We had Tatsuro Nishimura, a lyricist, as a guest again. He worked with Ekaterina for a song called “Story of the Old Castle”, which was played in the NHK’s TV music program for kids called “Minna No Uta” (Everyone’s song) in 2005.
“Old Castle” is originally an Ukrainian love song and he remade it into a fantastic story. Because it was supposed to be played in a kidvid, NHK thought that romantic love songs are not suitable for little kids.
*Click here and read the story of this song, which was revealed in last September.
Nishimura has written several songs for Ekaterina so far. He says that Ekaterina always sings her heart for her audience and that’s the appeal of herself. So please listen to her singing voice at her kimono fashion show if you haven’t heard it yet. The show will be held on March 29, 2011, 7PM- @ Shinagawa Intercity Hall.
*Click here for more details.
先週に引き続き、今週も作詞家の西村達郎さんをゲストにお招きしました。西村さんは、エカテリーナさんの日本でのメジャーデビューのきっかけとなった名曲『古いお城のものがたり』の詞を手がけました。2005年2〜3月に、NHK『みんなのうた』で放送され、これによりエカテリーナさんの歌声がお茶の間に浸透していきました。
*『みんなのうた』プロデューサーの川崎龍彦さんによるエピソードは、こちらをご覧下さい。
「あれ?あの曲って元々はウクライナの曲だから、作詞じゃなくて”訳詞”じゃないの?」とおっしゃる向きもあるかもしれません。確かに原曲はウクライナの『三日月』という曲ですが、内容がラブソングのため、子どもがメインターゲットの『みんなのうた』で流すには少しだけ大人な感じ・・・だから子どもたちの想像力をかき立てるようなファンタジーに仕上げよう!ということで、西村さんの紡ぎ出す美しい言葉のマジックにより、全くのオリジナルの『古いお城のものがたり』が誕生したというわけです。
詞を作るときに西村さんは、”エカテリーナさんの子どもの頃に見たであろう風景”を織り交ぜようと思われたそうです。エカテリーナさんの故郷はロシア・シベリアの森の中。だから”森”を曲の舞台にされたんですね。
そしてもうひとつ。西村さんはエカテリーナさんの伸びやかで美しい歌声を生かすために、字数を削ったと言います。それがサビの「♬風のな〜〜〜〜〜か〜〜〜〜」という部分に表れています。アルバム『エカテリーナ』をお持ちの方は、あらためてじっと耳を傾けてみて下さいね。
今は3月29日に行われるコンサート&着物ファッションショー(詳細はこちら)の準備で忙しいエカテリーナさんなので、ブログを書けない彼女に代わって言います。
「西村さん、番組でめちゃくちゃ褒めて下さってありがとうございます!エカはエカのままでいい、”心から、しか歌えない”のがエカの良さなのだから・・・その言葉、これからも忘れません! 」
西村さんがエカテリーナさんに提供した曲は他にも、これも皆さんおなじみの『ホッキョクグマ』(アルバム『うた〜心の故郷』に収録)、そして『白い光の中』(アルバム『夢』に収録)などがあります。これらの曲は、これからもいろんな場所でずっとずっと歌われていくと思いますので、耳にされた時は、先週と今週お伝えしたお2人の”絆”に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
*お詫び
3月29日(火)夜6時開場・夜7時開演のエカテリーナさんのショー@品川インターシティホールですが、詳しいお問い合わせ先をお伝えしておりませんでした。謹んでお詫び申し上げます。
(お問い合わせ先)オフィスビッグバン <TEL> 052−323−6656 *ホームページはこちら。