「ウィークリー声の架け橋」この番組は区民皆様の声を毎週発信していく区民の皆様が主役の番組です。
区内の様々な場所でお聴かせ頂いた皆様の声を一つ一つ紡ぎ合わせて、番組は作られていきます。
あなたの声を、ぜひお聴かせ下さい。
番組の内容は毎週水曜日に更新します。
放送時間は、平日1回目は午前10時40分から午前11時まで、
2回目は午後3時10分から午後3時30分までです。
3回目は午後9時40分から午後10時までです。
土曜日と日曜日は、1回目が午前10時から午前10時20分まで、
2回目が午後3時から午後3時20分まで、
3回目が午後9時40分から午後10時までです。
みなさん、こんにちは!
新宮志歩です。
今週の声の架け橋は老舗巡り、
小舟町にあるうちわ・扇子の老舗「伊場仙」の吉田社長にお話を伺いました!
伊場というのは静岡県浜松の地名。
家康が江戸に来る際に一緒にやって来た創業者が、
開発が終わった江戸の街で紙や竹の原材料を売るお店にこの屋号をつけ開業。
それが発展し「江戸団扇」を造り販売するお店となりました。
この江戸団扇とは、一本の竹をさいて紙を貼る団扇を作る一番安価なもの。
当時はこれを庶民が使っていましたが、今では職人も少なくなっているそうです。
また、お店では副業として浮世絵の出版もしていました。
現在はうちわと扇子をメインに販売。
近隣のビジネスマンの日常使いや、プレゼント用、
他にもお茶や踊り、能など日本の伝統文化で扇子を購入する方が
お客さんとして多いそうです。
吉田さんが幼い頃は
日本橋の橋の上で凧揚げをしていたり、釣りをしていたり、
江戸の暮らしが残っていたそう。
日本橋からは富士山のシルエットも見えていたんだとか。
美しい風景が広がっていたんでしょうね・・・
なんともうらやましい!!!
吉田社長、ステキなお話をありがとうございました!