Ryntenゲスト #304 沢田知可子さん 1週目

今年も暑い夏かやって参りました。如何お過ごしですか?
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7月中旬、ドイツの優勝で幕を降ろした《ブラジルワールドカップ》。残念ながら日本は早くに敗退してしまいましたが、意外だったのは“ブラジル”の大敗。準決勝で「まさかあんな結果になろうとは…」と、そう思われた方、僕だけではないでしょう。結果的に“ドイツ”は南米開催としては、初のヨーロッパ勢の優勝という事で錦を飾りました。まあ、ゲバ票と言ってしまえばそれまでですが。

そんな“ワールドカップ”にまつわるおたよりを頂いています。
ご紹介します。
・A.M.さんから『ラジオ300回突破、おめでとうございます。』
ーありがとうございます。
 『ワールドカップでは日本は残念な結果でしたが、サポーターの行動がニュースになり試合の終わった後のゴミ拾い…「今沖の若者もなかなかやるじゃない」と嬉しくなりました。』
ーこれは日本に限らずですけど、色んな事が見えて来ましたね…いいも悪いも。』
・TAKさんから『サッカーを観ていますと、“メッシー”や“ネオマール”の足さばきもプロギターリストの指の動きも同じ様に見えて来ました。』
ー渋いところを突かれましたね。
 『どちらもトレーニングしないと動く様にはならない“ギターの運指”“フィンガーリング”も同じですね。』
ーもちろんですね。何事もそうなんですけど、トレーニングあるいは練習、これを積み重ねる事で少しでも改善されていく、少しでも上達していく、と言うのは“お定まり”と言いますか…。
 『薬指と小指を「別々に動かせない。』
ーこれは当たり前ですね。これもトレーニングによって徐々に変わって行く…この辺りもスポーツも音楽も変わらないきがします。

■ライブスケジュールです。
・8月7日(木)東京「バックインタウン」ゲストは中川イサトさんです。
・8月24日(日)長野佐久「れもん」
・9月13日(土)新潟「カポタスト」
・9月20日(土)福岡朝倉「音茶」
・9月27日(土)東京水道橋「らいん」

●イベント出演:
・8月23日(土)群馬野反湖キャンプ場「野反湖フィールドフォークコンサート」

●中国ツアー
・8月10日(日)大連
・8月12日(火)長沙
・8月14日(木)海南
・8月16日(土)上海
・8月17日(日)杭州

■Ryntenダイアリーです。
北海道に行ってきました。夏に行くのは久しぶりです。
はっきりしないお天気もありましたが、晴天の日もありました!
Blue Sky In Hokkaido

暑いとは言えカラリとしているのがいいですね。
ただ、富良野やその近郊では観光客が多いせいか、ホテルが全く取れなかったのが残念でした。
でもラベンダーが奇麗でしたね。

初日は富良野《啄木鳥》。
もう何回目になるででしょうか?いつもたくさんのお客さんが集まってくれます。
今回も盛り上がりました~!
マスターが僕の為に写真店で調達してくれた、《赤いちゃんちゃんこ》と《赤い帽子》。
嬉しかった!
Kanreki

打ち上げでは色んな方がそれぞれの思いで持ち寄せたお料理の数々…。
この“啄木鳥”では、毎月、一つのテーマでお料理を持参しみんなで食する、というイベントをやられているそうです。
で、今回は僕の為に「倫典さんに食べてもらいたいお料理」がテーマだったんだとか…。
どれも美味しかった!
「僕もいつか参加したいなあ…」そう思います。
前回会えなかった、一人娘の《みずえちゃん》、今回会えて良かった!
with Mizue-chan

「“みずえ”ばっかり…」といじけ気味のマスターともツーショット。
with Master of Kitsutsuki

二日目は旭川「フォークジャンボリー」。
Folk Jamboree

マスターの横島さんはフォークミュージシャンで、月に一度、「横ちゃんデイ」と題しライブをやられています。
横ちゃんとは、僕が初めてのアルバムを出す前からの付き合いです。
長いですね。
Master of Flok Jamboree

前回(昨年)も僕のライブの日、他のコンサートと重なっていましたが、今回もまた…(苦笑)。
でもそれにも関わらず来て下さった人たち、有り難い事です。
カヴァー曲コーナーでは唄ってる人たちもいて嬉しかった。
打ち上げ、盛り上がりましたよ。

三日目は茂尻《ふくろう》。
マスターが書いてくれたライブのお知らせ…素敵ですよね。
Poster of Fukuo]

ここでライブをやらせてもらうのは、今年で2回目。
「おかえり~」というかけ声もあったりして、ライブも盛り上がりました~。

打ち上げもさらに盛り上がりました。
マスターが創ってくれた料理の数々、美味しかった!
Master of Fukuro

今回初めて会ったマスターの飼っている犬たち…人が大好きで、この4頭の他にも自宅に2頭いるそうです。
動物好きな人に悪い人はいない…ホントにそう思います。
Dongs of fukuro

帰り際、北海道では欠かせないスタッフと記念撮影。
Staff of Hokkaido

今年の夏も、どこも暖かく迎えてもらいました。

■アルバム情報
Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng –
テレサ・テンとの夢のコラボレーションをスペシャルトラックとして収録。

【譜面集『Eternal Rynten plays Teresa Teng』】
『Eternal Rynten plays Teresa Teng』譜面集が出ました!、自信作です。
何が自信作かというと…非常に読みやすく見やすい!実際に楽曲も素晴らしいものばかりですから、是非弾いてみて下さい。

【Ryntenゲスト】
今週と来週は《沢田知可子さん》がゲストです。
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中央FMが今のビルに移転してからから初めて。2年ぶりの登場です。
『ご無沙汰しております。スタジオが奇麗でビックリしちゃった~。倫典さんが一段とキラキラ若返った様な…』と笑顔で話す“知可子さん”はこの夏、NEWアルバム《Sing
with Me~あなたと一緒に歌いたかった~》をリリース。
いろんなアーティストとのデュエット作品です。

先ずはそのアルバムから《INSPI》というコーラスブループとのアカペラジによるジョイントで、大ヒット曲《会いたい》を聴きながらスタート。僕はいつも通り知可ちゃんと呼ばせてもらう事になりました。

倫『新しいアルバム“Sing with Me”』
知『あら、発音が上手い(笑)』
倫『夕べずっと練習してた』
知『(笑)さすがはギターリスト!』
倫『全然関係ない(笑)』

“INSPI”さんは6人組、楽器は一切使わずコンサートをされている、本当の“アカペラフループ”。
この“会いたい”という楽曲はいろんなバージョンでレコーディングされています。

倫『バージョンによって色・景色が変わっていくけど、また新たな風景が。』
知『不思議なんですけど“会いたい”って変わっちゃいけない!壊しちゃいけない!という気持ちで臨んでいます。』
倫『ファンの方は、そういう希望を持つ人も少なからず?』
知『ここ変えられちゃった~みたいな。』
倫『賛否両論。でもこれは曲ので出しから新鮮、聴いてて落ち込まない。』
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“INSPI”さんたちは大学生の時からコーラスグループ。
デビューして15年、とても謙虚で大学生のピュアなまま時間が止まっている様で、知可子さんはいつもパワーをもらっているそうです。

倫『今回のアルバムは各曲全て違う人と?』
知『はい、全員男性で凄い緊張しました。』

今回、とても豪華な共演陣です。

倫『グループ参加が“INSPI”さん、あとは全員ソロシンガーたち?』
知『私と同時代を歩んで来た《池田聡さん》、《中西保志さん》、《中西圭三さん》、《河口恭吾さん》、ちょっと先輩の《杉山清貴さん》、《稲垣潤一さん》、面白いところでは最近お茶の間で活躍している《ダイアモンド☆ユカイさん》、ちょっと若いシンガーソングライターの《エバラ健太さん》、最後に実は私の夫が…』
倫『“エバラさん”はよく存じ上げないけど、アルバムを聴いた時「いいな」と思った曲があるのでそれを聴かせて下さい。』

ここで1曲。“エバラ健太さん”とで《君と僕の永遠》。

曲を聴き終えて…

知『これはペットロスがテーマ、鎮魂歌の想い。』
倫『この詩は僕の好きな世界。今は滅多に観られない昔の風景が出て来る。』

“エバラさん”は31才。知可子さんが以前ご一緒した時に、声にシビれお願いして実現したんだとか。これから大活躍される方だと思います。
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倫『各曲の声を聴いてると声・歌い方が個性あるな、と。複数の方が曲を書かれていますね。』
知『せっかくやるんだからもっと色を見せたい、と今回は全てオリジナル。“河口恭吾さん”もご自分で詩を書いて「唄いましょ!」と言って下さり、“中西圭三さん”も「子供のいない大人でも子供たちに伝えるメッセージがあってもいいんじゃないか」というテーマで大好きな作詞の方に《小さな手》という詩を書いてもらいました。』
倫『男女の仲も「惚れたはれた」ではすまない部分が違う表現になってる?!』
知『よくぞ気づいてくださいました!デュエットって男女が見つめ合って唄う…が多い。でも50を過ぎて同じものを見て、同じ夢を目標に生きて来た…という目線でのデュエットがあってもいいんじゃないか?!をテーマに創ったんです。』

倫『実際に“池田聡君”も「男女というより同じ時代に生きている友としての見方やつき合い方を作品にする」と、こういうアルバムになる、とはっきりと出てる感じがする。』
知『“池田さん”は私たち夫婦を見て来て私たちの為に創ったのが《ハレルヤ》。“杉山清貴さん”が一緒に唄ったのは、凛とした男と女を創ってくださった《松井五郎さん》が書いてくれた詞。』

“松井五郎さん”は大御所です。
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知『やはりプロの作詞家というものをなりわいに生きてきた人の言葉は違う。「一番すごい!」と思うのは、情景描写をちゃんと見せてくれる。』
倫『日本語ってこうなのか!と短い言葉でいろんな事を表現し、いろんなものを想像させてくれます。』

倫『面白かったのは“中西圭三さん”が子供番組に出演している事。』
知『「自分はここに必要とされている」とモチベーションを見いだしちゃったんですって。』

倫『“杉山清貴さん”との《言葉じゃなくても》。これも戦友とか同じ世代・方向を向いた人間として?』
知『私たちはアラフィフのくせして、同じ世代の人に聴いて欲しいと“アラウンド40メモリーズ”というジョイントコンサートをやってます。』

今日の2曲目はその“杉山清貴さん”との“言葉じゃなくても”。

さて、沢田知可子さんのコンサートのお知らせです。
落語家の《立川談慶さん》と創作落語で“会いたい”を“河口恭吾さん”の“さくら”とのコラボレーションがあるそうです。
ちょっと想像出来ませんが、面白い内容になりそうです。

また来週もお越し頂きます。
どうぞお楽しみに。

【沢田知可子“Sing with Me”コンサート】
場所:東京渋谷「文化総合センター大和田さくらホール」
日にち:10月11日(土)開場18:00 開演18:30
    10月12日(日)開場15:00 開演15;30
入場料:全席指定 前売り6,000円、当日6,500円(税込)
プログラム:第一部:立川談慶(名曲落語)、沢田知可子「会いたい」・河口恭吾「桜」
      第二部:ゲスト 河口恭吾、エバラ健太
Sawada Chikako Concert
詳細は、沢田知可子さんのオフィシャルホームページにてご確認ください。

【お知らせ】
番組内でご紹介した沢田知可子さんの7月23日発売予定の最新アルバム「Sing with Me」発売が延期となりました。詳細は、沢田知可子さんのオフィシャルサイトにてご確認ください。