2010年8月テーマ:「お産」~後半~

ど~も!アッコです♪
お盆休みはどのように過ごされましたか?
私は家族でお里である石川県に行きました。
初日は台風直撃前日で、フェーン現象のため現地37度。
次の日は暴風雨。そしてそれからず~~っと雨。
雨女の威力発揮の盆休みでした(涙)
でも、悪天候ながらも海に行ったり山に行ったりして楽しめました。
 
 

さて、今月のテーマは「お産」です。
お話を聖路加産科クリニック副所長で助産師の堀内成子さん、
アシスタントナースマネージャーで助産師の山内淳子さんに伺っています。

前半では、聖路加産科クリニックの特長や妊婦さんからの反響などを伺いました。
後半では、他にもいろいろとこだわりのある聖路加産科クリニックについてご紹介していきます。

Q☆「お産難民」「出産難民」という言葉を耳にすることが増える背景には、
こどもを産むことができる場所の減少問題があります。
産科の診療を辞めてしまう病院が多い中、どんな考えのもと、
聖路加国際病院では産科医療の拡大を進めたのでしょうか?☆
A→聖路加国際病院では、不妊治療後の貴重な妊娠や
持病がある妊婦さんの出産といった難しい出産から健康な妊婦さんの出産まで
リスクを伴なう伴わない関係なく幅広く受け入れています。
そのため、満員になってしまい受け入れられない状況も発生しています。
そこで、聖路加産科クリニックでは自然分娩に特化して
聖路加国際病院、聖路加産科クリニック、それぞれの特長を生かし
ご利用しやすい形で受け入れていきたいと考えています。
中央区ではこどもを産める施設は聖路加国際病院ただひとつでした。
このたび、中央区にご支援いただきまして当クリニックを開設する運びとなりました。
中央区民のみなさんに還元できるよう運営をしていきたいと思っています。

中央区では、この10年でこどもの数は倍になったそうです。
ママさんミーティングでも、地元で産みたい!という声は多く出ていました。
こどもを産める場所の数が増え、受け入れてもらえる施設が近くにあるということは
出産するにあたって、本当に心強いことです!

そして、クリニックを案内していただきました。
←洋室の分娩室。陣痛・分娩すべてこの部屋で。
←和室タイプ。いきみやすいよう、天井から綱が設置してあります。
←畳コーナー。ママさん同士でお話しやすいですね。
←写真付き献立表。お食事にもこだわっています!

前半のブログでもお伝えしましたが、聖路加産科クリニックでは
助産師さんがチームになって支えてくれます。妊娠中は一人当たりなんと約45分もの
時間をかけて健診を行ってくれます!
そして、上の写真をご覧になっておわかりのように!
立会い出産が自然な形で行えます。
ホテルのようなきれいな部屋で、家のようなアットホームな雰囲気のもと
新たな誕生の瞬間を家族で迎えることができるのです!
「3人目はここで!」と予定もないのに真剣に考えました(笑)
それぐらい、隅々まで温かい気持ちが行き届いた場所です。
全室個室で和室か洋室を選ぶことができます。
入院中の食事は生産者から直接届いた安全な食材を用いて作られ
おっぱいにも優しい食事です♪
退院後は母乳外来も開いていますので、初めての母乳育児でも
いろいろと相談できます。

そして、今回お邪魔したマタニティヨガ教室以外にも、
出産準備のための様々なクラスがあります!
ママ友も出産前から見つけられそうですね☆

Q☆それでは、あらためて受け入れ基準を教えてください☆
A→はい。先程お話したように、聖路加産科クリニックでは自然分娩に特化していますので
帝王切開など医療介入が必要な出産、ふたごやみつごなど多胎妊娠、
喘息や糖尿病・心臓病など合併症がある方などは受け入れることができません。
詳しくは説明会の時にお話させていただいていますので、ご参加ください。
聖路加産科クリニックホームページにも詳しいことが記載してあります)

Q☆説明会について教えてください☆
A→現在、月曜日と木曜日に開催しています。
聖路加産科クリニックのホームページにあります説明会申込書に必要事項を記入して
いただき、メールかFAXでお申込みください。
当クリニックでは15~6週からの初診となります。
妊娠がわかりましたら、まずは説明会にご出席いただき、
どのような出産がしたいのか、ご希望ご意見をたくさんお聞かせください。

Q☆最後にメッセージを☆
A→女性は産む力と育てる力を持っています。
赤ちゃんは生まれてくる力と育つ力を持っています。
お産を通じて母と子、その家族が本来持つ力を見出し
その力をはぐくむことをサポートしたいと思っています。
建物は緑、風、光りを感じ、人のゆくもりを感じるような家をイメージして創りました。
また、どのお部屋からも聖ルカ礼拝堂の十字架を見ることができます。
祈りと共にいのちの誕生を迎えたいと願っています。

これからの出産は、「どのように産みたいのか」「新しい命をどのように出迎えてあげたいのか」
家族で考え、それを実践できる時代がきているんだな~と感じました。
堀内先生、山内先生、ご丁寧に案内していただきありがとうございました!
そしてご協力いただいたママサポのみなさま、ありがとうございました!!
元気な赤ちゃんが産まれてくることを、スタッフ一同願っています♪

★☆取材後記☆★
~中山美佳さん~
出産後トイレで失神した中山美佳です。
すぐに助産師さんに救出され事なきを得ました(笑)
私もお盆休みは実家に帰省し、夏を満喫してきました。
マンション暮らしでは体験できないお庭で花火&お庭でプール☆など。
お陰さまで私も翼もこんがりです。パパはゴルフでこんがりです。
 
さて、今月のテーマ【お産】ですが。
私はどうしても翼の産声を残したくてパパに立ちあってもらいました。
翼のお誕生日にはその時のビデオを見ることにしています。
何度見ても号泣モノです。初心忘るべからずですね。
プールで楽しそうに遊ぶ翼を見ていると出産が遠い昔のことのように思えるから不思議です。
いろいろな考え方があると思いますが、私は立ちあってもらってよかったと思っています。
25時間の陣痛に耐えられたのはパパが励まし続けてくれたから?かもしれません。
聖路加産科クリニックさんは一人ひとりを大切にしてくれる産院だなぁと思いました。
こんな産院なら妊婦さんがああしたい、こうしたいという希望が言いやすいのかなって。
患者側はつい、遠慮しちゃいますものね。
ミーティングにご参加いただいたみなさん。がんばってくださいね☆

posted by アッコ

2010年8月テーマ:「お産」~前半~

ど~も!アッコです♪
こども虐待に関する、とても悲しいニュースが今日も飛び込んできました。
大阪2児放置死の事件。3歳の女の子と1歳の男の子が養育者の育児放棄のため死亡しました。
報道される子供たちの笑顔はなんともかわいく、そして容疑者となったお母さんもかわいらしい人。
「自分の時間が欲しかった」「すべてひとりでしなければいけなくて、逃げ出したくなった」など
子育てしているママさんにとっては、”わからなくはない”つぶやきだとも、個人的に思いました。
子育ては楽しい時間ばかりではないし、逃げ出したくなったり、ひとりになりたいと思う時も
あると思います。私だって、「まさか!自分が?」と思いましたが、産後うつに悩んだひとりです。
でも、放棄しちゃだめ。誰かに甘えてもいいから踏ん張って欲しかったです。
今日のテレビ番組の中で「こどもは親を選べないからかわいそう」という
アナウンサーの言葉がありました。
そうかしら?私は「こどもは親を選んで生まれてくる」と思います。
自分は選ばれたんだ。自分を選んでくれたんだ。ありがたく思います。
思い出してみて!お産のときだって、お母さんの意志で産むというよりも
赤ちゃんの意志?で「もう外に出るよ」の合図が陣痛となり、
赤ちゃん自ら出てこようと頑張るのです。
ママはその背中を「いきむ」という行動で押してあげるだけ。
すごいよね。赤ちゃんは、パパやママに早く会いたいと願って、この世に生まれてくるんだよ。
そう思えば、確かにひとりで育てているかもしれない状況だっただろうけど、ひとりじゃないんだよ。
って、もう届かないだろうけど、そのママに伝えたくなりました。
(今月のママスタでは子ども虐待防止オレンジリボン運動支援公演のご案内もしています)

う~ん。前置きが長くなりすみません。
今月のテーマは「お産」です。

ママさんミーティングも、今回はプレママミーティングとして開催!!
お邪魔したのは、聖路加産科クリニックさんです。
今年6月15日、明石町にある聖路加国際病院さんが、
自然分娩に特化した「聖路加産科クリニック」を開設されました。
産婦人科医・小児科医の指導のもと、助産師さんが中心となり
女性が本来持っている産む力を十分発揮できるよう、サポートしてくれます。

今回のママサポの皆様はこちら~↓


聖路加産科クリニックさんで開催しているマタニティヨガ教室に通われている妊婦さんに
ご協力いただきました。
☆ママサポ☆
中山美佳さん
佐藤さん(10月12日出産予定)
山本さん(8月30日出産予定)
小野寺さん(12月17日出産予定)
松本さん(10月6日出産予定)
渡邉さん(10月7日出産予定)
みなさま、中央区在住でいらっしゃいます。

お腹が大きい~~~!
いいな~。私も妊娠したいとアッコとみかは二人で盛り上がっておりました。
ママサポのみなさまで記念撮影を~!とお願いしたのですが
なんせ、ヨガ教室のあとで化粧が落ちてる・・
運動着だし・・。(その気持ち、わかります・・)
みなさま、とってもお綺麗なのですが、今回は顔写真はNGということで
お教室の様子のみお写真でパチリ♪
ヨガは大変気持ちよかったようです。

今回のミーテーングでは
・なぜ、聖路加産科クリニックさんを選んだの?
・自分の産みたいスタイル、こんなお産をしたい!
・出産への不安など

佐藤さんはお2人目を妊娠されています。
一人目は家から少し離れた江東区で出産。でも二人目は地元の中央区で産みたい
と思い、聖路加産科クリニックさんを選んだとのことでした。
渡邉さんは、「家から歩いて10分なので決めました」
松本さんは「家からなんといっても近い!」
小野寺さんは「中央区だから」
山本さん「近いから通いやすい」
と、近場で産みたいという意見が多く出ました。
そうですよね~。特に初産は、初めてのことで何が何だかわからないから
陣痛が始まったらすぐに飛んで行けたり、妊娠中も通いやすいところがいいですよね。

そして、選んで良かった点も伺いました。
みなさんそろって、「すごく丁寧に説明してくれる」
「助産師さんがとても丁寧に対応してくれて安心出来る」
とおっしゃっていました。
私も出産時には、助産師さんのお世話になりました。
初産の時は、13時間かかったのですが
いきみかたもよくわからず、とにかくすがる思いで助産師さんのアドバイスに従い
本当に、安心して産めました。
助産師さんとのコミュニケーションが、出産までの間にもたっぷりとれるのは嬉しいですよね。

自分のお産スタイル、どんなふうに産みたいかも話しあってもらいました。
2人目出産予定の佐藤さんは、1人目の出産経験をもとに、色々とやりたいことがあるようで
「一人目の時はあまり考えてなかったというか、イメージが出来なかったし、イメージと違っていたし・・
あーしたら良かったとか、こーしたら良かったとかすごく思いました。
助産師さんや先生に頼りっぱなしの出産だったので、今回は”自分で産むぞっ”と思っています」
いいですね~~~~~~。その意気込みは赤ちゃんにも伝わってますよ(笑)
「今回は、アロマやマッサージなどを取り入れて、産みたいです」ということでした。
その他、圧倒的に多かった声が立ちあい出産!
旦那さんがまだ渋っているという方や、断られた方もいましたが
やっぱり出産に立ち会って欲しい、赤ちゃんが生まれてくるときにパパもいて欲しいと
思うママが多かったです。

みかさんは、赤ちゃんの産声をどうしても残したかったので
立会い出産で、パパにビデオをまわしてもらったそうです。
号泣しているみかさんの声も入っていて(そっちがメインになってる?)
今でもビデオを見ると泣いちゃうそうです(笑)

自然分娩に特化した聖路加産科クリニックならではのこだわりを伺いました。
お話を聖路加産科クリニック副所長で助産師の堀内成子さん、
アシスタントナースマネージャーで助産師の山内淳子さんに聴いています。

☆聖路加産科クリニックの特長を教えてください☆
「99%助産所のようなクリニック」です。
助産師が中心となり、自然分娩に特化した施設です。
もちろん産科医師、小児科医師と連携をとりながらケアを行ないます。
医療的な介入は最小限に、必要不可欠なものだけとし、
できるだけ自然分娩をうながし、女性が持つ産む力を十分に発揮していただき
出産していただきます。

自然分娩に特化し、自分の力で、自分のお産を成し遂げようとするママを
全力でサポートしてくれるのです。
そのサポートの大きな柱になっているのがこちら↓

わかりますか?これは診察室に貼ってある写真なんですが、助産師さんの写真なんです!
5~6人の助産師さんがチームをつくり、妊娠から産後まで継続してお世話してくれるのです。
ですから診察も、出産時も、産後も、顔なじみの助産師さんがチームとなって支えてくれるのです。
そのチームは花の名前になっています。上の写真は”さくら”のチーム。
他にも、”ひまわり”、”りんどう”、”福寿草”と、四季折々の花の名前がつけられています。
この写真があるだけで、なんだか安心できますよね。

☆妊婦さん、出産された方からの感想、反響は?☆
聖路加産科クリニックで受診される前に、説明会を開かせていただいていますが
「産む場所を色々と探したが分娩予約できなかった、ここで産めることができるようになり本当に良かった」
「助産師さんがずっとついてくれたので、安心して産めた。満足したお産ができた」
というお声をいただいています。

中央区はマンションの建設ラッシュで、生まれてくる子どもの数が10年間で
なんと!倍に増えたということです。
「お産難民」や「出産難民」という言葉を耳にすることが増える中、
自分らしい出産、自然な出産を実現することができたという声を聞けることは、
とても微笑ましいことです。

さ~~~~~、まだまだ続きますよ!聖路加産科クリニックのこだわり。
アッコがクリニック内を隅々まで見学してきました!
その様子は後半でお伝えします♪

そして、告知し忘れていたのですが(笑)
6月から、番組ブログでも、ラジオ放送の一部がお聞きいただけるようになりました♪
リアルタイムでお聞きいただけない方、また放送エリア外の方、
こちらをぽちっと押してお楽しみください↓

posted by アッコ