神田神社 令和7年 神田祭!! / Art Focus @ Tokyo

神田神社 令和7年 神田祭!!

神田神社 広報ご担当 権禰宜 髙島瑞暉さんがスタジオに!

背筋が伸びてキリリとしたお姿がとても目を引きます。 そして清々しい!のひと言

いよいよ来月に迫っ神田祭!準備も着々と進んでいるようです。

今日は神田神社と神田祭についてじっくり伺いました。

HPを拝見するたびに、とても分かりやすく若い世代にも届く魅力的な情報発信に力を入れていらっしゃることに感心します。

こうした日頃からの取り組みが、いよいよ皐月・5月の神田祭でリアルに観られることが本当に楽しみです!

今年新たに加わった取り組みもご紹介くださり、益々関心度が高い今年の「神田祭」。

5月8日(木)19:00~の鳳輦・神輿遷座祭から始まり、9日(金)の氏子町会神輿神霊入れ、10日(土)の神幸祭と続き、5月15日(木)の例大祭まで江戸の祭の心意気、迫力を感じることが出来る全てが詰まっている「神田祭」をあなたにも是非!!目に焼き付けていただきたいです。

詳細はコチラをcheck! https://kandamatsuri.com/

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

Art Focus @ Tokyo

今回アートライターのヒロさんがご紹介くださった展覧会は。。。

東京国立近代美術館で開催中の「ヒルマ・アフ・クリント展」

●抽象絵画はこの画家から?

カンディンスキーとモンドリアンは作品が日本の美術館で所蔵され個展開催もある著名な作家です。独特な抽象表現の楽しさが感じられ個人的にも好きな作家たちです。これまで彼らが抽象絵画の始まりとされてきたわけですが、どうやらスウェーデン出身のヒルマ・アフ・クリント(1862-1944)の方が早かったようなのです。

「10の最大物」の展示室に入るとそのスケール感に驚かされます。縦3メートルを超える大作10点が中央のロの字型をしたグレーの壁面を取り囲むように並び、それらを360度からみられるように周囲の壁面にはベンチが設置されていました。やや照明を落とした空間となっており、4方向から作品のオーラをシャワーのように浴びることが可能です。楽園のように美しい絵画を制作せよ、という啓示を受けて制作されたというこれらは、幼年期2点、青年期2点、成人期4点、老年期2点というテーマで構成されており、自ずと人の生涯について考えさせられます。驚くべきことに作家は2ヶ月程度でこれらを完成させたそうです。

ヒルマは10代の頃から神秘思想やスピリチュアリズムに関心を抱きながらも、早期は人物や植物を描いて職業画家として活躍していましたが、歳を重ねるとともに神智学へ傾倒し抽象性を増した画風を確立していきました。

スウェーデン、女性作家という美術史におけるマイノリティに加え、自分の死後20年間作品を公開しないでという甥への伝言も、知られる機会を失った大きな要因のひとつになっています。21世紀になって世界中の美術館で展覧会が開催される気運が高まる中、ようやく日本でも紹介されることになりました。長らく無名だった画家が与える新鮮なインパクトを全身で感じていただければと思います。約140点の出品。

作家についてキュレーター、美術史家らが語るドキュメンタリー映画「見えるもの、その先に ヒルマ・アフ・クリントの世界」をユーロ・スペースにて5/3-9、6/7-13の日程で上映。

◎展覧会インフォメーション

東京国立近代美術館 

2025年3月4日(火)〜6月15日(日) 月曜(5/5は開館)、5/7休館

午前10時〜午後5時(金土は午後8時まで) ※入館は閉館の30分前まで

一般2300円他

 「10の最大物、グループⅣ」展示風景

 「進化、WUS/七芒星シリーズ、グループⅥ」展示風景