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ど~も!あっこです(^^)
今日のゲストは「日本のこどもの貧困をなくしたい」という大きな社会課題を掲げ取り組まれているNPO法人キッズドア理事長の渡辺由美子さんです。
日本に”貧困の子ども”が存在するのか??まず、そんな疑問を抱きながらのスタートでした。キッズドアさんは、経済的に苦しい家庭のお子さんをボランティアの講師がサポートする「無料学習支援」をおこなっています。画期的な取り組みだと思います。この活動はボランティアとして子どもたちに勉強を教えるスタッフと企業や個人からの寄付で成り立っています。渡辺さんは寄付集めに全国を飛び回っていらっしゃいます。そして、最初の疑問の答えを渡辺さんが教えてくださいました。日本では、6人に一人のこどもが貧困状況にあるそうです。貧困というと、着るものはぼろぼろで家も無いといった状態を想像してしまうのですが、そうではなく、一見普通に見えるけど貧困状態にあるというのが日本の子どもの貧困の特徴なんだそうです。海外では住む場所によって貧富の差がくっきりと出るところが多いのですが、日本はそうとは限らないということで、周りからはわかりにくい状態なんだそうです。スマホを持っていないと、クラスの仲間との連絡方法がなく孤立してしまう、だからスマホは持っているけど、食費や教育費を削るといった家庭も多いということでした。
貧困家庭に陥りやすいのは、一人親家庭が多いということでした。そのなかでも深刻なのが、貧困家庭の孤立。母子家庭の場合、母が正社員という人よりも圧倒的にパート勤めの人が多く、何個も掛け持ちをしてして家族を支えます。そのため朝早くから夜遅くまで勤めに出なければならず、こどもの宿題を見る時間もなければ、学校の保護者会などにも出席できない。例えばPTAの仕事が回ってきてもなかなか手が回らず、そうなると周りの目も厳しくなり、子どもだけでなく親も孤立し、親子で学校に行きにくい状況になるのだそうです。
キッズドアさんの理念のひとつ「日本の全ての子どもが夢と希望を持てる社会」を作ること。タダゼミで学習した子ども達が大人になり、講師として子ども達を教える日が来る日も近いのではないでしょうか。支えあって生きていく。無料学習を通して、人としてとても大切なことも学べる気がします。
次週も引き続きNPO法人キッズドアの渡辺由美子さんに伺います☆
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