アミュゼ★スクレ★シネマ
中村さんは今回、「香港映画・探偵シリーズ」をおすすめくださいました★
り★ぶ★る 「悪童日記」
先月、南谷朝子がそのキャリアを培った木冬社の主催者でもあります松本典子さんが他界されました。松本さんに教えて頂いたことは限りなく、本もたくさん進められて読みました。心残りなのは南谷が木冬社を去る前の年教えてもらった「悪童日記」…私にぴったりの役があるから読んでご覧と言われ、読んだのですが、そのまま上演の暁には私は劇団におらず、読書しただけになってしまった思い出の本です。早川書房が1991年に初版：堀茂樹翻訳：ハンガリーの作家アゴタ・クリストフのカミソリのような小説！第2次大戦のドイツに併合されていたハンガリーの田舎町へ母に連れられて疎開してきた双子の語りで綴られる物語。戦時中の人間たちの強さ、残酷さとその必然、殺伐とした現実から目をそらさず「冷酷」をわがものとして成熟していく・・お話し。キャラクターがみな鮮やか。（ウサギっこ、おばあちゃん、母、そして司祭様、脱走兵・・・）原題：Le grand Cahier
1曲目：DayDream Believer タイマーズ
2曲目：極限探偵シリーズOpning Theme
3曲目：記憶のとびら（南谷朝子）
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