ウィークリー声の架け橋 第48回目

「ウィークリー声の架け橋」この番組は区民皆様の声を毎週発信していく区民の皆様が主役の番組です。

区内の様々な場所でお聴かせ頂いた皆様の声を一つ一つ紡ぎ合わせて、番組は作られていきます。

あなたの声を、ぜひお聴かせ下さい。

番組の内容は毎週水曜日に更新します。

放送時間は、平日1回目は午前10時40分から午前11時まで、

2回目は午後3時10分から午後3時30分までです。

3回目は午後9時40分から午後10時までです。

土曜日と日曜日は、1回目が午前10時から午前10時20分まで、

2回目が午後3時から午後3時20分まで、

3回目が午後9時40分から午後10時までです。

お楽しみに!!
 
こんにちは、秋野かほりです。

春になると気がかりなのは、花粉ですよね。

今年は昨年よりも花粉の飛散量が多いと言われています。

薬局でも、花粉症予防の薬が目を引く場所に並べられるようになってきましたね。

早く春を身近に感じたいところですが、花粉だけは勘弁して!って言う方も多いのではないでしょうか。

 

こんにちは!レポーターの尾形文野です。

今回のレポートは中央区を飛び出して、対岸に羽田空港が見える多摩川の河口からお届けします!

というのも日本橋女学館高等学校のサイエンス部の皆さんがアサクサノリの生態調査をするというので、

同行取材をさせて頂きました!皆さんに合流すると早速「これを食べてみて下さい!」と

顧問の鎌田卓哉先生(右)が嬉しそうに昨年栽培したアサクサノリを試食させてくれました。

やわらかくて風味がしっかりしているアサクサノリ。

「本当においしいんですよ!」と嬉しそうに語る鎌田先生の表情を見て、

今日の調査が更に楽しみになりました!

まずは河川敷を歩きながらアサクサノリの研究をしている
千葉県立中央博物館、分館、海の博物館の菊地則雄先生のお話を伺います。

河口には幾つかのあし原があるのですが、アサクサノリがあるのはより河口に近い一部のあし原だけ。
2004年からこの地で研究をしている菊地先生のお話を皆さん真剣に聞いていました。
そして歩くこと十数分。
アサクサノリの生息スポットに到着。皆さん持ってきた長靴に履き替え、いざあし原へ!

険しいあしの林をかきわけて進みます。
多摩川は流域の皆さんの協力できれいな川へと変わってきましたが、まだかなりのゴミが流れ着いていました。
このゴミの中、本当にアサクサノリが見られるのかと不安になりましたが、

「これですよ!」と先生が指差す所を良く見ると・・・
ありました!これがアサクサノリです。

みんなでアサクサノリを探します。

大きなアサクサノリを見つけて生徒さんが鎌田先生を呼びました。
先生も大興奮、採取の前にしっかり写真に収めます。

今年は昨年より量が多いようです。
30分ほど集めて沢山のアサクサノリが採取できました。
このノリは学校で種を取って栽培するそうです。

そして最後に菊地先生と今回のあし原の様子や採取したアサクサノリの様子、
アサクサノリ以外にも準絶滅危惧種の「アヤギヌ」の観察などをしました。

今回は沢山のアサクサノリを見ることが出来ましたが、自生している地域は全国的に見ても少なく、
保護なくしては絶滅してしまう種である事は間違いありません。
サイエンス部の皆さんの活動で東京湾でより多くのアサクサノリが見られるようになる事を期待致します!

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