争いごとを避けるために(How to avoid the conflicts)

We had Shadi Bashiyi, a managing chef of a Palestinian restaurant called “Al Mina” in Kanda, as a guest again. Tonight is very special for him but he joined us. Today is the 1st anniversary of his restaurant!!
今週も先週に引き続き、JR神田駅近くのパレスチナ料理レストラン「アル・ミーナ」のオーナーシェフ、シャディ・バシィさんをゲストにお迎えしました。先週のこのブログでお伝えし忘れてしまいましたが、今日26日は「アル・ミーナ」が開店してちょうど1年を迎えた日。そんな大事な日にもかかわらず、私たちと過ごして下さいました。今週は、そんなシャディさんの素顔に迫りました。

Shadi is from Haifa, the beautiful Mediterranean town in Israel. According to Shadi, there are about 1.5 million of Palestinians in Israel. Most of them can speak Arabic, Hebrew and English. Shadi went to schools for Palestinians.
シャディさんの故郷は地中海沿岸、イスラエルのハイファという美しい港町です。先週お伝えしました「アル・ミーナ」の意味、”港町”はシャディさんの故郷からとったものです。
思いきり勉強不足な私は、イスラエル国内にもパレスチナ人が大勢住んでいることを知りませんでした。シャディさん曰く、イスラエル国内に住むパレスチナ人は約150万人、アラビア語の他に、イスラエル人の言語であるヘブライ語も話す人が多いそうです。シャディさんは小学校から高校まで、パレスチナ人専用の学校に通いました。

He said Haifa is relatively safe, seems to be different from other cities such as Jerusalem. So he’s been longing for peace for a long time. He said, “If we could share things with others more, we would be able to cease fire.”
シャディさんの故郷ハイファでは、国際ニュースで頻繁に報じられるテロ事件はほんの少しだけしか起きなかったそうで、比較的平和が保たれていたようです。だからこそ、シャディさんは平和を心から願っています。
「もし何かを巡って争っているなら、それを”みんなのもの”と言えたら良いのに」これは決して、戦争を対岸の火事と見がちな日本人の意見ではなく、長い間続いてきた争いに身をやつしてきたパレスチナ人の一人の男の、切なる願いなのです。

If you missed tonight’s our show, please listen to a rerun from 2:30PM on next Thursday, March 3. Or enjoy meals at “Al Mina” and talk to Shadi.
今週の放送をお聴きになれなかった方は、どうか来週木曜(3月3日)の午後2時半からの再放送をお聴きいただくか、「アル・ミーナ」にてシャディさんとお話しいただければと思います。

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