◆歴史を旅するプロジェクションマッピング@久松小学校
三宅あみさん、白井康裕さん

2025年5月14日(水) はナビゲーターの立川公四楼がお送りしました。
5月25日(日曜日)に中央立久松小学校で開催の「歴史を旅するプロジェクション・マッピング Vol.2」について、東京都中央区「文化プログラム」応援委員会の白井康裕さん、当日司会をなさいますジャパネスクナビゲーターの三宅あみさんにお話を伺いました。三宅さんは、江戸文化に関する講演やまち歩きイベントを年間150もなさっております。浮世絵や蔦屋重三郎の知られざるお話などをたっぷりお伺いしました。
浮世絵には一般的な絵画と違う点があるそうです。浮世絵は美術であり、かつ、メディアという側面があるため、色々な情報が盛り込まれていることがあります。絵画が一つの場面を描いているのに対して、「張交絵(はりまぜえ)」という浮世絵のジャンルでは、一つの画面に様々な場面が切り貼りされています。たとえば、日本橋の張交絵ですと、風景、日本橋を代表する綺麗な女性、お団子といった名物などが一画面に描かれています。メディアという側面があったので、そのほかにも、大胆な構図、目立つ配色などの特徴が生まれたと考えられます。新作の着物を売り出すために、実在の人気歌舞伎役者が着ている姿を浮世絵にしたというものもあったそうです。浮世絵は、今で言う新聞のチラシのような意味もあったのでしょう。
そんな浮世絵を制作するには、元の絵を描く絵師(えし)、版木をほる彫師(ほりし)、版画をする摺師(すりし)など多くの職人が関わるため、絵師と彫師の組合せや企画などを考えプロデュースする人が必要となりました。そうしたプロデューサーの代表的な人物が、蔦屋重三郎さんだそうです。
そうした浮世絵が当時の西洋に広まってジャポニズムというブームがおこりましたが、それ以前に遠近法といった西洋の技法が日本に渡っており、浮世絵師が応用していたそうです。クロスカルチャーとして双方に影響を与えていたのですね。こうした浮世絵を当時の日本の人々が求めたというのは、文化レベルが高く、特に江戸の人々の識字率は世界的にみても高かったそうです。多くの人たちが求めたため、浮世絵も発展してきたのでしょう。
浮世絵が学べて楽しめる久松小学校でのプロジェクションマッピングをご覧いただくためには、事前登録が必要です。以下のホームページから是非お申込みください!
↓東京都中央区「文化プログラム」応援委員会さんX
◆お花のお話C’mon A Kamon
花門フラワーゲート 岡崎善郎さん

今週のスタジオのお花は、ベニバナ、アウストロメリア、スプレーカーネーション、カーネーション、スモークグラス、ドラセナでした。メインとなっているベニバナはキク科ベニバナ属で、食用油などでもお馴染みです。日本に渡来したのは平安時代と言われているそうです。ベニバナの花言葉は「化粧」「装い」「特別な人」「情熱」などです。
◉中央区の「花と苗木の即売会」
各家庭から回収し再生した園芸用土、街路樹などの剪定枝を利用した腐葉土、苗木の配布を行います。
配布物は数に限りがありますのでご了承ください。「ラジオ聴いています」でサービスもあるそうです!
5月16日(金曜日)あかつき公園(午前10時から午後3時まで)
5月17日(土曜日)月島第一児童公園(午前10時から午後3時まで)
岡崎善郎さんの「C’mon A Kamon」のコーナーは、毎週水曜日に放送中です!次回もお楽しみに!
↓中央区さんHP
↓花門フラワーゲートさんHP
↓詳しくはFacebookページへ!
<公四楼の出演情報>
「柳橋落語会 立川公四楼 前座勉強会」
第11回 5月18日(日)
第12回 6月21日(土)
時間:14:30開場/15:00開演/16:30頃終演
場所:スタジオダラ(台東区柳橋1-2-3)(JR・都営浅草線 浅草橋駅から徒歩5分)
木戸銭:1000円
ご予約先:tatekawakoshiro@gmail.com
ご来場お待ちしております!!

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