アンジェイ・ワイダ監督作品「カティンの森」DVD/スティーヴ・オースティン「ザ・ハンティング」

ハローラジオシティ、ナビゲーターの福留由夏です。

さて、隔週金曜日にお届けしているコーナー「アルバトロスのライフイズムービー」。

今回も中央区の映画配給会社アルバトロスの三上昌弘さんにご登場いただきました。

ご紹介いただいたDVDは、ポーランドの巨匠アンジェイ・ワイダ監督作品「カティンの森」です。

長い間語られることがなかった「カティンの森」で起きた事件の真実を伝える衝撃作。

監督はすでに1950年代半ばに事件の真相を知り映画化を熱望していましたが、

冷戦下にタブーとされていたこの事件については語ることが許されていませんでした。

映画冒頭で「両親に捧げる」という字幕が出るのは、

監督自身が「カティンの森」の事件で父親を亡くしていて

帰りを待ち続ける母親を見て育ったからだといいます・・・。

映画は登場人物を含めてほぼ実話で構成されているということで、

第二次大戦中にソ連軍の捕虜となったポーランド将校たちに何が起こったのかという真相が

残された家族、妻や子どもたちを軸に描かれています。

「残されて生きる人たちも苦しめ続ける戦争の現実を強調したかった」と監督が語っているとおり

抑圧された中でどこにも向けようのない内からの叫びが聞こえるような作品でした。

そして最後の「カティンの森」のシーンには・・・もう絶句です。

これが真実だなんて正直言って言葉が見つかりません。

2009年に公開されて劇場でも大ヒットを記録、

WEB上でも作品ユーザーレビューが非常に高い衝撃作。

この「カティンの森」のDVDを抽選で1名様にプレゼントします。

応募はメールがvoice(アット)fm840.jp ※アットは@に置き換えてください。

FAXは03-3668-2770まで、住所、氏名、年齢、電話番号を明記して

「ライフイズムービー DVDプレゼント」係までメッセージも添えてご応募ください!

中央エフエムのトップページからも応募を受け付けています。

ご応募お待ちしていま~す。

**********************************************************************

さあそして月に一度のご紹介、平田裕介さんの「銀盤を噛め!」のコーナーもお届けしました~

このコーナーは、アルバトロスさんのウェブサイトで

コラム「銀盤を噛め!」を執筆している平田裕介さんに月に一度ご登場いただいて、

映画やDVDについて熱く語っていただいています。

コラムと連動していますので合わせてお楽しみくださいませ~

今回平田さんに語っていただいたのは・・・ジャジャンッ!!

スティーブ・オースティン主演「ザ・ハンティング」です!!

この作品は最初の10分から引きこまれました。

国境警備隊員のジムはモンタナ州国境付近の森林で仕事に没頭しています。

そこに現れたのがカジノ強盗団の5人組。

1000万ドルを持ち逃げした強盗団の1人を追って森に入るということで

この仲間割れに主人公ジムと一人娘のキムが巻き込まれてしまいます。

ジムとキムの親子関係の変化も見どころのひとつなんですが、父親の複雑な気持ちを思うと、

年頃の娘を持つ世間のお父様方は見ていられないかもしれません・・・。

もちろん、スティーブ・オースティンのアクションシーンも魅せてくれます!!

   

最終的には勧善懲悪の世界で、悪を倒し正義が勝つ!!

見ている側をスッキリとした気持ちにさせてくれます。

それにしても、スティーヴ・オースティンの不死身っぷりはスゴイですよ~

「崖から落ちてもスキンヘッドにケガひとつ見当たらない」

「時計バンドとなっていたパラコードで崖を降りるのはいいが、

どう考えてもバンドの長さが数百倍ある」と平田さんのツッコミも入りましたが(笑)、

見どころ盛りだくさんで素直に面白かったです!!

森のシーンや川のシーンなどもたっぷりあるということで、

「マイナスイオンが出ているDVD」と平田さん。

最近はレンタル代100円!なんていう時もありますが、

「500円払って観ても損しない」というお言葉をいただきました~

狩るか、狩られるか?!ハンティングアクションをどうぞお楽しみくださいませ~!!

ということで、ハロラジナビゲーターは福留由夏でした。

また来週も84.0でお待ちしておりま~す!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です