今日は、楽曲を「街角スケッチ」のBGMに使わせて頂いているピアニストの佐川 文絵さんとギタリスト:松見 幸生さんをゲストにお招きしました。このたび、佐川さんの2nd アルバム「Weave a Light」が3/3ひな祭りの日に発売になりました。
リスナーの方も曲は何度も耳にしておなじみかと思いますが、私もお会いするのは初めてです。おふたりともとてもにこやかで、スタジオの中が、一気に春の陽気になりました♪
今回のアルバムは、「光」がキーワードになっています。ジャケットも、佐川さん本人がアクリル絵の具で描いたもの。とてもかわいらしく、春の発売にぴったりのイラストですよね。佐川さんがピアノ講師として教えているお子さんの家に飾られていた絵からインスピレーションを感じて、この絵が出来たそうです。
1枚目のアルバムが出たのが、2006年、そして、2010年、2枚目のアルバムが発売されましたが、1枚目と2枚目の制作には、大きく変わった点があります。この間、佐川さんは2007年大腸がんという大病になり、手術後抗がん剤治療を行っていました。それを乗り越えて復帰後に出来た作品が、今回の「Weave a Light」なのです。しみじみ今日、ここで出会えた事に嬉しくなりました。とてもキラキラして、心が清らかになる作品です。ブックレットには、佐川さんの詩が載っていますが、曲を聴いていると色んなイメージが膨らむ作品です。
病気になってからは、人生観が180度変わって、曲作りや演奏にも大きな変化が見られたとの事。私も昔入院した事がありますが、確かにそのときは、いきなり人生観が大きく変わったし、入院していなかったら、喋り手にはなっていなかっただろうなあと思います。
今回のアルバムの中には、街角スケッチで使われている楽曲もアレンジが変わって収録されています。是非、どこが違うのか聴き比べてみてくださいね。
CDは、インターネットでの販売の他、お近くでは、銀座の山野楽器で取り扱いがございます。試聴もできるそうなので、是非、チェック入れてみて下さいね。