「ウィークリー声の架け橋」この番組は区民皆様の声を毎週発信していく区民の皆様が主役の番組です。
区内の様々な場所でお聴かせ頂いた皆様の声を一つ一つ紡ぎ合わせて、番組は作られていきます。
あなたの声を、ぜひお聴かせ下さい。
番組の内容は毎週水曜日に更新します。
放送時間は、平日1回目は午前10時40分から午前11時まで、
2回目は午後3時10分から午後3時30分までです。
3回目は午後9時40分から午後10時までです。
土曜日と日曜日は、1回目が午前10時から午前10時20分まで、
2回目が午後3時から午後3時20分まで、
3回目が午後9時40分から午後10時までです。
こんにちは、秋野かほりです。
春の大型連休が終わりました。
多くの方が、帰省や旅行などで遠方へ出かけられたと思います。
幸いにも天気に恵まれ、絶好の連休日和となり、
楽しい思い出がたくさん出来たのではないでしょうか。
もしかすると、楽しさの反動で、今は疲れがドッと出ている頃かもしれませんね。
連休明けは、ついつい気が弛み勝ちになりますが、怪我や失敗をしないように、
気を引き締めてお過ごし下さい。
リポーターの石澤倫子です!
今回は日本橋社会教育会館で行われた中央区ゆめ講座
「歌舞伎大向こうと遊ぶ 歌舞伎あれこれ」の様子をお届けします。
講師は歌舞伎大向こう弥生会会員の佐藤光生さんです。
歌舞伎のお芝居の最中、「中村屋~!」「成田屋~!」と客席から
あがる声のことを「大向こう」といいます。
この大向こうはどんな人が発しているのか?
だれでも言っていいものなのでしょうか?
そんな素朴な疑問から、歌舞伎にまつわる裏話なども
たっぷり知る事の出来る講座でした。
大向こうを言ってみよう!というセッションでは
DVDを見ながら講師の佐藤さんに続いて、
参加者のみなさんが実際に声を出してみます。
実際にこういう場面で大向こうを入れるんだ、という事を知ると
ここぞという見せ場で役者を励まし、
名台詞を際立たせる意味もあるのだと納得できます。
つまり、下手に変なタイミングで大向こうを入れてしまうと
お芝居そのものが台無しになってしまうんですね。。。
大向こうとは単なる応援の為ではなく
歌舞伎においての重要な役割なんだ、ということも理解できたように思います。
講座の終盤では参加者の中からクジで配役を決め、
青砥花紅彩画 稲瀬川勢揃いの場(白波五人男)のシーンを演じてもらい
その他の皆さんが大向こうを入れる!という
セッションもありました。
役者役の方も、観客側の方も
最初は恥ずかしがりながらも
それぞれが声を出すことで
みなさん笑顔に。和やかな講座の締めくくりとなりました。
参加者の皆さんの中には
歌舞伎が大好きで400回以上観ている!という方や、
歌舞伎を一度も見た事がないけど興味があって参加したなど
様々でしたが、みなさん普段聞けない話がきけて
とても興味深かったと感想を話してくださいました。
早く歌舞伎を観に行きたい!という声も。
中央区ゆめ講座は区民の方が提案した講座企画を
社会教育会館のスタッフがお手伝いし実施する講座です。
今回の講師 佐藤光生さんのように専門の知識や技術をお持ちの
方は是非ゆめ講座の企画に挑戦されてみてはいかがでしょうか?
詳しくはお近くの社会教育会館まで!