Ryntenゲスト #341 りつ・おかださん 2

あれよあれよと随分暖かくなってきました。街ではジャケットを脱いでベンチに座り本を読む、あるいはスマホで何かをやってる、そんなサラリーマンやOLの方たちを多く見かける様になりました。さあ、そんなこの季節、如何お過ごしでしょうか?
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薄着になってきたのは確かなんですが、ちょうど時期的ににも新入社員の人たちが街にゾロゾロと歩いてる姿を目にします。意外と男性は皆さん、きっちりと背広のボタンを絞めて背中を真っ直ぐに伸ばして歩いています。
しかし、やがて何年も務めあげて来ますと、ジャケットの前ボタンを外しやがては、今頃の季節になると脱いで…、中にはネクタイをワイシャツのポケットに差し込み…なんて姿になりますね。
気分のいい、初々しい季節です。

■Ryntenゲスト
今週も先週に引き続き、去る2月にデビュー、平均年齢70歳“田川律さん”と“おかだ信一さん”とのユニット、《りつ・おかだ》さんの登場です。
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先週は、アルバム《ラストレコーディンvol.1》から“りつさん”の《包丁のりつ》でスタートしましたが、この日は“おかださん”のボーカルで《大和川リバーブルース》から。

岡『僕、大和川高校という学校に行ってたんです。』
倫『知りません !(笑)」
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“おかださん”の創ったこの楽曲は、その頃の事を 歌にしたもの。5番6番 …と続いていきますが、それぞれの締めくくりの歌詞が面白い。

倫『「あの頃の僕より今の方がずっと若い気がする」、最後に「でもやっぱりあの頃の僕は今よりずっとずっと若い。」と…負けを認めたな、みたいな。』
岡『はい。』
全員(笑)

“田川律さん”は生き字引の様な方。「日本のフォークロックを語らせたら」というところがあり、それらに関する書著も数多く、“レゲエ”“ジャニス・ジョプリン”“マイケル・ジャクソン”などの本も書かれています。

倫『時代を変遷してきた知識を蓄えててルックスからは想像出来ない。』
全員( 笑)
倫『海外の曲を訳詞、歌ってる曲があります。僕は非常に好きです。』
岡『味わい深いでしょ?』
倫『風景があります。』
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今日の1曲目はその楽曲《さくらんぼのでける頃》。

“りつさん”に曲紹介をお願いしたら“さくらんぼのできる頃”と言ってましたが、この“き”が“け”に変わるだけで「こんなにも味わいが違うのか!」と説得力を感じさせられました。

“りつさん”は60年代に僕もお世話になった《ニューミュージックマガジン》の創刊に関わってらして《中村とうようさん》《小倉エージさん》らの時代に既に名前は存じ上げてました。この雑誌、今は“ニュー”が取れて《ミュージックマガジン》となっています。

それと、“りつさん”は何故か、料理の本もたくさん出版されているんですねえ。
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律『3冊くらいかな。』

倫『チマチマした料理じゃなくて。』
律『大人の料理。チマチマしたのは出来まへんな。日本料理○○とかフランス料理○○とかはあかんな。でっかい鍋に作るもんじゃないとダメ。寸胴の鍋で作る。60人前70人前がええ。』
倫『つまり、炊き出し、ですね。』
全員(笑)
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律『牛の頭で200人前のカレーを作った事がある。』

岡『牛の頭なんてどこから買ってきた?』
律『くれた人がいましてねえ。』
倫『それが入る鍋ってどのくらいの大きさ?』
律『学校の給食鍋です。』

相方の“おかださん”はプロデュース・ディレクティングも含めいろんな経験をされてきています。そんな人がステージに立ち曲を書き演奏歌えばこんな奥深い、という世界を持っています。
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倫『ツアーも年内いっぱい。夏は活動せず?』
岡『“田川さん”は暑がり。夏は歩くと死んでしまうので温存してる。家でクーラーにあたってもらいます(笑)。』
倫『自分たちの曲を通して客席に一番何を伝えたいですか?』
律『こういう歌があんねんで、と。』

ディスクユニオンからリリースされた《ラストレコーディンvol.1》。
是非御一聴ください。

最後にアメリカの古い唄《グンナイ アイリーン》を聴きながらお別れしました。田川さん、岡田さん、また遊びに来てくださいね。
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【りつ・おかだライブスケジュール】
ステージ写真
●東京
・4月11日(土)新宿「02」
・4月25日(土)外苑前「Z.imagine」
・5月9日(土)吉祥寺「のろ」
・5月16日(土)青梅「W-Point」
●岡山
・5月22日(金)笠岡「カフェド萌」
総合お問い合わせ:アイノア TEL 03-3561-8751

【りつ・おかだ デビュー・アルバム】
りつ・おかだ ラスト・レコーディングvol1

『りつ・おかだ ラストレコーディング VOL.1』

■Ryntenダイアリー
先日、中央FMで見かけたポスター。
【築地小劇場とその周辺ー新蔵資料を中心にー】と題し、中央区郷土天文館特別展示室で開催中です。5月24日までです。
築地を探索してみては如何でしょうか?
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【木村大 guitar live “ONE” special guest 岡崎倫典】
先週は、僕の番組やライブに来てくれた、クラッシックギターリストの《木村 大》君のライブツアーにゲスト出演しました。
東京でのリハーサル時から二人で盛り上がりっぱなし。楽しかった〜!
“大くん”の演奏に絡んだり僕の演奏に絡んだり…が数曲あって、お客さんから「二人のセッションがよかった!」とお声がけも頂き、幸せな二日間でした。

@静岡「Garden Cafe Life Time」
《15代将軍・徳川慶喜》屋敷跡に創られた名園“浮月楼”望むJazz Barです。料亭やホテル、カフェなども立ち並び贅沢な、素晴らしい空間です。
ツアー初日は綿密なリハーサル。
初めて静岡市に降り立ちやや不安もありましたが、本番では“大くん”ファンが暖かく迎えくれて、本当に嬉しかった!
打ち上げは居酒屋さんで乾杯。色々な話に花が咲いた夜でした。
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@東京「Blues Alley Japan」
ここには、ソロではありませんが、ベーシストの《櫻井哲夫》さんとのユニット《Far East》で何回かお邪魔した事があります。
前日の静岡での“大くん”のファンの方が何人かお見えになられてましてねえ。気持ちが熱い!
ツアー最終日、本当に楽しくてずっと“大くん”と演奏していたかったなあ。。。
でも、また、次の機会を楽しみに待つことにします(笑)。
“大くん”は楽屋でもずっとギターを弾いています。こよなくギターを愛する青年ですね。僕はというと…コーヒー飲んでました〜(笑)。
別れ際に二人でツアーを記念成功を祝ってツーショット。
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■ライブスケジュール
■セミナー&インストアーライブ
・4月18日(土)大阪三木楽器梅田店
http://www.mikigakki.com/special/special_list_photo.php?Rec_Id=2465
三木楽器

■ジョイントライブ
・5月30日(土)谷山浩子コンサート〜放課後の音楽教室 倫典先生と〜」東京上野文化会館小ホール
http://www.t-bunka.jp/calendar/calview.html?ym=20155&d=33&m=small

■イベント参加
・5月24日(日)「東京ハンドクラフトギターフェス2015」すみだ産業会館サンライズホール
http://handcraftguitar.jp
東京ハンドクラフトギターフェス2015

■ソロライブツアー
・4月24日(金)宮崎高鍋「ドルフィー」
http://www.dolphy1993.jp
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・4月25日(土)福岡朝倉「音茶」
http://www.asakura.ne.jp/onsa/kin_live.htm
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・4月26日(日)福岡小倉「フォークビレッジ」
http://members.jcom.home.ne.jp/folkvillage2/top.htm

・4月28日(火)鳥取米子「Bexx ~frame
3周年記念イベント「岡崎倫典アコースティッライブ」
http://www.bexx.jp
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・4月29日(祝水)「サウンドカフェ f」
http://fsoundcafe.blog.fc2.com/blog-category-6.html

・5月2日(土)三重四日市「Galliver」
http://www.galliver.gr.jp
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・5月3日(日)奈良「ビバリーヒルズ」
http://flower6.jp/
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・5月4日(祝・月)愛媛松山「スタジオOWL」
http://wwwa.pikara.ne.jp/owl21/

・5月6日(祝・水)広島「J’S Bar」
http://www.cusi.ne.jp/jsbar/jb01.html

・5月16日(土)鳥取「スタジオ大輪寺 RuRu カフェ」ゲスト:ノグチアツシ
http://live.house.rurucafe.jp
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・5月23日(土)東京水道橋「カフェ らいん」
http://www.caferijn.com/

■アルバム情報
Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng –
テレサ・テンとの夢のコラボレーションをスペシャルトラックとして収録。

【譜面集『Eternal Rynten plays Teresa Teng』】
『Eternal Rynten plays Teresa Teng』譜面集が出ました!、自信作です。
何が自信作かというと…非常に読みやすく見やすい!実際に楽曲も素晴らしいものばかりですから、是非弾いてみて下さい。