「ウィークリー声の架け橋」この番組は区民皆様の声を毎週発信していく区民の皆様が主役の番組です。
区内の様々な場所でお聴かせ頂いた皆様の声を一つ一つ紡ぎ合わせて、番組は作られていきます。
あなたの声を、ぜひお聴かせ下さい。
番組の内容は毎週水曜日に更新します。
放送時間は、平日1回目は午前10時40分から午前11時まで、
2回目は午後3時10分から午後3時30分までです。
3回目は午後9時40分から午後10時までです。
土曜日と日曜日は、1回目が午前10時から午前10時20分まで、
2回目が午後3時から午後3時20分まで、
3回目が午後9時40分から午後10時までです。
こんにちは、秋野かほりです。
さて、夏の暑さも日を追うごとに落ち着きを見せ始め、
どことなく秋を感じる時が増えてきました。
一方で、秋の走りは雨が多く、台風も発生しやすい時期と言えます。
大雨により、今も各地で多くの方々が避難を余儀なくされています。
いざという時のためにも、日頃から防災対策を整えておきたいものです。
こんにちは!リポーターの石澤倫子です!
今回は恊働ステーション中央で行われた
「子育てママの為の体験型防災セミナー」の様子をお届けします。
子供がいる家庭ではどんな備えが必要なのか?
災害から子供を守る為にはどうしたらいいのか?
何となく備えはしているけど本当にこれでいいのか?
といったお悩みを持つママたちの為に定期的に開催されているこちらのセミナー。
なんと、受講すると危機管理主任4級の資格も取得できるという特典もあるのです。
最初のセッションでは「ママの為の防災講習」ということで、
首都直下型の大地震が起きた場合を想定し、家庭で気をつけておくべきこと
避難の際に気をつけることなどを学びました。例えば直下型の地震が起きたとき、
避難所へ行くにも道路が崩壊していたらベビーカーは使えません。
小さなお子さんの手を引いて、(お子さんが小さい場合は抱っこして)
非常時用の荷物も持って、なおかつ自分の身も守らないといけない。。
ママにはママの防災知識が必要なのだと、改めて認知することが出来ました。
備蓄用の食料の試食や防災用グッズの体験セッションもありました。
発熱材を使ってカレーやお米を温める方法は粉ミルクを作ることにも応用できたり、
非常における温かい食事の大切さも学べました。
缶詰のパンを切り分けるのに缶の蓋を使ったり、トラブルのない切り分け方まで!
避難所での時間が長くなると、食べ物の量や切り分け方など、小さなことでもトラブルの原因になるという
お話を聞き、驚きながらも確かになぁ。。とうなずく場面も。
防災ゲーミフィケーションというセッションでは
いろいろな立場、状況で災害にあったとき
どんな行動をとるか、YES or NOで選択し、自分が選んだ行動にともなうメリットとデメリットを発表し合います。
あらゆる状況、あらゆる立場で災害に合うことを想定することでそのとき最善の選択をして
いざという時に、自分も家族も周りの人も助かるように行動できることを目指します。
セミナー全体を通して感じたのは
とにかく非常時のことを想定し、細かく頭の中でシュミレーションすることの大切さ。
人間の脳はシュミレーションしておくと実際に経験したのをおなじように記録するそうです。
「何となく準備していた、なんとなく避難所に行けばいい」と思っていた自分から一歩前進し、
「より具体的な準備や対応策を練ろう!」という気持ちになりました。
主催の公益社団法人 危機管理協会では
いのちを守るプロジェクトといって今回のようなセミナーを企業向け、学校向けなどにも
開催しているそうです。
また子育てママの為の防災セミナーはちいさなお子さんや赤ちゃんも一緒に
参加できるので、一般的なセミナーや講習に参加しづらいという方も
安心して参加できます!!
9月1日は防災の日。非常時への備えを見直す方も多いと思いますが
是非一度、こういったセミナーも受けてみてはいかがでしょうか?