レジスタ!vol.4「あなたにとっての311は?」ゲスト:東京大学医学部付属病院感染対策チーム薬剤師 高山和郎先生 コメンテーター:NPO法人チルドリン代表理事 蒲生美智代さん


https://soundcloud.com/fm840jp/mamastudio190311/s-Gt0Zw
ど~も!あっこです^^

今日は3月11日。(再放送をお聴きの方は16日ですが)東日本大震災から8年の月日が経ちました。この日とレジスタが重なったのも必然的に感じます。どんどん過去のものになっていきますが、3月11日は振り返りとこれからを考える大切な日に位置付けたいと思っています。我が家は3兄弟がいますが、末っ子は東日本大震災を全く知りません。あの日以降に生まれてきた子どもたちにも伝えていきたいことの一つが防災力=レジリエンスです。

ゲストは日本DMAT(災害派遣医療チーム)隊員で東京大学医学部付属病院感染対策チーム薬剤師の高山和郎さん、そしてレギュラーコメンテーターのNPO法人チルドリン代表理事の蒲生美智代さんとでお届けしました。

2011年3月11日、あなたは何をしていましたか?
インタビューではお二人の”311”をお聞きしました。高山先生は東大病院のICUで揺れを感じ、まずは自分と周りの人の安全確保、その後に情報収拾しバックアップ、3日後に現地入りされたということでした。とても印象的だったのは、東日本大震災ではDMAT(災害派遣医療チーム)がすぐに動いたけれども機動する場面が少なかったということ。阪神淡路大震災時は建物の崩壊などで重軽傷者が多かったのに対し、東日本大震災は津波だったため即死の状態が多く、災害のパターンによって支援が大きく違うことを教えてもらいました。なので、DMATではなく東大病院の医療班として石巻と南三陸に薬を届ける医療支援を続けてこられました。

インタビューの中にもありましたが、災害時の薬のお話はとても大切なことです。被災地では救急の薬よりも普段の薬が必要となるということ。普段飲んでる薬がどんな薬なのかをしっかりと覚えておくことが大切なんだな〜としみじみ思いました。確かに色や形はわかるけど、何て名前の薬??と答えられないことばかり。高齢の方は薬の種類も増えるでしょうからなおのこと、家族の情報共有も大切になってきます。

そして救護所の話もためになりました!避難所には救護所が設営されます。避難生活が長引いてきたとき、体調を崩したら病院へ行きたくなりますが、そんな時は救護所へ。災害時の病院は重病患者の受け入れで手一杯。この連携がスムーズであればあるほど医療支援はスピードが上がります。私たちが平時にこのことを知っていれば、医療の場面で混乱が起きずに済むのです。

蒲生さんからはママ同士のつながりのお話がありました。震災をきっかけに仕事がなくなった方も多くいて、一気にママ同士のつながりが加速したそうです。被災地の子どもを預かったり、被災した親子の心のケアなど、ママができることは沢山ありました。できることをできる人が適材適所で自ら行うという地域を超えた活動がどんどん広がったのです。

最後に!!みなさま、すぐにこちらをダウンロード!!
「中央区防災マップアプリ」
中央区は避難所が23箇所、服拠点が6箇所、福祉避難所が12箇所あります。(2019年3月時点)自分の家の近くは把握していても、隣町のことは知らなかったりしますよね。子どもと遊びに出ていた時に震災にあったらどうしますか?全部を頭には入れられませんが、このアプリがあれば一安心できますね。

平時にできることは十分に備えておく!
今日、311は家族で薬の話、避難所の話、いっぱいシェアしてくださいね。

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