ゲスト:「こわれたおもちゃに命を注ぐおもちゃドクターとは?(後半)」日本おもちゃ病院協会理事 おもちゃドクター 嶋田弘史さん


https://soundcloud.com/fm840jp/mamastudio151005
番組はコチラをクリック↑していただくと視聴できます♪

ど~も^^あっこです。
本日のゲストは日本おもちゃ病院協会理事で、長年おもちゃドクターとして全国でご活躍の嶋田弘史さんです!
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後半では、おもちゃを通して子育ての今と昔を考えました。嶋田先生のインタビューの中でズキッと心に刺さったのは「昔はね、おもちゃなんか買ってもらえなかったの。おもちゃは作るもの。そんな時代だった」というひとこと。安く・手軽に・便利になった現代の生活の中で、おもちゃの大切さはどんどん薄れていき、こどもに「ものを大切にする」という気持ちを教えることが難しくなっているように感じます。豊かさがもたらす貧困・欠乏。おもちゃに限らず、こどもに大切にしてほしいことを伝えたいと思うときに、ぶつかるのがこの「現代版便利な豊かさ」です。

私は祖母から「もったいない」を何度も何度も口すっぱく言われ、教わりました。祖母はごはんを食べた後に、お茶碗にお茶を注ぎ、おわんについているお米の跡さえないぐらいにきれいに食べてました。戦争の話も聴きました。芋のつるを食べて生活していたこと、具なしの薄いお味噌汁を何日かにわけて食べていたこと。そんな話を聴きながら、そしてものを大切にしている姿を見ながら育つと、不思議と心に大切にしたいものが沢山溜まっていました。

「壊れたおもちゃを直す」ということがもたらすことは、単に「壊れたおもちゃが直る」だけではない付加価値を与えてくれます。壊れていたものがまた動き出す感動。より大切に使おうという気持ち。こんな積み重ねが、こどもの心に「大切なこと」として蓄積していくのではないかなと思いました。
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嶋田先生に最後にラジオをお聞きのママさんへメッセージをお願いしますとお願いしたところ、「今のお母さんは充分頑張っていらっしゃるので、それでいいんじゃないですか。そのままで。」と語ってくださいました。大先輩からの温かいエールのように聞こえました。

家の中にあるおもちゃたちを、親子で大切にしたいなと思います。

次回は11月3日(祝)に開催する「第1回育フェスCHUO」をピックアップ♪お楽しみに!
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