を通してその魅力をご紹介くださっています。

今日、スタジオにお招きしたのは。。。
初登場!上映室から特定研究員の中西香南子さんです。


京橋という街が好き!これからもっと街の魅力を見つけたい!とおっしゃる中西さんの京橋愛。嬉しいですねー。
ご紹介いただいたのは、

上映企画「長谷川和彦とディレクターズ・カンパニー」
会期:2022年10月25日(火)-10月30日(日)  

HP:https://www.nfaj.go.jp/exhibition/kazuhiko202209/

1970年代以降、長谷川和彦とディレクターズ・カンパニーの9名の名映画監督が手掛けた作品の上映がここ、国立映画アーカイブで開催されます。
監督も豪華なら出演の俳優陣も最高の豪華さ!
名優たちの若かりし頃の作品が惜しげもなくラインアップです。

懐かしい作品に出会える素敵な秋です!!
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Art Focus @ Tokyo

アートライターのヒロさんが注目のアート展をご紹介くださるこのコーナー。
今日は。。。
千代田区立日比谷図書文化館で開催中「学年誌100年と玉井力三」

●学年誌の表紙絵を描いたパイオニア
中村不折に師事し、人物画に長けた洋画家として写実にこだわり続けた画家・玉井力三。実は誰もが知っているあの雑誌の表紙絵を担当していたのです。
小学館は創業した1922年から学年誌(学年別の学習雑誌)の出版を開始し、玉井さんは1954(昭和29)年から「めばえ」「よいこ」「幼稚園」「小学一年生」〜「小学三年生」など幼児・児童雑誌の表紙を飾っています。必ず男の子と女の子のペアで描かれ、当時の流行を取り入れた服装や時代の象徴を描いた背景で構成されています。
玉井さんが20年間に描いた膨大な表紙原画が会場の壁面を埋め尽くしていますが、不思議と小学4年生〜小学6年生のものが見当たりません。その理由は既に子どもたちの写真を使っていたからだそうです。小さな子どもたちはじっとしていられず撮影が大変だったため、モデルとなる子たちを個別に写真に撮って、描くときに組み合わせる手法で制作されました。子どもたちの顔も学年によって描き分けていますのでじっくりご覧ください。
実は小学館の他、学研や講談社の学年誌でも表紙絵を描いていたほど売れっ子だった玉井さん。その紹介コーナーも必見です。
付録コーナーでは「東京タワー」や「かいじゅうげんとうき」「光る太陽のとう」「エンパイアビルちょ金箱」など魅力的な付録が並んでいます。

◎展覧会インフォメーション
千代田区立日比谷図書文化館 https://www.library.chiyoda.tokyo.jp/hibiya/
2022年9月16日(金)~ 11月15日(火) 10月17日(月)休館
午前10時〜午後7時 ※金曜は午後8時、日曜祝日は午後5時まで 入館は閉館の30分前まで
一般300円他

:展示風景
:付録コーナー
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今週もハローラジオシティをお聴きいただきありがとうございました。

来週月曜日10月10日(月)は体育の日・祭日のためハロラジはお休みをいただきます。
10月11日(火)のハロラジ。ナビゲーターは新宮志歩さんにバトンタッチ。
そのラインナップは。。。
●NISHIGINZA NAVI
毎月恒例、西銀座デパートの最新情報やお得なキャンペーンについてご案内するコーナー。
広報ご担当、黒川さんにお越しいただきます。
●おしえて!駅たびコンシェルジュ
東京駅の駅たびコンシェルジュの方にお越しいただき、最新の観光情報を教えていただきます。

来週もどうぞお楽しみに!

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