Ryntenバイエル~vol.192「Mrs.Robinsonを弾こう 6回目」

バイエル動画アップしました。お待たせしました!

【河童のひとり言】
5月半ばから10日間、中国に演奏ツアーに行ってきました。初めてお度ずれる中国の地は、広大で大らかで、悠久の歴史に包まれた‘秘めたる力’をあちらこちらで感じさせてくれました。人の多さ、車の数も日本の比ではありません。高層ビルやアパートが延々と続く都会だけでなく、高速鉄道で何時間走っても途切れることのない田畑、そこに張り巡らされた膨大な送電線の数など、中国の底力をまざまざと見せつけられた気分です。マナー、モラルや習慣、考え方の違いはさておき、中国の素晴らしさを感じると同時に、日本の素晴らしさも再認識させられました。自分の国が誇りに思えることもありましたが、自分の国が情けないと思うこともしばしば…

【今週のRyntenNews】
梅雨間近、おあつーございます。如何お過ごしでしょうか?

【河童のひとり言】での初めて中国ツアー。
いや~、凄い国です。何度も行かれてる方、あるいはお仕事で中国と深く御付き合いのある方もたくさんいらっしゃると思います。
驚いたのは、車・バイクそして歩行者が入り乱れての交通状況ですねえ。僕自身の感想から言えば、中国で運転する事は“不可能”という個人的 な判断を下しました。
《故宮も‘ケタ’が違うな、という感じがします。歴史の長さ、深さそして規模、全ての‘ケタ’が違う。‘ケタ’と言えば、高速鉄道。中国の新幹線です。車窓から眺める小麦畑、地平線のかなたまでずっと続いていました。本当に食の宝庫と言ってもいいのでしょうね。
もう一つ、北京大学。ここの学生での数たるや…凄かったです。北京大学構内でライブをやらせてもらったんですが、感心させられたのは、ライブがおわった夜9時半頃になっても学生がたくさん歩いている!日本では見られない光景でした。大学3年までには、“世界中の企業へほとんどの就職が決まってる”、というくらい凄い大学というのが、‘空気’で、‘肌’で感じさせられました。
個人的に…‘ビール’のアルコール度が低い。次のアルコールといえば、‘パイチュウ’という非常に度数が高く…中間がないのが辛い部分でしたが。。。

中国からもおたよりを頂いていますので、次回に紹介させて頂きたいと思います。

■Ryntenダイアリーです。
さて、‘石家荘’でのライブを終えた翌日、高速鉄道に乗り込み‘鄭州’へ。

駅からみた風景、ここも黄砂のせいかかすんでますね。

この日の車内は全て向かい合わせの座席、で、僕の向かいには女性が2人。せっかくなので…と話しかけてみました。とは言っても中国語は話せませんので、英語と漢字を混ぜ合わせて、紙に書きながらの会話です。お二人とも看護士さんでお仕事を終えての帰りなんだとか。楽しいひとときでした。

しばらくすると、スタッフから『間もなく黄河を渡ります。』と言われカメラをかまえました!次期的に水は少なかったけど、やっぱり広い!

‘鄭州’でのライブはこのツアー初めての‘ライブハウス’でした。通常は書店なのですが、ステージもそなわっているんです。ここでも、地
元で生徒をたくさん抱えているギター学校の先生がお手伝いしてくれて心強かったですね。で、先生とツーショット。

ライブは、というとあまりのお客さんの多さにお店の方もビックリされていたとか。有り難い事です!

夜は町中の食堂、と言っていいのでしょうか、その店頭、外で食事をしました。ここで、今は無き“ミゼット”も何台か見かけましたよ。まだ使っているとは…ものすごいパワーを感じましたねえ。
みんなに薦められて呑んだ度数の強い中国のお酒。火をつけたらこの通り…炎が見えますか?

そして‘上海’へ。

‘鄭州’を朝8時半の高速鉄道に乗り、‘上海’に着いたのは午後4時過ぎ。これほどの距離を走っているにも関わらず、まだまだ中国は続いているんですよね。
スタッフに『南側に入りましたよ。』と言われ景色を眺めていると、北とは明らかに植物、建築物などが違っているのがはっきりと分かりました。しかしながら北京の駅同様、駅構内が広過ぎて『まるで空港!』です。

巨大な街‘上海’に着いて早々準備、この日は楽器店のホールです。ステージには大きな電光掲示板があり僕の映像が…恥ずかしいやら。。。
オープにオングには、同じく地元でギター学校をかまえていて、ギターも製作している《セブン》さん、ニックネームですが。。。優しい音色を奏でる方でした。

ここでも満杯のお客さんで、立ち見の方もたくさんいました。嬉しかった!《セブンさん》が楽屋代わりに使っていた会議室のホワイトボードに描いた僕の似顔絵…みんなは『似てる!』と笑ってましたけど。。。

またまた来週に続きます。

■スケジュールです。
・6月16日(土)東京曙橋・Back in Town「チョン・スンハ」君のライブにゲスト出演します。
・6月18日(月)東京文化会館「谷山浩子さんコンサート」で2人きりでのライブをします。

●ライブにご来場の皆様へお願い●
ライブ中は録音や撮影は禁止です。
ステージに上がったり、ギターや機材に触ったりしないで下さい。
楽器はとてもデリケートで、なによりアーティストの命です。
マナーを守り来場者皆さんが心地良く楽しめるライブになるようご協力ください。

http://www.rynten.com

■Newアルバム情報
Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng – 
テレサ・テンとの夢のコラボレーションをスペシャルトラックとして収録。

■『Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng – 』譜面集のKMP出版から発売決定。時期が未定ですが、必ず出版しますのでお待ちください!

【Ryntenバイエル】
Ryntenバイエルは、今回から新しいテーマ「Mrs.Robinsonを弾こう」の6回目です。映画「卒業」のために書き下ろされたサイモン&ガーファンクルの名曲です。「フィンガースタイルで弾くソロ・ギター名曲集 永遠のメロディ20」(リットーミュージック)に掲載されている譜面のアレンジで紹介していきますが、お持ちでない方でもわかるよう、解説にチャレンジしたいと思います。Tuning:Standard/CAPO:2で演奏していきます。ぜひ、チャレンジしてみてください。


弟4弾CD付き譜面集「フィンガースタイルで弾くソロギター名曲集ー永遠のメロディー20」

今週最後の曲はテレサテンさんのカバー曲「時の流れに身をまかせ」。ぜひ、お聴きください。
http://www.youtube.com/watch?v=NhlZ5dOABos

この番組は中央エフエム(http://fm840.jp )をキーステーションに、 ラジオ・ミュー(http://www.fm761.co.jp )、 富山シティエフエム(http://www.city-fm.co.jp )、 エフエムとなみ(http://www.fmtonami.jp )、 エフエムおかざき(http://www.okazaki.fm )、 エフエムわっち(http://www.fm-watch.jp )、 エフエムちゃお(http://792.jp )、 エフエムゆめウェーブ(http://www.yumewave.jp )、 かずさエフエム(http://www.kazusafm.net )、ビーエフエム(http://www.befm.co.jp/)、ダラズエフエム(http://www.darazfm.com/)、フレンズエフエム(http://www.friendsfm.co.jp/)、エフエムG’Sky(http://www.fmgsky.com/)以上、13局のコミュニティエフエム局で放送中です。

■チョン・スンハ君がいよいよ来日します。
神戸・京都・名古屋・東京2Days・大阪と計6カ所で開催さ
れます。アコギファンは必聴です。