中央区役所区民部地域振興課 課長がスタジオに!!
地域振興課課長の平川さんがスタジオに!!
広く、区民の皆さんに地域振興課の活動を知っていただくために、満を持してのご登場です。
ついに来年10月24日に開催が決まった『東京湾大華火祭』
11年ぶりの開催ということで様々な状況が前回から変化していることも踏まえ、準備も大変なことと思います。
特に中央区の湾岸エリアは本当に様変わり。
そんな中で、皆さんが心から楽しめる催しとなるよう、奔走なさっている平川さんのバイタリティに敬服です。
早口で話してくださるその勢いもいいですよー。(ラジオではゆっくりのテンポで話してくださいましたが (笑))
とにかく変化の多い、とても魅力的なエリアである中央区の地域振興をどう進めていくかについて、毎日「走りながら考えている」感のある平川さん。
お体に気を付けて、中央区を盛り上げていってください!!
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Art Focus @ Tokyo
Artライターのヒロさんが今回ご紹介くださったアートは。。。
渋谷区立松濤美術館で開催中
「黙然たる反骨 安藤照—没後・戦後80年 忠犬ハチ公像をつくった彫刻家—」
●知られざるハチ公像の彫刻家
「忠犬ハチ公」と言えば渋谷の待ち合わせスポットです。その初代像の彫刻家が安藤照です。ちなみに現在のハチ公は2代目で照の長男の再現作です。
安藤照(1892-1945)は東京美術学校に入学し、師・朝倉文夫や親友の堀江尚志に影響を受けます。在学中に彫刻家人生をスタートさせ帝国美術院第3回美術展覧会へ出品しました。人物像の他に動物彫刻も多数制作しており、動物好きの観察眼が光る、ゴロっとした塊を感じさせる作風が特徴です。自らも猟犬のポインターを飼っていたそうです。チラシにも掲載されている紙面からはみ出さんばかりの「兎」作品は凹凸が少なく一見シンプルな造形に見えますが、うさぎの仕草をリアルに捉えた細部へのこだわりが感じられます。
安藤はある事件をきっかけに、朝倉塾を脱退したメンバー達と塊人社という美術団体を結成。戦争突入期には協力を要請され仲間と軍需工場も作りました。そんな戦中の1945年5月、安藤は山の手空襲で命を落とし、重要な作品の多くが焼失してしまいました。現存作品が約30点と少ないのもそのためです。
同展は安藤照の東京初の回顧展であり、制作への真摯な姿勢を関連作家の作品とともに紹介しています。
余談ですが、ハチ公は帰らない主人を毎日渋谷駅まで迎えに行っていたという話が浸透していますが、一方で、主人が帰りに立ち寄った焼き鳥屋でおこぼれに与ったことがあり、主人亡き後も焼き鳥目的で通っていたという説もあります。決して主人が恋しくなかったわけではないと思いますが、焼き鳥をもらうルーティンがストーリーテラーによって美談になったのかもしれません。
◎展覧会インフォメーション
渋谷区立松濤美術館 https://shoto-museum.jp/
2025年6月21日(土)〜8月17日(日) 月曜(7/21、8/11開館)、7/22、8/12休館
午前10時〜午後6時 ※入館は閉館の30分前まで、金曜は午後8時まで
一般1000円

展示風景

展示風景
ヒロさんレポート、毎回詳しくて有難いですーー。
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