今週は南谷、月曜日までは舞台『私だけのクラーク・ゲーブル』でフランス人を演じておりましたが、16日、17日と京都でLIVEです。(詳しくは南谷Webをご覧ください)
そんな気ぜわしい秋の読書は・・・話題の芥川賞作家吉田修一の2冊。
吉田修一:1968年長崎市出身。1997年、「最後の息子」で、第84回文学界新人賞を受賞し、小説家デビュー。同作で、第117回芥川賞候補。2002年、『パレード』で、第15回山本周五郎賞を受賞し、同年には「パーク・ライフ」で、第127回芥川賞を受賞。純文学と大衆小説の文学賞を合わせて受賞。
吉田修一は、ま、いわば私たちの、同時代作家、です。
読書と言うとやはり先達の作品を読むことの多かった私もこれからは
同時代、または次世代の作家の作品にも触れる機会が多くなるんだろうなァと感じ入りながら放送しました★
“同時代”・・・”コンテンポラリー”・・・私が歌うことも時代の中の微かな息吹き。
航海中の映画「悪人」が話題の吉田修一作品ですが、「悪人」が生まれるまでに作家がたどった軌跡のひとつが透かし見えるような気がしました・・・。はい。
同時代の作家を読み続けるには読者にも力が必要だと思うのであります。
本日のON AIR曲
1:SACHMA(エルベッテ)
2:Nobody’s Child(トラヴェリング・ウィルべりーズ)
3:ゴーストストリート(南谷朝子)