When the 911 attacks occurred in New York, I was really busy so I had no time to watch TV or listen to the radio.
Before that event, I met a crew of Air France. He was on the flight for New York but he couldn’t come back to Japan because of 911.
I got a phone call from him. He said, “I cannot go back to Japan”. But I had no idea what happened over there. He was amazed at a woman who didn’t know about such a headline-making case.
Now I often sing a song called “Hanamizuki”. Tokuhashi-san, my co-host, told me that the song is closely linked to the 911 attacks. Yo Hitoto, a songwriter of Hanamizuki, got an e-mail from her friend who was living in NYC at that time. Then she wrote the song in a week. When the song was completed, there were some bitter words such as “terror” “shotgun” etc. But she eliminated those words and then she thought of the phrase like “I hope you would be with your dearest love for 100 years”.
I will sing this song in the hope of peace from now on.
今日は9月11日ということで、私たちの番組では911特集をお送りしました。私は2001年の同時多発テロ当時はすでに日本にいましたが、忙しくてテレビやラジオを見たり聞いたりする時間がありませんでした。
ちょうどその頃、エールフランスの乗務員と知り合いました。その方はニューヨーク便のフライトに乗務員として勤務し、さあ日本に帰ろう、となった時にテロが起きて、帰れなくなってしまったそうです。
その人から電話がありました。「テロのおかげで日本に帰れなくなった」と。私は情報に全く接していなかったので、恥ずかしながらテロが起きたことを知りませんでした。その人からは「知らないの?もう世界中でニュースになっているのに!」と呆れられてしまいましたが・・・
そんな私が、一青窈さんの『ハナミズキ』を歌っているのも、何だか不思議な縁です。共同パーソナリティの徳橋さんが教えてくれたんですけど、この歌は実は911にとっても関係があるみたいなんです。911の直後、当時ニューヨークにいた一青さんのお友達からのメールをきっかけに、1週間で書いた曲なんだそうです。作詞をした当時は”テロ”や”散弾銃”といった言葉があったけど、それらの言葉を削って、やがて”君と好きな人が百年続きますように”の言葉にたどり着いたのだそうです。
今日のエクトルさんのお話を思い出しながら、これからも平和への願いをこめて、この歌を歌いたいと思います。