みなさんこんにちは!
リポーターの大河内孝子です。
今週の「声の架け橋」は、鉄砲洲稲荷神社で行われた「新富座こども歌舞伎」の様子をお届けします。
鉄砲洲稲荷神社は、毎年のことながら、歌舞伎好きの皆さんで満員御礼。
舞台では、小学1年生から6年生までの子どもたちが、着物に身を包み、かつらをかぶり、口上の後、3演目を披露しました。
江戸歌舞伎発祥の地である、中央区。
有志の小学生たちが練習を重ね、また保護者をはじめとする大人の皆さんも太鼓や長唄などの役割を担って、まちの皆さんが一体となって舞台を作り上げています。
歌舞伎好きという観客の方にお話を伺ったところ、「本格的な動きと語りに驚いた」という声も聞かれました。
舞台は、観客席から「新富座!」「お見事!」という合いの手が入るなど、終始温かい雰囲気に包まれていました。
今年で11年目を迎える「新富座こども歌舞伎」。
主催者は、「1回1回の公演が奇跡。子どもたちが舞台を通して成長できること、自由にやれることを大切にしている」ということで、いい意味で緊張感が感じられず、のびのびとした舞台だと思いました。
放送には、舞台の声もふんだんに盛り込みましたので、ぜひ子どもたちの勇姿を、音声でお楽しみください。