三重テラスで「海女トーク」開催!海女漁の魅力とは

2月になりました!ハロラジ月曜日、担当の新宮志歩です。
今日のゲストは・・・

☆三重県教育委員会事務局 社会教育・文化財保護課
小濱学さん・髙松雅文さん

今朝、三重よりお越しいただいたお二人!日本橋にある三重県のアンテナショップ”三重テラス”で開催される海女さんの展示・トークショーについてご紹介いただきました。

お二人は三重県教育委員会にて伝統や文化財等を保護し伝えていくことを担当されています。
その中のひとつが「海女漁」。三重県の昨年の統計では約700人の海女さんが活動していてこの数は日本最大なんだそうです。

そんな海女漁の魅力や活動を知ってもらうために開催されるパネル展示。
三重、石川、福井の3県でそれぞれ活躍する海女さんの漁方法や資源保護活動について紹介。番組でも少し触れていただきましたが、なかなか知ることのできない内容できっと驚くことがたくさんありますよ!(展示をおたのしみに)

そして展示の最終日にはトークショーが行われます。
「海女トーク」
●日時:平成31年2月10日(日)13時30分から15時00分まで(受付13時00分から)
●場所:三重テラス2階(東京都中央区日本橋室町2-4-1「YUITO ANNEX」2階)

上智大の教授、現役の海女さん5名も登壇する予定です。
観覧は無料ですが、事前登録が必要です。(※締め切りは5日ということで明日です!!)
詳しくは三重テラスの公式ウェブサイト内 こちらのページをご覧ください。

http://www.mieterrace.pref.mie.lg.jp/content/event.php?no=20190114172016&ymd=20190201&bflg=2

三重県からのお越し、ありがとうございました^^

☆明日も新宮が担当です!それでは。

今月の国立映画アーカイブ*Art Focus @ Tokyo

「今月の国立映画アーカイブ」

毎月第1金曜日にお送りするこのコーナー。
京橋3丁目にある「国立映画アーカイブ」の魅力をスタッフの方々が様々な角度からご紹介してくださいます。

1月28日~4月22日まで工事等で長期休館中ということで、今月と来月の2回は、普段なかなかじっくり伺う機会のない国立映画アーカイブの心臓部とも言える「映画室」や「資料室」の仕事について教えていただこうと思います。
今回スタジオにお招きしたのは主任研究員で映画室ご担当の大傍正規さんです。
(右から吉田さん、大傍さん)

「映画室」とはどんな業務をなさっているのか?
私の疑問・質問にとても丁寧にわかりやすく答えてくださいました。
最初に映画が制作された約120年前から膨大な数の映画フィルムが存在し、それらを出来る限り後世にまで残していくために、映画フィルムを収集、保存、復元、データベース化するといった工程を担当なさっているとのこと。
なんて大変なお仕事!時には個人の方から古い映画フィルムの寄贈を受けることもあるそうです。
これまでのお仕事の中で一番印象に残っている映画フィルムの寄贈は、、、
なんと、徳川家康の幼馴染をご先祖様に持つ17代も続く家系の方からのお申し出ということも!!
驚くべきことです。
こうした様々なヒストリーがあってこそ、映画フィルムは輝くのですし、たくさんの人たちに感動を与えてくれるのだと思います。
映画フィルム保存の重要性をしみじみ感じるお話でした。
こうした多くの方の努力があって、今、私たちは古い作品から新しい作品まで、個性豊かな映画を観ることができるのですね。

もっともっと映画の奥深い世界を知りたいと思いました。
是非、あなたも「国立映画アーカイブ」で心に残る、お気に入りの映画を見つけてみてはいかがでしょう?
大傍さん、貴重なお話をありがとうございました!

国立映画アーカイブHPはコチラ→ https://www.nfaj.go.jp/
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
Art Focus @ Tokyo

お馴染みアートライターのヒロさんに気になるアートイベントをご紹介いただくこのコーナー。
今回は、、、
パナソニック汐留ミュージアムで開催中の「子どものための建築と空間展」をご紹介いただきました。

(1)学び舎から遊具まで
子供たちが日常を過ごした幼稚園・小学校、公園等の空間は、原風景として記憶され、その後の人生に少なからず影響を与える、という前提で、子供を対象に建てられた学び舎や遊び場の中から建築・デザイン史の視点でスポットを当てる展覧会。
展示室の壁面は、各施設を紹介した展示パネルで占められています。歴史を感じる木造校舎や最近のモダンな校舎まで特徴を持った施設がラインナップされていて、設計者側と利用者側の目線で選んだという写真が目を引きます。施設によっては建築模型や図面など関連資料を併設してあり、フランク・ロイド・ライト設計の自由学園明日館の椅子や、成城学園の卒業記念に配られた陶芸家・富本憲吉のブローチを見て、こんな学校に通いたかったなぁと思いました。

(2)子供時代に引き戻される
ハード面の展示だけでなく、教育玩具や児童雑誌・絵本の展示もあります。ロングセラー絵本として、小学生の時に読んで心動かされた「スーホの白い馬」の原画も展示されていました。主人公が権力に屈して馬を失ってしまう悲しい物語で、絵を見るだけで今でも目頭が熱くなってしまいます。
全国の公園に作られた「タコすべり台」は、私が通っていた小学校の近くの公園にあり、下校時や休日によく遊んだ覚えがあります。公園の正式な名称は知りませんが、誰もがタコ公園と呼んでいました。タコの足の部分を滑る構造で、タコの頭部が小部屋になっていて友達とそこに集ったり、タコの足と足の間の窪みのところに隠れてたりして、飽きることなく遊んだ遊具です。

(3)工夫された図録
同展の図録は縦18×幅13cmとコンパクトサイズ。1926年に発行された雑誌「コドモノクニ」の表紙が、図録の表紙に折りたたまれて貼り付けられており、その表紙の裏側はぬり絵になっています。見開きが平らになる無線綴じ仕様でめくりやすいマットな紙質、校舎を設計する際にいかに工夫されたかがわかる図面集のページも付けるなど、工夫ポイントがたくさんあります。
 
◎展覧会インフォメーション
パナソニック汐留ミュージアム https://panasonic.co.jp/es/museum/
2019年1月12日(土)〜3月24日(日)まで 水曜休館
午前10時〜午後6時 ※入館は閉館の30分前まで
一般800円

会場風景
会場風景
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
週末、お天気はよさそうな東京地方。
私、ちょっと懐かしいふるさとの風景を見に出かけてみようかと、思っています。
梅がほころび始めていると嬉しいのだけど。。。

さて来週 2月4日〈月〉、ナビゲーターは新宮志歩さんにバトンタッチ。
ゲストさんはどなたかなー?
新宮ちゃんとのトークでどんなお話が飛び出すか、とっても楽しみ!

ではまた来週2月4日、月曜日。84.0 ハローラジオシティ、お聴きくださいませ。