Ryntenゲスト ~Vol.261:庄野真代さん 2週目

2013年を振り返り、もう4分の3が終わってしまった事に気づきました。“光陰矢の如し”という一言では片付けられない程、時の流れが早く感じられる僕ですが、みなさんは如何ですか?
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早速ですが、お便りをご紹介したいと思います。
9月初旬に韓国のソウルと釜山へ行ってきました。特に、釜山ではワークショップもやりましたね。
韓国の方々からお便りを頂きました。
・Ki Young Namさんから《Smoke get in Your Eyes(煙が目にしみる)》に『Very very splendid. Tab譜が欲しい。』とも。
・광섭 차さんからは、《Close to You》にコメントを頂きました。

その韓国での写真などをアップしておりますが、釜山で《City of Tokyo》を70人程の学校で演奏した時に、全員総立ちで僕の演奏に合わせて歌ってくれたんですね。もう、前代未聞です。しかも歌詞がない…メロディしかない曲を中高生が手拍子、足拍子でハミングしながら歌ってくれたのは、感動でした。
同じ日、全校生徒さん全員がギターで僕の《トトラの島》《雲の上の小さな島》を演奏してくれました。これもまた、感動でした。

そんな僕のブログにTAKさんから印象的なおたよりを頂いています。
・『次世代まで弾かれ継がれて行くであろう文化を感じます。』

他にも《少年時代》《Bayseide Resort》などの楽曲に関するメールも頂いています。
みなさん、有り難うございました。

■ライブスケジュールです。
インストアーライブ
・10月20日(日)神戸「アップルギター」
・10月26日(土)越谷「MACS大野楽越谷店 Memphis」
ソロライブ
・11月2日(土)秋田「ポートタワー セリオン2F」
・11月6日(水)福島いわき「バークイーン」
・11月10日(日)三重四日市「ガリバー」
イベント出演
・11月9日(土)大阪「サウンドメッセ」

●ライブにご来場の皆様へお願い●
ライブ中は録音や撮影は禁止です。
ステージに上がったり、ギターや機材に触ったりしないで下さい。
楽器はとてもデリケートで、なによりアーティストの命です。
マナーを守り来場者皆さんが心地良く楽しめるライブになるようご協力ください。
http://www.rynten.com

■Ryntenダイアリー
今回は京都から始まり、高山、福岡とまわり東京に戻りました。

京都《都雅都雅》は今月で閉店します。京都の灯りが消えるようで寂しいですね。
でも、閉店の理由はビル自体の問題だそうですから、またどこかで再開される事を願っているアーティストも多いと思います。もちろん僕もその一人です。

いつも熱いお客さんの多い京都ですが、この日は一段と熱かったような…。
遠く鳥取から来てくれた友人達や僕の教室生徒の“大地君”も。
終演後はみんなで《ぴん》で打ち上げ。
ぴん

“ぴん”は以前、ここで紹介しましたが、ふらっと呑みに立ち寄ったお店でした。で、僕らが呑んでいたらマスターが「お客さん、僕の好きなギターリストによく似てますね。」と声をかけられ、「何ていう人?」と聞いたら「岡崎さん、っていいます。」。びっくりしたと同時に嬉しくて思わず車の免許証を見せてしまいました(笑)。
それ以来のお付き合いです。

その後は、きたやまさん、二郎さん、鈴木康博さんらたくさんのミュージシャンが訪れているそうです。ライブのやっているんだとか。僕の知り合いのミュージシャンたちも、ここで演奏しています。

この日もお客さんで一杯、なにより!

みんなで“都雅都雅”の再開を祈りながら、記念撮影。
京都記念撮影

翌日は岐阜高山“ピッキン”へ。
電車は満席。
「みんな何処へいくんだろうか?」などと考えていましたが、この日から連休という事に気がつき…。
しかも初日…混んでいるのもあたり前か…と納得しましたが。。。

車中で見た飛行機雲、澄んだ青空が奇麗でした。
飛行機雲

今年も東京から来てくれた人、長野からも駆けつけてくれたみなさんありがとう!
僕のライブには何度も足を運んでくれてるみなさんの顔も。
嬉しかったなあ。

打ち上げは、マスターに時々連れて行ってもらう“浪速すし”で乾杯。
マスターと記念撮影。ピッキンの看板に似てますよねえ(笑)。
ピッキンのマスターと

少し前から風邪をひいていたんですが、この日に限って咳が…。
みなさんにご心配をおかけ致しましたが、何とか治りつつあります。

中部国際空港から一路福岡へ。
移動日でしたのでやや気持ちも楽になりましたが、結局音茶のマスターと呑んだくれてました(爆)。

そして、津屋崎“サーフ9”。
今回もたくさんのみなさんに来て頂きました。
サーフには、新たに3匹の猫が。。。
サーフの猫達

何度か紹介している、“ミー子”が3日程戻っていないそうです。『たぶん、交通事故にでも合ったんじゃないかな、と思う。』とマスターが言ってました。
確かにサーフの回りは閑静なんですが、それに反比例して車の行き来が多いのが気になっていました。
無事であればいいのですが…。
“トラ”は相変わらずのマイペース。風が気持ちいいのか、ずっと寝てました。
サーフのトラ

今回の富士。
今回の富士

■アルバム情報
Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng –
テレサ・テンとの夢のコラボレーションをスペシャルトラックとして収録。

【譜面集『Eternal Rynten plays Teresa Teng』】
『Eternal Rynten plays Teresa Teng』譜面集が出ました!、自信作です。
何が自信作かというと…非常に読みやすく見やすい!実際に楽曲も素晴らしいものばかりですから、是非弾いてみて下さい。

【Ryntenゲスト】
■ゲストコーナー
今週も先週に引き続き《庄野真代さん》にお越しいただきました。
『今週で2回目。もう2回会ったら友だち。』とご挨拶をされた“庄野さん”。
今回もジャクロタングス”との新しいアルバム《Cinematique》から《飛んでイスタンブール》を聴きながらスタート。
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先日の“オリンピック”選考で賑わした“イスタンブール”。
庄野さんは『気持ちはイスタンブールに一票でした。』だったそうです。
僕も東京が選ばれたのは嬉しかったけど、意外でしたね。

庄『東京が選ばれたのは嬉しい事。でもオリンピックはスポーツでの平和の祭典、世界中の色んな国で開催したらいのになあ、って思いました。』
倫『開催する事によって発展する足がかりにもなる。』
庄『インスタンブールに決まったら「聖火ランナーに立候補しよう。」と思ってました(笑)。この話題の中でこの曲をタンゴ風にアレンジしてレコーディングしてたんです。』
倫『この落ち着き方は、アレンジだけだはないと思う。』
庄『ジャクロタングスって20代と30代ちょっとの3人。レコーディング中はお母さんみたいな気持ち、保護者みたいな(笑)。』
倫『積み重ねって凄い!』
庄『何を歌っても理想の歌い方に近づかない。こんな未熟でいいんだろうか?って。今日が一番若い、明日と比べると今日が未熟だから。』

そんな謙虚さが前にすすむエネルギーになっているんですね。
78年リリースのシングル、“飛んでイスタンブールは”3種類のジャケットで発売されています。

庄『最初、ヒットすると思ってなかったので、その少し前に撮った宣伝用写真を使いました。その後「売れてるらしい。」「ちゃんとしたジャケットをスタジオで撮ろう。」と。でも急いで発売したので「構図がよくない。」となり、再版する時に、別のを使ったんです。』
倫『ファンの方は全部欲しいでしょうね?』
庄『そうかなあ。私のジャンルは“ニューミュージック”と呼ばれて、全体的に「このジャンルが好き。」みたいなファンの人が多いです。』

そんなファンの方々がいてからこそ、長続きするんだと思います。
ここで、“Cinematique”から“ウナ・セラ・ディ東京”。

聴き終えて…
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倫『原曲は知ってますが、こんな世界になるとは…。』
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庄『アレンジの“木田さん”は“ザ・ピーナッツ”をリスペクトして創ったと…。』
倫『“ザ・ピーナッツ”のコーラスが聴こえて来る様な…。ユニーク、個性的なアレンジですね。』
庄『どの曲にもフージョンとか色んな要素が入っていて、通して聴くと面白いアルバムです。』

そのコンサートは、“ジャクロタングス”の3人とレコーディングに参加したバイオリンとギターのメンバーが加わるそうです。庄野さんは『CDサウンドと同じだけど、生演奏はまた違いますし、レコーディングから2ヶ月経ってまた円熟味も増しています。会場の“浜離宮朝日ホール”はクレッシック、彼らの生の音が素晴らしく響くと思います。』とおっしゃってました。
大きな期待ですね。
それと、ずっと僕が聞きたかった、庄野さんが主催企画している《セフテンバーコンサート》。

庄『9月1日から最後の日まで全国各地の会場で開催し、その何カ所かに参加、出演します。市民の力で音楽のある場から平和のメッセージを発信しようというコンサートです。』
倫『素晴らしいですね。』
庄『会場では、最初に創り上げた意味をちゃんと解釈してくださり、一生懸命やってくださっていて胸が熱くなります。』
倫『唄だけけでなく、講演会、料理の話しあり…。多忙ですね。』
庄『11月にはユーラシアマラソン大会に。少しずつタイムは上げてます。』

先週、お会いした時に庄野さんから『還暦ライブやりますから、是非一緒に!』とお誘いを受けました。そのライブとは…

庄『2年前から計画、ホールは7月におさえてあります。還暦の人ばかり集まってコンサートして、お祝いの言葉を頂き…スタッフも還暦で…。お客さんも還暦は割引…こんな素晴らしい、楽しいイベントを創ろうとしています。来年一緒にやりましょうよ!』
倫『素晴らしい!是非!でもちょっと高齢?(爆)』

最後に《乾杯モンテカルロ》を聴きながらでお別れしました。

2週に渡って来て頂いた“庄野真代さん”、お会いするのは初めてでしたが、お名前、曲はよく存じ上げていました。いい感じで年を重ねている、と言う印象です。
世界中を歩き、人と出逢い、コミュニケーションをとってきた事が音楽、アルバム、ステージに“反映する”と実感させてくれる、そんなアーティストだと思います。
そして“Cinematique”は、何回か番組の中でも聴いて頂きましたが、素晴らしいアルバムだと思います。
ずばり、庄野さんは僕と同じ年の生まれ。
ジャクロタングスのメンバーのみなさんは30代前後、ほぼ親子の世代のコラボレートが見事な仕上がりになっています。
是非聴いてみてください。

庄野さん、また遊びに来て下さいね。
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【庄野真代&ジャクロタング Cinematique Concert 】
10月13日(日)東京浜離宮朝日ホール・音楽ホール
庄野真代チラシ
詳細は、庄野真代オフィシャルサイトにてご確認ください。

【庄野真代 最新アルバム《Cinematique ~シネマティーク~》】
Cinematique
Cinematique ~シネマティーク~

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